2021年ゴルフの国内・海外の賞金王・女王まとめ!2022年個人的予想を真剣に考察

Golf prize king

ゴルフスイング

コロナ禍で20年21年統合された国内ツアーも終わり、「賞金王」「賞金女王」も決まりました。

また海外ではアメリカPGAは変則なので昨年10月からすでに新シーズン(2021~22)が既に始まっています。

今回は、国内ツアーを中心に海外も含めて賞金王、賞金女王についてまとめました。また最後に私の完全な独断と偏見で来年の国内ツアーの賞金王、賞金女王の予想もしていますのでぜひ最後までご覧ください。

1.賞金王とは

「賞金王」「賞金女王」とはその言葉通り、そのシーズンに一番賞金を稼いだ選手のことです。スポンサー契約金などは含まず、純粋にゴルフトーナメントだけで獲得した賞金が基準です。

Golf prize king

私の知る限りでは、プロスポーツの中では「賞金王」が毎年話題になるのはゴルフが一番ではないかと思います。年末の11月、12月のツアー終盤になると毎年新聞やテレビ、雑誌などで騒がれますからゴルフファンならわかるでしょう。

プロ野球選手では「球界最高年俸」という形で年末に報道されることがありますが、それと似たようなもの、という理解でいいのではないでしょうか。

2.賞金王になると得られる5つのメリット

「賞金王」はプロである以上みんなが目指すところ、だと思いますが、「賞金王」になるとどんないいことがあるのか考えられることをまとめました。

名誉・歴史に名前が残る

プロゴルファーとして最高の栄誉となります。

国内JGTOの5年シード権

加えて、例えば、国内JGTOでは5年シード権を獲得します。

JLPGAの3年シード権

JLPGAでは3年シード権を得ることができます。

これはプロゴルファーにとって数年先まで仕事場が自動的に確保される、ということでプロとして余裕をもって生活できて競技に集中できる、ということも大きなメリットかもしれません。

海外トーナメントへの出場権

加えて、海外のメジャートーナメントへの出場権が得られたり、選手によっては国内シードが保証されている期間に、米PGAやヨーロピアンツアーにチャレンジすることもできますので、自分のプロゴルファーとしての幅を広げることもできるでしょう。

メディア露出が増える

さらに、「賞金王」「賞金女王」になることで、当然、メディアへの露出が増え、知名度も上がりますし、スポンサー契約も増えることになり、収入が大幅にアップするのは間違いないでしょう。

賞金王・賞金女王になることはプロゴルファーにとってかけがえのない功績ですね!これはすごい。では近年誰が賞金王・女王だったのか改めて見ていきましょう。

3.2020年2021年統合シーズンの賞金王・賞金女王は誰だった?

では国内昨シーズン(20~21年統合)の賞金王、賞金女王と獲得賞金を紹介します。

男子|チャン・キム選手(20~21年統合の賞金王)

男子|チャン・キム賞金額1億2759万9803円(シーズン3勝)。1987年のデヴィッド・イシイ以来34年ぶり、アメリカ人として2人目の「賞金王」となりました。

チャン・キムは、大韓民国出生で、アメリカ合衆国を拠点に活動する大韓民国系アメリカ合衆国人男性プロゴルファーである。2020–21シーズン日本ツアー賞金王。

女子|稲見萌寧選手(20~21年統合の賞金女王)

女子|稲見萌寧選手賞金額2億5519万2049円(シーズン9勝)東京オリンピックで銀メダルも獲得した稲見選手が過去最高賞金額での「賞金女王」となりました。

これを見てもわかるように試合数が倍以上もある女子ツアーのほうが2倍の賞金を稼いだことになります。

1試合平均の賞金額はまだまだ男子には及ばないJLPGAですが、私のような古いゴルフファンには「賞金女王」のこの獲得金額は驚異的、というほかありません。

4.海外ツアーの賞金王

では海外の賞金王はどうでしょう?特にアメリカツアーの賞金額は日本とは比べ物にならず驚くほど高額です。

日本のプロ野球選手がMLBを目指すように、プロゴルファーがいつかは松山英樹選手のように海外ツアーで活躍したいと思うのも当然です。次項3カテゴリーでの海外賞金王・女王をまとめました。

  • アメリカPGAツアーの賞金王
  • 欧州ツアー賞金王
  • USLPGA賞金女王

アメリカPGAツアーの賞金王

アメリカPGAの場合、シーズン終盤にフェデックスポイントによる限られた選手しか出場できない、年間王者を決めるプレーオフシリーズがあるので少し日本とは違います。

20~21年のツアー賞金獲得額1位ジョン・ラーム選手

ジョン・ラーム選手|賞金額770万ドル(約8億8500万円)

ツアーで一番稼いだのはスペインのジョン・ラーム選手で、これでも日本選手の約8倍にあたります。

年間王者獲得賞金王パトリック・カントレー選手

そして、プレーオフに進出し最終戦のフェデックスカップに優勝したアメリカのパトリック・カントレーにおいてはなんと!!年間王者獲得賞金2,228万ドル(約25億6200万円)なのです。

日本ツアーの賞金王とこれだけ開きがあるのです。すごいですね。

欧州ツアー賞金王|20~21年賞金王コリン・モリカワ選手

ヨーロピアンツアーの賞金王はアメリカPGAツアーでもおなじみの日系アメリカ人のコリン・モリカワ選手でした。PGAツアー中心ながら全英オープンやツアー最終戦など欧州ツアーでも3勝をしてアメリカ人として初の欧州年間王者となりました。

20~21年賞金王コリン・モリカワ選手:賞金額 679万ドル(約7億8000万円)。

欧州ツアーはアメリカPGAほどではないものの、さすがにすごい金額です。ちなみに日本から参戦している川村昌弘選手は獲得賞金約6,300万円で欧州ツアー賞金ランキング52位となっています。ちなみにこの金額を日本の賞金ランキングに当てはめると14位相当になります。

USLPGA|20~21年賞金女王コ・ジンヨン選手

アメリカの女子ツアーは知ってる人も多いと思いますが、長らく韓国勢を中心にしたアジア出身プロが「賞金女王」を獲得しています。20~21年賞金女王コ・ジンヨン選手|賞金額 350万ドル(約4億250万円)。

コ・ジンヨン選手は2019年シーズンに続き連続賞金女王となっています。

御覧の通り、女子の場合は(21年は円安傾向の分少し開いているように見えますが)アメリカと日本を比べても男子ほどの大きな差はないことが分かります。

5.歴代の主な賞金王・賞金女王

次に歴代の賞金王、賞金女王について主なプロについてまとめてみました。「やっぱりこの人」という方もいるのでぜひみてみてください。

日本男子の賞金王

日本の男子賞金王の歴史にこの3人は絶対外せません。ジャンボ尾崎と青木功、中島常幸、いわゆるAONです。

過去40年を見ても、中島が4回、青木が2回、ジャンボ尾崎にいたっては5年連続を含む9回も賞金王になっています。

1998年にジャンボが自身最後の賞金王になってからは、片山晋呉や伊澤利光、谷口徹などの時代となります。片山は2004年からの3年連続を含み4回賞金王を獲得しています。

2009年には石川遼が、そして2013年には松山英樹がそれぞれルーキーイヤーでの賞金王に輝いています。ここ10年は韓国のキム・キョンテなどの海外勢の賞金王も数人いて、毎年のように賞金王が変わる群雄割拠の時代です。

日本女子の賞金女王

女子においては古くはJLPGA前会長の樋口久子の独壇場であり、80年代は岡本綾子が台頭、アメリカ女子ツアーに転じた岡本に代わって、台湾のト阿玉が82年から5年連続(合計7度)の賞金女王となっています。

90年代に入ると平瀬真由美や塩谷育代、福嶋晃子などが賞金女王争いを繰り広げますが、2000年から絶対王者となったのが不動裕理です。2000年から2005年までの6年連続の賞金女王、特に2003年の年間10勝での女王獲得は圧巻でした。

今後も年間10勝は破られることはないのでは、と思います。その後は、大山志保、横峯さくら、上田桃子、古閑美保など女子ツアーが不動の人気となった時代を引っ張った人気女子プロが女王を獲得。

2010年代はアン・ソンジュ(4回)、イ・ボミ(2回)など韓国勢が席巻し、ここ10年で日本人賞金女王は森田理香子、鈴木愛(2回)、21年の稲見の3人だけです。

米PGAツアーの賞金王

摩訶不思議な事なのですが実はアメリカのPGAツアーの賞金は以前は日本ツアーよりも安かったのです。

信じられない話なのですが、日本のAON時代の80年代は、日本の賞金王がだいたい8000万円から1億円だった当時、アメリカツアーは6000万円(1ドル120円で換算)にも届かない時代がありました。

日本とアメリカで圧倒的に賞金額の差が出来始めたのは、1996年にタイガー・ウッズがプロ転向してから、と言われています。そんな時代があったんですね。

ゴルフ 賞金王

80年代にはトム・ワトソン、グレッグ・ノーマン、ニック・プライスなどオールドファンにはおなじみの顔が並びます。しかし、1997年にタイガーが初の賞金王になってからは、2010年あたりまで、たまにデビッド・デュバルやビジェイ・シンの名前はあるもののほとんどタイガー・ウッズです。

現在の高額の賞金や世界的な注目を集めているアメリカPGAに変えたのはタイガーと言って差し支えないと思います。

タイガーがスキャンダルやケガがあった2010年以降はローリー・マキロイ、ジョーダン・スピース、ダスティン・ジョンソン、ジャスティン・トーマスなど毎年のように賞金王が変わる面白い展開で、現在の人気・実力者プロが毎シーズン高いレベルで争っている印象です。

6.2022年シーズンの賞金王・賞金女王の勝手な予想

最後に私の独断と偏見で22年度国内賞金王、賞金女王の予想をします。

2022年JGTO賞金王個人的予想

◎金谷拓実選手

アマチュアで優勝実績もある期待の若手。大学の先輩である松山英樹を追いかけアメリカツアーに挑戦するためには賞金王の称号はぜひ欲しい!

〇星野陸也選手

松山に続き世界ランク2位で東京五輪にも出場した有望株。賞金王まであと一歩のところ

▲今平周吾選手

18年、19年連続のJGTO賞金王。安定した上位争いはできるか勝ちきれないところが不安。1打1打を集中して勝利を積み重ねることができれば賞金王奪還も十分。

△片岡尚之選手

高校2年時に「日本ジュニア選手権」を制覇し、東北福祉大学では金谷の1学年先輩にあたる。

21年ツアー初優勝した若手の有望株。イケメンで攻めるスタイルのゴルフで活躍次第では今後ツアーの人気者になる可能性大。

あと爆弾印として一人。昨年「パナソニックオープン」でアマチュアとして初優勝を飾り、今年マスターズ出場を決めている日体大の中島啓太がマスターズ終了後にプロ転向したと仮定した場合(あくまでも私の予想)一気に松山英樹に続くルーキーイヤー賞金王、の可能性もあると思います。

2022年JLPGA賞金女王個人的予想

JLPGAの賞金女王は正直大混戦で予想は難しいです。

どんどん若手も出てきていますし誰が賞金女王になってもおかしくない状況です。(なお、ベースをアメリカに置いている畑岡、笹生に加え、渋野日向子と古江彩佳も今シーズンはUSLPGAツアー参戦ということで予想からは除外しています)

◎稲見萌寧選手

やはり本命は彼女でしょう。あれだけ好成績を残しても納得していない、妥協しない姿勢が素晴らしいです。

安定したショットで大崩れすることは考えにくいので今年も女王争いは間違いないと感じています。

〇勝みなみ選手

ここ2年で飛距離が大幅に伸びていて、打倒稲見の筆頭候補です。黄金世代を中学時代から引っ張ってきた彼女が「賞金女王」を獲得することに期待したい。今年は寅年であり大のトラキチ(阪神タイガースファン)の勝にとっては今年にかける気持ちも大きいと想像します。

▲西村優奈選手

古江彩佳と並んでプラチナ世代を代表する有力者。プロ入り後2年間で2週連続を含む4勝をすでに挙げており「賞金女王」になる資格は十分。

△申ジエ選手

今年34歳になる大ベテランながら安定したプレーは健在。日本ツアー28勝を挙げており、あと2勝で永久シードを取得する。韓国、アメリカでも賞金女王になっており、日本でも賞金女王を取れば前人未踏の快挙となりゴルフファンとしても期待したいところ。

あとは個人的に期待したいのはプラチナ世代のリーダー的存在であった安田祐香。

アマチュア時代の華やかな戦績と違い、プロ入り後は満足いく結果が残せず、同期の古江や西村などに置いて行かれてる感がありますが、ケガの影響もあるようで状態が戻れば実力は確か。安田の逆襲があるかも。

加えて、昨年のプロテスト合格(93期)で新人戦に勝った、桑木志帆。今年19歳になる女子大生プロですが、プロ入り後4戦すべてで予選突破を果たしており、260Yを超える飛距離を武器にルーキーイヤーから十分期待できます。

まとめ

JLPGAの発表によると、2022年シーズンから従来の賞金額でのシード権制度がなくなり、「メルセデスランキング」のみでのシード権付与になるようです。

「メルセデスランキング」というのは簡単に言うと、海外を含めたトーナメントでの活躍度をポイントにしたもの、です。

ちなみに、2020~2021年度の賞金女王は上記の通り稲見萌寧選手でしたが、「メルセデスランキング」では古江彩佳選手(22年シーズンはUSLPGAに参戦予定)がトップでした。

来シーズン以降のJLPGAの賞金女王がどんな形での注目度、評価になるかはまだ分かりませんが、賞金獲得額1位という称号が決して色あせるものではないと思います。

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