「驚くほど入る」パッティング3つの魔法!初心者が知らないゴルフライン読みの基礎

パター 打ち方

ゴルフスイング

スコアアップに不可欠なパターの上達には、ライン読みの正確性が求められます。

「毎度毎度違うコースで芝生のコンディションも変わるのでライン読みって何が正しいか全くわからない!だから当日は適当に打ってる。」

って方少なくないと思います。

この「パターを適当にプレーしてしまう」は全くメリットがないんです。なぜならパターが下手だとドライバーで飛ばせてもアイアンが正確に打てたとしてもそれをパターの下手がチャラにしてくるからです。

自分も初心者の時「どうすりゃいいのよ?」と感じていたので、今回は初心者さんが特にわかりにくいと感じるであろうパターのライン読みの基礎をしっかり解説していきます。

はじめに.ライン読みってなに?

そもそもゴルフを始めたばかりの方はライン読みのイメージがボヤボヤっとしていると思うのでまずは明確なイメージを持つことから始めると適当に打つことをやめれると思います。次項の動画を見てライン読みがなんなのかイメージを明確にしてください。

参考動画①男の子がライン読みを練習している動画です

@LedgeRock Golf Club さんのTwitter

【翻訳】もっとパットしたいですか?必要なものは次のとおりです。 1- ホットウィール トラック 2- (2) ティー 3-ホワイトボードマーカー 4- ゴルフボール グリーンとスタートラインに取り組むための素晴らしい方法!

ボールを打っているのは男の子。これを見るとコース上で適当に打つことに何一つメリットがないことがよくわかります。

参考動画②ベテランゴルファーのライン読み動画です

@perfectreadgolfさんのTwitter

【翻訳】ライン読みフォールライン/ストレートパット/ブレークポイントを見つけます (すべて同じことです)。パットがどの方向に壊れているかを最初に知るのに役立つように、それを調べてください。

参考動画③正解ラインで打てているグリーンとボールです

@MandyDavies3さんのTwitter

【翻訳】グリーン リーディングは魅力的ですが、習得するのにイライラすることもあります。 PH パッティング エントリー カップで練習することで、必要なラインとスピードを視覚化し、自信をつけることができます。

これでゴルフのライン読みのボヤッとしたイメージが明確になるかと思います。それではライン読みをするのに必要な基礎知識を次項で解説していきます。

1.ライン読みの基礎

ラインを読む(グリーンを読む)には最低限芝の知識が必要です。次項を理解しておかないとラインを読むテクニックを知っていても生かすことができないので覚えてください。

芝目(しばめ)

ゴルフにおける芝目(しばめ)とは、グリーンなどの芝生の草の伸びる方向のことを指します。芝目はグリーンごとに異なり、同じグリーンでも、場所によって異なることがあります。芝目の方向に逆らってパットをすると、ボールは芝の切り込みに引っかかって、スピードが落ちたり、方向がずれたりすることがあるため、芝目の方向を考慮してパットすることが必要です。

芝目が見えるサングラスなどもあります。

ゴルフにおける芝目には、順目と逆目の2種類があります。

順目

順目とは、草が伸びる方向にボールを転がすことを指します。つまり、芝目と同じ方向に打球を進めることです。順目で打球することで、草の切れ端に引っかかることなく、よりスムーズにボールが転がっていくため、スピードや方向のコントロールがしやすくなります。

逆目

逆目とは、草の成長方向に逆らってボールを転がすことを指します。つまり、芝目と逆の方向に打球を進めることです。逆目で打球すると、草の切れ端に引っかかって、ボールがスピードダウンしたり、方向がずれたりすることがあります。

ゴルフコースによっては、芝目の方向を示すフラッグなどが設置されていることがあります。また、プロのゴルファーたちは、芝目を読み取るために、グリーン上に立ち、芝を手で撫でるなどして、正確なパットを目指すテクニックを使います。

傾斜(けいしゃ)

ゴルフにおいての傾斜とは、フェアウェイやグリーンなどのコース上の地形が斜面になっていることを指します。

傾斜があると、ボールは地面の勾配に従って転がっていくため、打った方向とは異なる方向に進んだり、スピードが変わったりすることがあります。

傾斜を読むととでボールが転がる方向とスピードを調節します。

ライン読みに必要な言葉は以上です。早速ライン読みをどのように行うのか実践方法を次項で解説していきます。

2.ラインの読み方

特に初心者さんにわかるようにライン読み方を解説していきます。

グリーン全体を見る

はじめにグリーン全体を見渡し、グリーン上の一番高い場所と低い場所を見つけます。打った場所からグリーンに近づく途中では、グリーン全体を見ることができます。

気持ちを切り替える

グリーンオンした後に気持ちを切り替えてパターに集中する。細かいことですが、ここがプロとアマチュアの差を生みます。多くのプロゴルファーはこれを意図的に行っていますがアマチュアは何も考えずスタートラインに立ちがちです。あえて深呼吸をして集中力を上げて挑みましょう。

ラインを読む(グリーンを読む)

では、ラインを読んでいきましょう。グリーンを読むとも言われるようにグリーンの形状がどんな状態なのかを認識しどう打つかを判断するのです。

①グリーンの上り下りを確認する→どのぐらいの力で打つかを考える

グリーンの上り下りを確認することになります。なぜならどれくらいの力で打てばいいのか把握するためです。ボールの位置からカップの位置までの中間地点に立って確認するとわかりやすいです。

②プレー時間が午前なのか午後なのか

ゴルフ場では、午前と午後で芝の状態が違うためプレーの時間帯を考慮します。

  • 午前の芝は、夜露や湿気が残っているのでショートしやすくなっています。
  • 午後の芝は、湿気や夜露が乾いてきて、午前中よりも転がりがよくなりやすいです。

③グリーンの左右の傾斜を確認する

目線を下げて、ボールとカップの間のグリーンの左右の傾斜を確認します。どうしても傾斜がわからない場合には、わからない場所にピンを押してみることがおすすめです。ピンが平行に刺さっている場合は、傾斜がありませんが微妙に傾斜しているとピンも傾斜しています。

グリーンの上り下り・左右の傾斜を把握するとラインが見えてきます。

④池や川の位置を確認する

最後に、池や川の位置を確認して計算の参考に入れるようにしましょう。なぜならグリーンの芝目が池や川の方向に順目になりやすく、傾斜が軽度であれば芝目に向かってボールが転がっていきます。どのぐらい影響があるかというと、ライン自体の読みは正しくとも、傾斜と反対の方向にボールが転がることが多いです。

例えば、富士山の周辺にあるゴルフ場でプレーした際には、富士山が影響してボールが富士山方向に転がりやすいです。

ライン読み方をシンプルに解説してきました。これで基礎です、ゴルフのグリーンは毎回ケースバイケースなので現場では迷うこと必須です。そんな迷ってしまう時の解決方法を次項であらかじめ解説しておきます。

3.ライン読みに迷う時の解決方法

誰もがライン読みで必ず迷います。迷いやすい場合を3つ紹介しておきます。

Q.ライン読みがよくわからない→答え.最も低い位置からはじめる

実際グリーンに立った時経験の低さから「ライン読みが全く把握できない」といったことが起こります。そんな時は、グリーン上の一番低い場所からライン読みすることでラインがわかりやすくなります。なぜなら、低い場所から見ることは、グリーン上のうねりや傾斜が見やすく、簡単にラインがわかりやすいからです。

例えば、ラインはボールが高い場所から低い場所にあるカップに向けて打つとしましょう。高い場所からだとラインが見えにくいため、低い場所にあるカップからライン読みするだけです。

時間に追われて早く読まなければならない場合は、できるだけ低い体制になることで立っているよりもラインが読みやすくなりますよ。

Q.芝目と傾斜で悩む→答え.傾斜を重視する

ライン読みをする際に、芝目と傾斜のどちらを優先して計算すればいいのか悩んだ時は傾斜を重視してください。なぜなら芝目は傾斜に影響を受けるので、低い方に向かって順目になっていくので初心者でも読みやすいです。

  • 順目なら優しく打つことを心がけるようプレー
  • 逆目だと強く打つようプレー

Q.カップ周辺でボールが曲がった→答え.近い芝よりカップ周辺を重視

カップ周辺でボールがくるーんと回ってしまうことがあります。これはプロも陥る現象です。理由は、カップ周辺の細かいラインは読みにくいからです。

簡単にゆうと、ボールのある場所に近ければ近いほどラインが読みやすいんです。

ボールがカップに近づくにつれて傾斜や芝目に影響を受けやすくなり、ボールを思ったようにコントロールしづらくなります。はじめからカップ周辺を重視しておけばライン読みで迷いません。

Q.パットが苦手→答え.ラインをかなり明確に想像する

ラインを読む際には、現在のボールの位置からカップまでのラインを想像することで迷いを減らすことができます。パットが苦手な人は、ラインを読んだ後にボールを描くことができていない場合も多いです。ラインを読んだ後には、必ずボールが転がっていることを想像することがカップイン率を上げることができます。イメージした場合に、ボールがカップに入らなかったのであれば、再度ラインを読み直すことが重要です。プレーする前には頭の中でラインを通るボールを想像してから行動を起こすことで、迷う回数を少なくすることができます。

ここまでライン読みの基礎を解説してきました。基礎を知った上で後は練習と経験を積んでパター名人になってくださいね!最後に知っているだけで入りやすくなるパッティングの3つの魔法を紹介します。

4.パッティングの3つの魔法

グリーンのライン読みは次項の3つが肝です。

1. スタートラインの集中
2.グリーンのライン読み
3. パットの速度制御

あとは練習をして経験とテクニックを積み上げるのみ!練習頑張ってみてください!

まとめ

グリーンの可視化は経験の積み重ねが重要です。パットの速度制御は自らの練習あるのみ!自宅でもできます。パットの練習は結果に大きく影響しメリットリターンが大きいのでおすすめです。

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