ゴルフを練習しても上達しないし、下手になった気さえもする。という方はたくさんいます。
個人的には楽しければオールオッケーと思いますが、本人が「上達したい」や誰かに「上達してほしい」と期待をかけられていたら楽天的なことを言っているわけにいきません。
ゴルフを始めたばかりの初心者が練習を始めて上達するまでどのぐらいの期間が必要なのかも目安としてまとめてみました。
目次
1.ゴルフが上達しない人=100切りできない理由
ゴルフが上達しない人=100切りができない人という目安でこの記事では解説していきます。100切りできる人には共通点があるのでその裏返しで理由を見ていきましょう。
スイングが不安定
ゴルフが上達していない人は基本となるスイングに一貫性がない人が多いです。その日の気分や体調によって同じスイングを打てないというのもありますが、そこを微調整できるようにまでスイングを安定して打てるようにしましょう。
理想的なスイングができない、で、悩んでいると思うんですが、理想的なスイングを覚えるための練習が間違っているのかもしれません。
フォロースルーやグリップの握り方など一つ一つ理想の形を理解してクリアしていきましょう。
ショートゲームの練習が足りない
ゴルフスコアにおいて、ショートゲームは非常に大事ですが、練習をあまりしていない人は上達しません。ショートゲームをおなざりにしている時点でゴルフを本気で上達させたいと思っていないのかもしれません。
コースマネージメントができない
適切なクラブの選択や、難しいショットや避けるべき危険なエリアにボールを打ってしまうことがあります。ラウンドだと毎度のこと人に教えてもらうわけにいかないので、練習場でさまざまなシーンを推定して練習をしてください。
プレッシャーに弱い
ゴルフはメンタルスポーツなので、プレッシャーやストレスへの対処法が必要です。特にスコアが良くなる程プレッシャーがかかったりしますし、ラウンドではプレースタイル=人柄とも捉えられるので色々と気疲れしてしまいます。
道具がっていない
ゴルフが上達しないのはゴルフの道具が原因であることが稀にあります。レンタルクラブなどを利用して自分に合った道具を探してみるのもありです。
ゴルフが楽しいと思えない
ゴルフを始めた理由はいろいろあると思いますが、好きこそものの上手なれという言葉もある通り、好きなことは興味を持って熱心に取り組むことから上達が早いとい意味です。1年経っても2年経ってもなかなか上達しないあなたは、もしかしたらゴルフが好きじゃないのかも?
これらの要項ができていれば100切りができるもしくは100切りが近づくと考えて良いと思います。
2.初心者が上達する目安の期間
ゴルフを始めたばかりの初心者の上達は、個人差が大きいので一概にこのぐらいというのはありませんが目安としてあえて期間を出してみました。
初心者レベル(初級者):半年〜1年
昨日までゴルフのクラブも握ったことがないというホヤホヤの初心者さんは、基本的なスイングやクラブの使い方から覚えなければなりません。初級者から、中級者への以降には半年以上1年ぐらいを目安にしてみてください。
基本は、基礎となるスイングや打ちっぱなしです。
初中級者レベル:1年〜2年
ゴルフ初中級者レベルの方は、基本的なルールやマナー、道具を持っていてスイングがうまく打てるようになり、ゴルフコースでラウンドができるのが目安です。
ラウンドに出るとゴルフの見え方がまた変わってきます。コース戦略やラウンド上での適応能力も関わってきます。初中級者から中級者への移行は、1年から2年程度かかるのが目安です。
中級者レベル:2年以上
ゴルフ中級者は、スコアの向上やより高度なスキルの習得に焦点を当てた段階で、パットの精度やスコア向上をさせることが重要です。中級者から上級者への移行は2年以上かかると目安にしてください。
ここからのレベルアップは狭き門になってきます。
上級者レベル
上級者は、高度なテクニックやコースマネージメント、道具の性能も必要で、限られた方しか辿り着くことができません。
3.練習場では上手に打てるのにコースでは下手
ゴルフの打ちっぱなしでは素晴らしく打てるのに、なぜかコースドでは全く下手だった。これはアマチュアゴルファーあるあるだと思います。
打ちっぱなしでは素晴らしい球が打てているのでスイングには全く問題がないのでしょう。ではなぜコースに出ると練習場のように打てないのかいくつか理由を考えてみました。
コースに出るとスイングが別人になってしまう
打ちっぱなしとコースに出るとスイングが別人というのが原因の人も多いです。環境が変わっていつものリズムとテンポでスイングができずミスにつながってしまう、打ち急いでしまうという人は多いです。
練習場でも、何球も続けて打つのではなく、コースに出たと仮定して、一打一打クラブを変えてゆっくり打ってみてください。
アドレスの向き、取り方が間違っている
ラウンドに出た途端、アドレスの向きや取り方が間違っていることが原因でうまく打てていないという人は結構多いです。
コースのティーマークが、フェアウェイ中央にいつでも向いていると思っていませんか?実はそんなことがないんです。ホールによっては、ラフ方向に向かっているティーマークも存在します。
ボールの状況とライを考えていない
※ライとは、クラブのヘッドの地面に接する角度や位置です。
ボールはいつもフェアウェイにあるわけではありませんし、ライによっては芝の質や長さも違いますしいつも同じ打ち方だとなかなか上手に立ち回りができません。
こればまりはコース経験を積むしかありません。コースの形態や色々なコースに行くことで上達に近づくと思います。
自分で自分にプレッシャーをかけすぎている
練習場でガチガチに練習をしてナイスショットが出てきると、コースで自分自身に期待をかけるのが自然です。それがコースに出るとダメになる原因になっていることがあります。
コースでは、謙虚な気持ちでプレーをすることが大切です。ラフでもいいや、グリーンにこぼれてもいいやぐらいの気持ちでショットしたほうがいい結果になることがありますよ。
まとめ
「ゴルフが下手すぎて嫌いになりそう。」という時があるかもしれませんし、「ゴルフは下手だけどやりたい!」という気持ちの時もありますよね。自分のペースで上達していきましょう。
ゴルフは、練習の質が低下すると、スキルが退化する可能性があります。単純な練習や同じスイングの反復では、実践的なシチュエーションに対応できなくなってしまいます。練習する時にそこだけは注意してくれたら嬉しいです。
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