【確実に変わると思う】ゴルフボールを買ったらはじめにするライン入れのメリット

Golf ball line

ギア・ボール

ゴルフボールには、あらかじめ印字された線が入っています。しかし、これとは別に自分でラインを書き込むプレイヤーが多く見受けられます。

私は5年ほど前からゴルフボールにラインを書くようにしています。もともとタイガーウッズをはじめ、松山英樹プロ、上田桃子プロなど多くのトッププロもしているというライン入れ。

やはり需要はそれなりにあるようで、ここ2〜3年は、はじめからラインが書いてあるボールが販売されているのを見かけます。今回は、ゴルフボールにラインを引くメリットについて解説しますのでぜひ試してほしいです。

確実にラウンドで2打や3打は変わってくると思いますので、その2打・3打が大きいと思うか、たいしたことないと思うかはそれぞれですがたいした手間ではないのでおすすめします。

1.ゴルフボールにラインを引く6つのメリット

ゴルフボールを購入したらまずはじめにやることはラインを入れます。これについては個人差がありますが、最大のメリットはパターをするときに方向性を出せる、目標に対して正しいアドレスを取れる、ということです。

メリット①パターするときの方向性を出せる

グリーンで目標に向かって真っすぐ打てない人、正しいアドレスをできない人、よく迷う人などにとって、ラインを引くことはかなり役立ちます。

Golf ball line

グリーン上ではカップの手前から、そして横や後方からもラインを見つけますが、見方によってスライスなのかフックなのか逆に見えることもしばしばあります。

またカップに向かって方向を決めてボールを置いても、実際パターを構えたら方向性がよくわからなくなった、ということも起こりえます。

これは、低い位置から見たラインが、実際に立ってパターを構えた上の位置から見たラインと違って見えることがあるからで、パターを構えた時に混乱することはよくあることです。

そのためにもラインを書いたボールが役に立ち、そういう場合は絶対にボールのライン方向を信じて打つほうが正解です。

メリット②ボールの回転の可視化

パター練習の際に、ボールの転がり方(ラインの見え方)を見ることでしっかりヒット出来ているのか知ることもできます。

    Golf ball line

    ゴルフボールが転がる時、書かれたラインによって回転の軌跡がはっきり見ることができるので、どのように回転しているのかが分かります。

    まっすぐ打てることができれば、ラインがまっすぐきれいに見えながら転がりますが、しっかりヒット出来ていない時はラインがぐにゃぐにゃ曲がって転がりますので一目瞭然で分かります。

    メリット③初心者さんがまっすぐアドレスできない時

    初心者などショットでもまっすぐアドレスできない人にとってはティーショットの時にも目標に対してラインを向けることで方向性が良くなることが期待できます。ティーショットだけは、自分の意志でボールを置くことができるのでこのメリットを使わない手はありません。

    メリット④アドレスでのフェースの向きを確認する

    アドレスの時にクラブを構えていると、フェースの向きがついつい動いてしまいがちになります。ゴルフボールに縦線に加えて横線を書きます。横線とフェースが平行になるように意識することで、目標に向かってスクエアで打つことができ、ブレを防いでストロークの精度を上げることができます。

    メリット⑤グリーンの傾斜の状態チェック

    Golf ball line

    ゴルフボールが転がる時のラインの傾きを見ることで、傾斜の状態を確認することができます。傾斜の状態を把握することで、カップまでのラインの読みに役立ちます。

    メリット⑥自分のボールの確認

    転がったゴルフボールが同行者と同じ方向へ転がってしまった時、すぐに自分のゴルフボールだと分かればいいのですが、同じようなゴルフボールだと識別するのに苦労します。ゴルフボールには、ブランドやモデル、数字が書かれており、それで識別がある程度できますが、ラインに加えて識別マークを書いておけば、よりはっきりと早く自分のゴルフボールだと識別することができます。自分のゴルフボールだと誤って他のプレイヤーのゴルフボールを打ってしまうと、ペナルティを受けることになります。識別マークを書いておけば、それを防ぐことができます。

    2.もともとラインが入っているゴルフボール3選

    初めからラインが入っているボールを買うと便利です。

    いちいちラインを引くのが面倒くさい、という人には、ここ数年いろんなモデルが出てきた、ライン付きボールを買うことをお勧めします。そのいくつかおすすめをご紹介します。

    ①キャロウェイ|クロムソフトXトリプルトラック

    2020 キャロウェイ クロムソフト X トリプルトラック ゴルフボール 1ダース (12球入り) ホワイト
    公式サイト
    Amazon価格:5800円(1ダース)
    Amazon購入はこちら

    ブルーとレッドの鮮やかな3本線が入っていて、とても見やすく構えやすいボールです。

    オデッセイの同じ3本線のパターと組み合わせるとさらに効果が発揮できるかもしれません。

     Bridgestone golf shoes
    ↑オデッセイトリプルトラックパターにラインが入ってます。

    キャロウェイではこのシリーズ以外にも安価モデルでも同様のライン入りボールが多くラインナップされているので予算によって選びやすいです。

    ②ダンロップ|スリクソンTRI-STAR(トライスター)

    公式サイト

    ダンロップ(DUNLOP) ゴルフボール スリクソン TRI-STAR 2020年モデル
    Amazon価格:3150円(1ダース)
    Amazon購入はこちら

     Bridgestone golf shoes
    ↑ナビゲーターラインとしてこのようになります

    これはキャロウェイほどしっかりしたラインではありませんが、「アライメント機能付きナビゲートライン」という線が入っています。控えめのラインが好みの方にはこちらがおすすめです。

    ③テーラーメイド|TP5 PIX(ピックス)

    テーラーメイド(TAYLOR MADE) TP5 PIX(ティーピーファイブ ピックス)
    公式サイト
    Amazon価格:7850円
    Amazon購入はこちら

    これはプロゴルファーの「リッキー・ファウラー」がデザイン監修したボールでトッププロや上級者に人気のボールです。ラインが引いてあるわけではないのですが「クリアパスアライメント」と呼ばれるデザインにより視覚的に正しいアライメントを取ることができ、ボールが転がると線状に見える、という画期的なデザインのボールです。オレンジとブラックのコントラストもきれいで気持ちよくラウンドできるかもしれません。

    まだあまり使ってる人も見ないので、人とは違うボールを使ってみたい人にはイチオシ、のボールです。

    3.常備おすすめのラインマーカー3選

    ラインの入れ方は縦線1本のみや横線や補助線を入れたりします。他にも太くしたり、細くしたり、色を変えたり工夫して、自分の好みに合わせカスタマイズします。

    ゴルフボールにラインを自分でうまく入れようとするのは、結構難しいです。そこで市販されているラインマーカーを使ってみましょう。使いやすくリーズナブルなラインマーカーをご紹介します。

    VISUALIZE TRI-LINE オリジナル3本線 ゴルフボールマーカーセット

    VISUALIZE TRI-LINE オリジナル3本線 ゴルフボールマーカーセット
    Amazon価格1500円
    Amazon購入はこちら

    ゴルフボールを固定して、3本の線を容易に書くことができます。識別マークも書けるラインマーカーも付いた2個セットとなっていて、自分の好みに合わせて書けるラインマーカーです。

    UYTON 3 ゴルフ マーカー

    ゴルフ マーカー 線画装置
    Amazon価格870円
    Amazon購入はこちら

    基本の3本線に加えて、横線や補助線も書け、色は3色揃っています。いろいろと書いて試してみることができる3個セットです。

    SAPLIZE セープライズ ゴルフボールマーカー・ライナー

    SAPLIZE セープライズ ゴルフボールマーカー・ライナー
    Amazon価格988円
    Amazon購入はこちら

    基本の縦・横線に加えて、斜線も書ける2個セットです。バッグにグリップしておけるので、必要なときにすぐ使えます。

    まとめ

    ライン引きは、目標へ到達するための道しるべの一つとして役割を担っています。トッププロは線を1本だけ引いている人も多いですが、アマチュアはできれば3本ぐらい引いたほうが、より分かりやすく、構えやすいと思います。

    スコアアップを目指すなら、簡単にラインが入れられるラインメーカーの力も借りて、トッププロもしているライン入れにチャレンジしてみる価値は大いにありそうです。

    コメント