ゴルフ中に骨折なんてするわけないぢゃん!なんて思っていた人へお勧めの保険と対処方法

Golf fracture

ルール・マナー

ゴルフプレー中に痛みを感じて後から骨折していたことがわかった。

もしゴルフプレー中に骨折してしまった時、どう対処したら良いのでしょうか。治療費を負担してくれる保険やゴルフでの骨折しやすい場所、骨折しない対策方法を解説していきます。

1.ゴルフプレーで骨折しやすい3つの身体の部位

誰もが「ゴルフで骨折なんてしない」と考えています。このページを読んでいる方はゴルフで骨折経験がある方なのかもしれません。いざ骨折して当事者になった途端いろんな不安がわいてくるものです。

まずは、ゴルフプレーが原因で骨折しやすく、何気ないプレーで骨折する可能性がある箇所について理解しておきましょう。

【首・肩】放っておくとヘルニアになりやすい

ゴルフは前傾姿勢をして構えているため、どうしても首や肩の骨に対して負担がかかり怪我しやすい箇所で、最悪、頚椎椎間板ヘルニアになる可能性もあるので必ず専門医に行きましょう。

ゴルフの構え方は、頭の位置がボールの真上に来るように構えるため、ヘッド・ビハインド・ザ・ボールと呼ばれるほど肩から上への負荷がかかります。スイング時には、骨が損傷しなくても肩周りの筋肉が痛めやすいです。

【手首・肘】スイングの打撃後になりやすい

手首・肘は、ゴルフでは怪我をしやすいです。ボールがクラブに当たる、打ち損じなどでも衝撃が伝わるのが手首や肘です。

手のひらの有鈎骨(ゆうこうこつ)にヒビが入りやすいとされています。原因は、グリップ動作や直接的な打撃によって骨折の可能性も考えられます。

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画像出典:八王子整形外科

有鈎骨(ゆうこうこつ)が骨折すると、小指の付け根よりやや下周囲の圧痛や握力低下などが発生し、動かすと痛みを感じます。まだプレーに慣れていない初心者プレイヤーが怪我する可能性があり骨折を防げても他の場所が怪我をする可能性があります。

手首や肘が痛くなった場合は、日常生活で使用率が高い箇所のためなかなか治りにくいので必ず専門医に診断してもらってください。

【助骨】 ゴルフで骨折しやすい上位

肋骨骨折は、ゴルフの練習で同じ動作をし続けることによって引き起こる可能性がある骨折になります。

骨折する原因としては、打つ動作をする前にストレッチなどの準備運動を十分にすることができておらず、無理に動かすことによって、筋肉に骨が引っかかり骨折する可能性がある箇所になります。「ひさびさのゴルフだ!」なんて人がいきなり助骨を骨折してしまう話はよくあります。

助骨骨折は痛みが鋭く眠れなくなったりするので速やかに専門医に診断をしてもらってください。

2.ゴルフプレー中の怪我におすすめのゴルファー傷害補償

ゴルフで骨折をしてしまった場合に備えて、事前に保険に加入しておくことをお勧めします。

ゴルフプレー中に起きた骨折の保険を受けるためには、ゴルファー傷害補償という種類の保険に加入しておかなければいけません。

例えばゴルファー傷害補償(三井住友海上)

ゴルフ保険は、主に数年間・1年間・1日と種類があり、ご自身に合った契約を選べます。ただし期間が短い保険では、割高に設定されているので加入の際に確認してください。

注意①本人の怪我のみに対応

ゴルファー障害補償では、本人の怪我のみに対応しており、第三者に怪我を負わせてしまった場合には保証されません。第三者に怪我をさせてしまった場合には、第三者賠償責任補償という保険に加入する必要があります。

注意②ゴルフ用具の保証は別の保険加入が必要

ゴルファー障害補償では、ゴルフ用具の保証がありません。ゴルフ用具の場合はゴルフ用品損害補償という別途保険に加入する必要がありますので注意してください。

3.骨折してしまった場合の応急処置の方法

骨折を放置しておくこと悪化してしまうかもしれません。正しい応急処置をして直ちに病院に行くようにしてください。

直ちに応急処置する必要がある場合は、次項の4つのステップの応急処置を参考にするのもいいでしょう。

  1. 氷嚢など爪痛い物で幹部を冷やす
  2. 幹部を心臓よりも上に挙げて安静にする
  3. 添え木で患部を固定し、包帯などで巻く
  4. 応急処置後はなるべく早く整形外科に受診して、処置をしてもらう

傷口から骨が見えてしまっているような怪我をしてしまった場合や大きな骨折が可能性として考えられる場合には、ただちに救急車を呼ぶようにしてください。

4.骨折しないため3つの対策方法

ゴルフで骨折をしたことがある方ならば、もう同じ思いはしたくないのが当然です。骨折をしないためにできるだけの対策方法をまとめてみました。

対策方法①プレー前後にストレッチを入念に

ラウンド前や練習前にストレッチを十分にできていないと、筋肉が解れていないと怪我をしてしまうリスクが上がります。軽いウォーミングアップを習慣づけましょう。プレー後はクールダウンをすることで体に溜まった乳酸を早く除去し疲労の蓄積を防ぐ可能性があります。

対策方法②芝など滑りやすい場所を丁寧に歩く

ラウンド中に芝生に足を取られて滑ってしまう可能性です。雨が降った後のラウンドなどでは、特に滑りやすくなっておりより一層の注意が必要です。悪天候の日は足元の注意を一層強めておきましょう。

対策方法③プレーのしすぎに注意する

やりすぎたゴルフ練習やラウンドを繰り返すことによって、体に疲労が蓄積してしまい、骨折につながってしまう可能性があります。

適度に休息を取り、体のメンテナンスを習慣にしておきましょう。トッププロのタイガー・ウッズでも大会出場後には、休息を取るようにして体を休めるようにしており、もちろん練習もよくされていますが、練習と同じくらいボディーメンテナンスも大切にしているそうです。

まとめ

ゴルフでは手首や肋骨骨折など様々な箇所が骨折しやすくなり、事前のウォーミングアップやクールダウンをしておき予防しておくことが必要です。

ゴルフをする上で骨折してしまう可能性がありますが、注意してプレーすることで未然に防ぐことができます。万が一骨折してしまった場合に備えて保険に加入しておくことや応急処置をしてただちに病院に行くようにしましょう。

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