ゴルフの風対策と風の強い日のスコアアップする6つのポイント

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ゴルフスイング

アマチュアはもちろんプロにとっても一番スコアが悪くなるのは風の日です。特に横風が強く、舞っているときほど難しいものはありません。

雨の日のゴルフもですが、風のゴルフのほうが10倍厄介。

この記事では、風の強い日でもスコアアップさせるための方策を風嫌いの私なりにまとめましたのでぜひ参考にしてください。

1.強い風の日ゴルフで注意すること

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風の日ゴルフでの打ち方ヤスコアアップのコツは後ほど解説しますが、総じて風の中のゴルフで気を付けることは以下です。

大振りしない

コンパクトなスイングを心がけましょう。力まずミート率を重視したスイングをします。特に傾斜からのショットはいつも以上にコンパクトに振りましょう。

風の情報を集める

ゴルフ中継でプロが芝生を少し取って上に投げている光景をよく見ますよね?風の強さや向きを読んでいるわけですが、風を読むいくつかの方法をお教えします。

  • グリーンのピンフラッグやフェアウエイにある吹き流しをよく観察する
  • コース内の木々の葉っぱの揺れ具合を観察する
  • 上空の雲の流れ、動き方、速さを観察する
  • 池があるホールは池の波の立ち方、流れを観察する

などがあります。

自分の体感ではそれほど強風を感じていなくても、上空やグリーン付近だけ強風ということもよくあります。なので、自分の打つ位置だけではなくボールが飛んでいくルートの風の状況を一緒に観察することが大切です。

打つ場所と狙う場所のどちらの風を読むべきか

ここで、打つ場所と狙う場所のどちらの風を優先して考えるか?答えは狙う場所の風を読むです。

当然、ボールの勢いがなくなる落ち際のほうが風の影響を大きく受けるので、狙う場所の風を重視します。加えて、打ち下ろしや打ち上げのホールでは平坦なホール以上に上空の風の影響を大きく受けますのでさらに頭を使います。

3~4m/s(頬に風を感じる程度)までの風は気にする必要はありません。いつものようにショットしましょう。

目標スコアを多めに設定する

風の日にいつものようにバーディやパーを狙うゴルフをするとどうしても無理をして余計スコアを乱す、ということがよくあります。風の日こそ「ボギーやダボでもいいや」ぐらいの気持ちで余裕を持ったマネジメントをすることも大切です。

アゲンストの時はリズム最重視で打ち急がない

アゲンストの風の時は飛球線方向から風が来るので気になってとても打ちにくいです。風を意識するな、といってもどうしようもありません。

こういう時は無意識に打ち急いだり、ボールに向かって体が突っ込む、というミスが出やすいです。アゲンストの時ほど、落ち着いてリズムを守ってスイングすることがより大事になります。

2.横風と巻いている風が一番難しい

風の中でホールレイアウトに対して横から吹く風が一番厄介です。

どれだけ流されるのか予測するのは難しく、私の経験でもフェアウエイ真ん中に行ったボールが流されてOB!ということが何度もあります。

巻いている風は刻々と風向きが変わり、アドレスからショットするまで短時間の中でいろんな状況を分析し整理する必要があるのでこれも相当厄介です。(実際アベレージゴルファーにはムリ)

横風や巻いている風の場合は低い球を打ったり、ゴルフのセオリーである、手前から手前から、をいつも以上に心がけ風の影響を極力少なくすることが求められます。

3.アゲンスト(向かい風)での打ち方の3つのポイント

逆に、ホールレイアウトに対してアゲンストやフォロー一辺倒の風の場合はそれほど難しくありません。

いや、正確に言うと、「難しいけど、横風や巻き風に比べればやさしい」ということです。

ポイント①

飛ばないのとランが出ないので番手を1番手から2番手上げる、フィニッシュを低く取る。

ポイント②

ティーショットの場合はティーを低くして、その他ショットの場合はボールの位置をやや右側に置いて低い球を打つ。

ポイント③

ショートアイアンでグリーンを狙う場合はバックスピンがかかること、ランが出ないことを想定してピンをデッドに狙う。

3.フォロー(追い風)での打ち方の3つのポイント

フォロー(追い風)の場合のポイントは3つです。

ポイント④

いつもより飛ぶのとランが出やすいので番手を1番手下げる(ただし風の強さによってボールがドロップすることもあるので2番手まで下げる必要はない)

ポイント⑤

ティーショットの場合はティーを高くして飛距離を稼ぎ、その他ショットの場合はボールの位置をやや左側に置いて高い球を打つ。

ポイント⑥

ショートアイアンでグリーンを狙う場合はスピンがほどけてしますこと、ランが多めに出ることを想定して手前から攻める。

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風の日に生涯ワーストスコアを叩き出した、という人も大勢いるのではないでしょうか?

まとめ

風の日のゴルフ、イヤですねえ。私は大嫌いです。海沿いコースなんかで強風に見舞われ大叩きして「二度と行かない」と決めた記憶もあります。

風の日のゴルフは試練、修行と思って少しでもいいスコアで上がれるよう辛いながらも頑張っています。1日1ショットでも思い通りに打てるのがあれば満足と思いながら。それに風の日は頭をフル回転させますのでマネジメント力もアップしますのでゴルフ力は間違いなく上がります。

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