ゴルフラウンドでキャディーさんに頼めること

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ルール・マナー

ラウンドの予約の時どんな時にキャディーさん付きを選びますか。キャディーさん付きでまだラウンドをしたことがないという方はぜひ一度は経験することをおすすめします。なぜならそれもゴルフを楽しむ一部だと思うからです。今回は、キャディーさんについて次項の5つの内容をまとめています。

  1. ゴルフのキャディーさんの役割とは
  2. キャディーさんの具体的な1日
  3. キャディーさんへの対応の仕方
  4. ハウスキャディーとプロキャディーの違い
  5. キャディーさんの経歴一覧

この記事を読めば、キャディーさんに纏わるあらゆることを理解できると思います。ラウンド中にキャディーさんに頼めることや、キャディーさんとの関わり方を知りたい方におすすめです。

1.ゴルフのキャディーさんの役割とは

ゴルフのキャディーさんとは、プレーを手助けしてくれる人というイメージ通り、公益社団法人日本ゴルフ協会のゴルフルールコラム(2009)に次項が掲載されています。キャディーさんはプレーヤーの承認を得なくても、次のような行為をすることができます。

  1. プレーヤーの球の捜索
  2. プレーヤーのクラブをハザード内に置くこと
  3. 古いホールの埋跡とボールマークの修理
  4. パットの線上などにあるルースインペディメントの除去
  5. 球を拾い上げずに、その位置をマークすること
  6. プレーヤーの球をふくこと
  7. 動かせる障害物を取り除くこと

キャディーさんはこのような行為を通してあなたのラウンドを最高に快適なものにしてくれる存在です。

キャディーさん付きプランの価格を比較
イーストウッドカントリークラブの場合

平日 セルフ:7,500円 キャディー付き:10,800円
土曜日 セルフ:14,900円 キャディー付き:18,200円
日・祝日 セルフ:13,900円 キャディー付き:17,200円
差はいずれも3,300円となります。
※バッグ数によってキャディーフィーは異なります。バッグ数が少なければ一人当たりのキャディーフィーが増えます。

さらにキャディーさんの手助けがプレーファーストには欠かせません。例えばプレー中の待ち時間を圧倒的に解決してくれるだけではありません、キャディーさんが1日を通してどんなことをしているのか次項で解説していきます。

2.キャディーさんの具体的な1日

キャディーさんの1日の業務は、ラウンド前・ラウンド中・ラウンド後によって変わります。ラウンド前からどんなことをしてくれているのか紹介します。

※この項目で紹介するキャディーさんの役割・業務は競技会などでは禁止されていることがあります。試合などに出る際は、競技要項や実施規定などをしっかりチェックしてください。

ラウンド前にキャディーさんがしていること

キャディーさんの朝一番の役割は、お客様のお出迎えです。クラブハウスの正面玄関であなたを待ち、キャディーバッグを預かります。

出迎えが終わったら次はカートの準備をしてくれます。キャディーバッグを載せて、クラブ本数の確認をします。スコアカード・ペンといった備品、生芝の目土(めつち)を事前カートに用意しておいてくれます。

ラウンド中にキャディーさんがしていること

ラウンド中のキャディーさんの役割は、決められた業務、臨機応変なアドバイスをしてくれあなたのスコアを手助けしてくれます。

業務編

  • カートを動かす
  • ボールを探す
  • クラブを渡す
  • クラブを拭く
  • バンカーを均す
  • ボールをマークする
  • ファーを言う
  • 目土する
  • ボールマークを直す

これら以外にもキャディーさんは状況に応じてプレーの進行をサポートする業務を気づいた時点でしてくれます。

アドバイス編

  • 狙い目を教える
  • ピンまでの距離教える
  • 風向きを教える
  • 芝目を教える
  • ラインを教える

キャディーさんは仕事のため何度もコースを回り、あなたよりはるかにコースを熟知していると考えていいでしょう。だからキャディーさんのアドバイスは有効なのです。特に初めてのゴルフ場ではキャディーさんのアドバイスを取り入れることがおすすめです。

メンタルサポート編

キャディーさんは、メンタルサポートもしてくれます。いいショットが出た時に、「ナイスショット」と声をかけてもらうとうれしいですよね。キャディーさんの声かけを機に、いい流れに乗りましょう!

ミスをしてしまった時も、優しい言葉をかけてくださるキャディーさんが多いので安心してくださいね。

ラウンド後のキャディーさんがしていること

ラウンド後のキャディーさんの役割は、カート、キャディーバッグの片付けです。カートからキャディーバッグを降ろし、クラブを綺麗に拭いてくれます。

セルフプレーのラウンド後に練習場に行くと、クラブがうっすら緑色になっていることがありませんか?キャディーさんとのゴルフの後はクラブが緑色になる心配はありません。

3.キャディーさんへの対応の仕方

まだキャディーさんと一緒にラウンドを回ったことがない方へキャディーさんへのおすすめの接し方を紹介します。

ラウンド前後は必ず挨拶を

ラウンド前後に挨拶と感謝を伝えることが大切です。キャディーさんはいつでもプレーヤーの味方です。

ラウンド中

ラウンド中は、キャディーさんの動きに合わせて臨機応変に行動するのがおすすめです。例えばですが、キャディーさんが遠くのボールを探している時は、自分のクラブは自分で持っていきましょう。そうすることで組のプレースピードを保てます。

キャディーさんへの差し入れについて

キャディーさんへ差し入れをするケースもありますがもちろんしなくても対応に変化はありません。ゴルフ場によってキャディーさんに差し入れをする風潮がある場所とない場所があったりしあす。初めてのゴルフ場では様子を伺ってみてください。

4.ハウスキャディーとプロキャディーの違い

キャディーさんには2種類あります。ハウスキャディーとプロキャディーです。それぞれどんな役割なのか解説していきます。

ハウスキャディー

ハウスキャディーというのは、ゴルフ場でラウンドする時に付くキャディーさんのことです。ハウスキャディーさんは基本的にゴルフ場に所属して、お客様を迎えてくれます。

プロキャディー

プロキャディーというのは、テレビ観るプロの試合でキャディーバッグを担いでいるキャディーさんのことです。フリーのキャディーさんです。優勝したプロのキャディーさんに注目が集まることもありますよね。

ただし、ツアープロに付くキャディーさんは必ずしもプロキャディーではありません。稀にハウスキャディーを付けて、試合に臨むプロもいます。ハウスキャディーとプロキャディーの大きな違いは、ゴルフ場に所属しているのか、フリーなのかです。

5.キャディーさんの経歴一覧

キャディーさんの持つ経歴や肩書きは人それぞれ。ここでは代表的な3つの経歴を紹介します。

普通に勤めている方(ハウスキャディーさん)

普通に勤めている方とは、いわゆるハウスキャディーのことです。特定のゴルフ場に勤務していて、キャディーさんの業務をします。年齢は様々ですが、ほぼ毎日コースに出ているため、コースの知識は桁違いです。何度もコースを回っているからこそのアドバイスをいただけるでしょう。

研修生

研修生とは、ゴルフ場に所属しプロを目指している人のことです。ゴルフ場で練習する傍ら、キャディーさんの業務をこなすなどしています。プロを目指す方ならではの、技術的なアドバイスをもらえる可能性があります。スイングの悩みがある日に、研修生キャディーさんに付いてもらえたら、何か閃くかもしれませんね。

学生アルバイト

大学のゴルフ部に所属している学生がキャディーさんのアルバイトをすることがあります。キャディーさんの業務後、練習に励みます。学生アルバイトのキャディーさんにはフレッシュなパワーをもらえそうですね。

キャディーさんの経歴はそれぞれですが、全員に共通した特徴があります。それは気遣いが素晴らしいこと、容量がいいことです。機敏で的確なサポートはその特徴あってこそなせる技ですよね。

まとめ

この記事ではキャディーさんの役割などについて5項目で紹介しました。キャディーさんはカートの運搬からアドバイスまで、幅広くプレーヤーをサポートします。キャディーさんの手厚いサポートで、気分もスコアもよくなること間違いなしです!ぜひ、キャディーさん付きのゴルフを楽しんでみてくださいね。

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