正しいゴルフスイングがどんなものかはじめは誰もがわかりません。正しいスイングをすぐに理解することは難しいですが、ゴルフスイングでやってはいけない動きというのは、はっきりしています。
やってはいけない動きを理解することで、正しいゴルフスイングの修正や理解を深めらる参考にしてください。ずばり!ゴルフスイングのNGな動きは全部で7つあります。早速自分のスイングの動きを見ながらチェックしてみてください。
目次
はじめに.正しいゴルフスイングチェック表
自分のスイングが正しいスイングかどうか次項のチェック表は、スイングではしてはいけない動きになっているので確認してみてください。
- 手打ち
- クラブと手の動きが同調してしまっている
- 捻転がうまくできていない
- 体重移動
- パターやアプローチでも体全体を使った動きができていない
- 野球とゴルフのスイングの違いがわからない
- スイング時頭が動く
- スイング時顔を上げるのが早い
- フェースを開いて打つ
- ゴルフスイングのテンポが決まっていない
- スイング時左肩が上がっている
これらがなぜスイング中にしてはいけない動きなのか次項で解説していきます。
1.【NGな動き】手打ち
手打ちは体全体を使ってスイングできていないため、ゴルフではやってはいけないNGな動きになっています。手打ちになってしまう原因は4つあり、次項に当てはまっていないかチェックして観ましょう。
- クラブと手の動きが同調してしまっている
- 捻転がうまくできていない
- 体重移動
- パターやアプローチでも体全体を使った動きができていない
手打ちをしてしまうことでボールの軌道が曲がってしまったり、ボールの飛距離が伸びなかったりとマイナスでしかありません。体全体で打つためには必ず手打ちを克服して正しいスイングを身につけてください。
2.【NGな動き】野球のスイングとの違いがわからない
野球とゴルフでは打ち方は違い、通称野球打ちとも言われています。野球打ちは野球を経験している方のスイングに多く、身体に染みついているのでなかなか抜けないのもゴルフスイングを難しくしてしまいます。初めのうちに強制的にでも修正しておかないと癖スイングの原因になってしまいます。
ゴルフは地面に止まっているボールを打つのに対して、野球はピッチャーが投げる地面から90センチほど離れていて動いているボールを打つのでゴルフと野球は打つという点では同じですが、スポーツとしては全く違います。
野球打ちがなぜいけないのか、野球とゴルフのスイングの違いを詳しくみていきましょう。
①スイングの時の重心移動が違う
そもそも野球のように体重移動をしすぎてしまうこと自体がゴルフでは絶対にやってはいけないNGな動きなのです。
野球は足をあげたり、すり足したりと体重移動をして右バッターの場合右足に体重を残し踏ん張って打ちますが、ゴルフは足を置いたらその位置のままアドレスからフィニッシュまで位置を動かすことはありません。
野球のスイングでは右足に体重を残した結果右肩が下げてスイングしていく、一方でゴルフのスイングではできるだけ両足に均等に体重を乗せて打っていくので体重移動を野球ほどしません。
②スイングの軌道が違う
ゴルフと野球ではスイング軌道が違います。ゴルフで野球の打ち方をしてしまうとスライス回転してしまい、曲がってしまうことが多くなります。
野球はアッパースイングやレベルスイングなどスイング軌道が多くこのような打ち方はサイドイン軌道をして打つことになり、ゴルフのスイングでは絶対にやってはいけないNGな動きです。
③スイングした時のインパクトゾーンが違う
インパクトゾーンはゴルフと野球では大きく異なります。
野球の場合、インコースは前でボールを打ち、アウトコースは後ろでボールを捉えるなどボールのコースによりボールを捉える位置が変化します。
ゴルフの場合、体の中心にボールを置き打つのでインパクトは一点のみでインパクトゾーンが変化しません。
野球ではコースにより踏み込んだりして1球ずつ異なるフォームで打つことがゴルフではやってはいけないNGになってしまうのです。ゴルフではボールのある一点のみで振り切ることを意識するので、体の回転の仕方打ち方も常に一定で同じフォームを求めることを覚えておいてください。
3.【NGな動き】スイングが力みすぎてしまう
力を入れすぎてスイングするというのはゴルフに限らずどのスポーツでもお勧めできないNGな動きと言われています。力んでしまうことでの具体的にどのようなことがおこなるのか例を3つあげていきます。
- 身体の動きがスムーズでなくなってしまう
- ぎこちない動きをしてしまうことで思ったようなスイングができない
- 逆に飛距離が落ちてしまう
スイング全体で力を入れすぎてしまうのではなく、アドレスの段階ではリラックスして、インパクトの瞬間に最大の力を出せるような練習をして力むことを減らすことから慣れるのが大切です。
4.【NGな動き】頭を動かす、顔を上げるのが早い
頭を動かす、顔を上げるのが早いというのはゴルフのスイング中にやってはいけないNGな動きです
スイングしている時に打つ瞬間まで頭を動かさずボールを見て打たなければいけません。打球がどこに飛んだのか気になってしまい前を向くタイミングが早くボールをしっかりと見て打つことができていない人が多くいます。さらにこれが無自覚な人が多いのが問題です。
アドレスした段階からインパクトまでは必ずボールを凝視して頭の位置を動かさず、顔を上げるのを極力耐えてください。
5.【NGな動き】フェースを開いて打つ
フェースを正しくアドレスの段階から構えられていない、インパクトの瞬間にフェースが開いてしまうことはスイング時のNGな動きです。
フェースが開いてしまうことでスライスになってしまいティーショットでOBになってしまうなど真っ直ぐ飛ばすことが難しくなります。クラブにはフェースラインがあるので正しいフェースで構えてスイングすること、トップまでに持っていく時やインパクトするまでにフェースが動いてしまうのはクラブをしっかり握れていないでクラブが手の中で動いてしまっている可能性があるので、どの場面でフェースがずれてしまっているのか動画や他の人に見てもらうなどして自分の動きをチェックしてみてください。
6.【NGな動き】テンポよく振れない
ゴルフのスイングで大切なテンポを上手く取れずにカクカクした動きをしてしまうとスイング全体のバランスが悪くなってしまいミスショットをしがちになってしまいます。
テンポよくスイングするためにメトロノームを使用してスイングのテンポを安定させようとするプレイヤーがいるなどテンポを安定させるというのはスイングにとても重要です。
スコア100を切れてない方や初心者の方に多いので、テンポが悪いスイングをしてしまうは絶対にやってはいけないNGな動きとしてテンポが悪いのであれば改善してみてください。
7.【NGな動き】左肩が上がる
右打ちの場合、アドレスをした際やスイング中に左肩が上がってしまうということはよくやってしまうプレイヤーがいますが絶対にやってはいけないNGな動きです。左肩が上がっているということは両肩が平行でないということは目線がずれてしまいボールを正しい方向から見ることができません。
また左肩が上がることで、体が開きやすくなり思ったような飛距離が出なくなる可能性があるのです。
左肩は上げるというNGな動きはボールの見方や体が開くなどの新たなNGな動きを生んでしまうので、左肩は右肩と並行にして打つようにしましょう。
まとめ
ゴルフスイングでは野球のスイング軌道が違うので、他のスポーツからゴルフをする際には新しいスイングを覚えなくてはいけません。リズムよく肩を平行にするなど正しいフォームを覚えてスイングして、紹介した7つのゴルフスイングで絶対にやってはいけないNGな動きをせずにスコアアップしてゴルフを楽しんでください。
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