30年ゴルフを続けてわかったこと|生涯ゴルフをやり続けるとこうなる

Golf age

初心者・100切り

私は20代前半から約30年ほどゴルフを続けています。今でも一番の楽しみで人生の趣味はゴルフです。

20代・30代・40代を経て、収入・住む場所・家族状況によってゴルフがどう左右されてきたかをまとめてみました。共感いただけたら嬉しいですし、共感できない方も、ゴルフを続けていく上で参考になれば幸いです。

はじめに

はじめに僭越ながら、わたしのプロフィールを知っていただければと思います。

 Golf age

  • ゴルフ歴30年
  • サラリーマン時代は転勤経験あり
  • 現在は早期退職しゴルフで余生を楽しんでいる

正直、コロナ禍で様々な制限をかけられている中、ゴルフが趣味で良かったと思う瞬間はありました。

私の場合、転勤や早期退職などによってこの30年の間、収入はもちろん、住む場所の変化によるゴルフ環境の変化も大きかったと思っています。この記事では私の体験談として今までの30年のゴルフ環境変遷をご紹介します。

注:年間のゴルフ関係費用 →プレー費(レストラン含)、高速代、ガソリン代、ボールなど用品・消耗品代、ウエア、ギア(買い替え)代など含む概算(あくまでも記憶に基づく)

1.【23歳〜】経済的な理由であまりゴルフができない

【23歳〜】ゴルフをはじめる

私がゴルフをはじめたのは、大学を卒業して東京でサラリーマンを始めた年です。初ラウンドはその年の11月でした。

ゴルフはすぐに好きになりハマった

たまたま私が小学生のころから父親がゴルフをやっていましたのでゴルフクラブは触ったこともありましたし、練習場に付いていったこともあったり週末はゴルフ中継を見たりしてましたので、全く抵抗はありませんでした。

多くの私の世代にありがちな上司からゴルフに誘われ始めた形です。初めてラウンドしたときの喜び、楽しさは今でもよく覚えていて、ゴルフがすぐ好きになりました。

出費とプレー条件との戦い

しかし、当時の関東近郊のゴルフ環境はというと次項の4つの理由で20代の新米サラリーマンにとって、趣味で楽しむには限界がありました。

  1. ゴルフプレー費は週末で3万円程度と非常に高かった
  2. 予約するにも多くのコースがメンバーの紹介や同伴が必要で、ビジターだけでプレーできることはまずなかった
  3. キャデイ付きが必須であったことも価格が高かった理由のひとつ
  4. もちろん給料もまだまだ少なく、年に2回(春と秋)の社内コンペに参加するのみ

20代のゴルフ
・年間平均ラウンド数:2回程度

・年間のゴルフ関係費用:10万円以内
時代背景の影響が強く、安いプレーは当時ほぼなく、ゴルフは敷居の高いスポーツで紹介や人脈も必要でした。現在はその辺がクリアになっているので今の20代の方はとてもゴルフをはじめやすい環境だと思います。

2.【30代〜】転勤で地方ゴルフの安さに感謝する

【20代後半】~30代前半 九州勤務時代

その後、私は九州勤務となり福岡県へ住むことになります。ここで私のゴルフ環境が大きく変化することになりました。

地方ゴルフ場の安さに感動

プレー費は一部の名門や高級コースを除けば、週末でも1万5千円程度、河川敷や安い山岳コースでは1万円以内でもプレー可能になり、都心よりかなり安くほぼ半額の感覚でした。

さらに嬉しいことに、関東に比べ、ゴルフ場も近く(30分から1時間以内で行けるコースも多い)、プレー費も安いこともあって同年代の人でもゴルフする人が多かったので気楽にできるのも地方ならではです。

まだまだ給料は安いが、プレー費が安いことと社内や取引先含め身近にゴルフする人が多かったことでゴルフの回数が増えていました。(それでもラウンドは年に10回程度)

はじめてのゴルフクラブ購入

父親からのお古のクラブを使っていたが、生まれて初めて自分でクラブを購入するまでになります。

仕事とプライベートでゴルフを楽しめる環境

仕事上でも取引先のコンペなどに参加するようになり、ウェアなど用品に凝りだして、ゴルフショップへ行くことが大幅に増えました。

30代のゴルフ
・年間平均ラウンド数約10回
・年間のゴルフ出費約40万
地方のゴルフ場は元いた東京よりほぼ半分と格安で、アクセスもよく、ゴルフ仲間も周りに多かったので恵まれた環境でした。

3.【30代中盤〜】ゴルフに夢中になりちょっと無理する

【30代中盤~40代中盤】東京勤務時代

30代中盤に再び東京でのサラリーマン生活になりました。九州ですっかりゴルフの虜になってしまっていた私はゴルフしたい欲求が止められず。しかし費用面、ゴルフ環境面ではまだまだ関東地区は悪かった時代でした。

ネット予約が可能になり安いプランが増えてきた

ネット予約が主流になるにつれ、プレー費も低下し、予約もしやすくなってきた頃です。関東地区でも徐々にビジターだけでも予約できるコースが増え、一部インターネットで予約できるサイトが出来始めていました。

名門等以外でも関東では週末プレー費2万円程度していたが、遠隔地(茨城や栃木等)ではリーズナブルなコースも増えてきていたため、遠くても無理してラウンドに行っていました。

その分廃業するコースもあった

その分、廃業・倒産するコースも増え、コースによっては混んで時間がかかったり、コースメンテが悪くなるなど質が下がるのがあからさまでした。

「ナイスショット〜」で喜べなくなる

周りの上司や同僚もゴルフ好きが多かったせいもあって、ラウンド回数も徐々に増えていましたが、ゴルフをはじめた頃に比べ「ナイスショット!」に喜べなくなっていました。

ゴルフ経験ができてきたことで、側から見たらナイスショットでも、自分にとってはナイスショットじゃない。なんて変化がありました。

4.【41歳〜】ゴルフ会員権の購入

41歳のとき、あるコースの会員権を購入し、ラウンド回数が大きく増え、また月例競技に出るようになります。

東京住み40代のゴルフ
・年間平均ラウンド数 30回程度(会員権購入後は50回程度)
・年間ゴルフ関連費用60万円~70万円程度(会員権購入後は100万円以上)

5.【40代中盤~40代後半】ゴルフの聖地兵庫県へ

【40代中盤~40代後半】関西勤務時代

私は44歳の時、今度は大阪勤務となり、兵庫県神戸市内に住むことになりました。ここでも大きく私のゴルフ環境が変わることになります。

兵庫県はゴルフパラダイス

神戸は日本のゴルフ発祥の地であり、兵庫県はゴルフ場の数が非常に多いんです。名門や高額コースも多いですが、全体的にはプレー費もリーズナブルなコースもたくさんあります。このころにはネット予約が完全に主流となり、空きがあれば直前まで予約できる環境で、ただでさえ、人口に比較してゴルフ場の数が多い兵庫県は最高のゴルフパラダイスでした。

会員移籍ができ毎週ゴルフへ行けた

兵庫県内のコースに一時移籍してメンバーフィーでプレーできたおかげで月例競技なども続けられました。

関西、特に兵庫県は地理的な面、費用面などでとてもゴルフ環境がよく、ゴルフ好きが多い土地柄で社内、社外問わずコンペの数がとても多くなりラウンド回数もさらに増えました。一般道のみで行けるコースも多数あり、交通費もあまりかかりません。

自宅から1時間以内で行けるコースも多く、ほぼ毎週ゴルフに行っていました。

年齢的にそれなりに収入も増え、またゴルフ仲間も増えたこともあってゴルフに使うお金も増やすことができました。

関西住み40代後半のゴルフ
・年間平均ラウンド数50回以上
・年間ゴルフ関連費用120万円以上

6.【40代後半~50代前半】思うままにゴルフ三昧

40代後半~50代前半わたしは再度東京に転勤となり舞い戻りました。

わずか3年半の関西生活を終え、また東京に戻った私ですが、ゴルフへの情熱は衰えず、家族の冷たい目を気にしながら週末はゴルフ、という生活を続けます。

関西時代より回数はやや減るものの、年間40~50ラウンドはプレーしていました。月例競技などにも積極的に参加。メンバーコースでのプレーと社内の仲のいい同僚、先輩とのラウンドが主体となっていました。

東京住み50代前半のゴルフ
・年間平均ラウンド数:50回以上
・年間ゴルフ関連費用:150万円以上

7.【50代前半】ゴルフ熱は少し落ち着く

50代前半に事情があって早期リタイアした私もそれを機にまたゴルフ環境が大きく変わりました。

車を売却

今はクルマを売ったことで結果的に良さを知ることになった電車とクラブバスでのゴルフを主体にラウンドを楽しんでいます。

クラブの買い替えをしなくなる

月に2回ないし3回程度のラウンド回数となり、ボール以外の用品やクラブ購入(買い替え)もほとんどなくなりました。

平日も暇になったので今まで週末は高くて行けなかったコースに平日やセルフデー等の安いプランでラウンドできることはとてもメリットに感じています。

少しでもゴルフ費用を捻出するための節約生活中です。笑

50代前半のゴルフ
・年間平均ラウンド数:30回程度
・年間ゴルフ関連費用:50万円程度

まとめ

あくまで私のゴルフ環境の体験をまとめたので同じ年代でもまったく違うゴルフライフになると思います。

私がゴルフに一番熱中していた時期は40代前半から50歳までです。今はそこまでの熱意はないですが早期リタイアをしたので特に費用面でこれからのゴルフ人生はまた大きく変化していくと思いますが、このコロナ禍で趣味やスポーツの中止を余儀なくされている人もいる中、ゴルフは問題なく出来ていますので、本当にゴルフをやってきてよかったと思っています。

ゴルフ仲間にも恵まれていますし、回数は減ってもできるだけ長く、身体が動く限りはこの楽しいゴルフを続けていきたいと思っています。

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