【ゴルフ指数を最大値にする冬の過ごし方】ゴルフ愛をぶつけるべき3つの筋肉部位

Golf muscle training

ゴルフスイング

ゴルフを始めると2パターンに人は別れると思います。ゴルフを始めて太っていく人とゴルフを始めて筋肉がムキムキになっていく人です。

ゴルフを始めたのに関わらず太っていく人は、ゴルフを楽しさ重視の方だと思います。大自然の中をたくさん歩いて気持ちよく打って適度に汗を流せて楽しい!子供から老人まで楽しめるスポーツがゴルフの特徴でもありますから全然いると思います。

ゴルフを始めて筋肉ムキムキになっていく方は、レジャー感覚ではなくて本気でスコアを上げたいし本気で飛距離を伸ばしたいガチ勢なんだと思います。ゴルフのために不必要な脂肪を落とし必要な筋肉をつけたいわけですから、プレーの一球に魂込めているわけです。

このようにゴルフを始めると2パターンに人は別れるわけですが今回は後者のゴルフを始めて筋肉ムキムキになっていく方々へ向けての記事になります。ゴルフプレーで必要になる筋肉トレーニング方法をまとめました。少しマニアックかもしれません。

レジャーでゴルフを楽しんでいる方々はそこまで筋肉を欲する理由も見当たらないと思いますので、ここでページを戻っていただいて、特に冬ですね、ラウンドに行けない冬の間にゴルフ用の筋肉を仕上げるととても効率が良いかと思います。さらに春がとても楽しみになってくると思います。

真剣に上達したい、飛距離を伸ばしたい、競技に出たい、などの目標がある人は筋肉を鍛えたほうがいいでしょう。今回はそういうガチなゴルフ好きのために鍛えるべき筋肉についてまとめます。

1.ゴルフにおける筋肉を鍛えるメリットとデメリット

ゴルフのスポーツ選手は、ムキムキな方ばかりではありませんよね。調査したところあまり鍛えすぎてしまうとデメリットと感じられる点もあるので始めてそれを理解した上でトレーニングに入っていくのがおすすめです。ゴルフにおいて筋肉を鍛えるメリット・デメリットについて整理しておきます。

ゴルフにおいて筋肉を鍛える3つのメリット

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①圧倒的に疲れにくくなる

アマチュアあるあるですが、後半になると踏ん張れない、球が曲がり出す、スイングがおかしくなるなど、後半に疲れが出てスコアを崩す人が多いです。筋肉を鍛えることで単純に基礎体力が上がるので疲れにくくなり持続力が上がり最後までプレーに集中できるのが大きなメリットです。

疲れにくさを感じると、ちょっと遠くのゴルフ場にまで足を運べるようにもなりますのでゴルフの経験も多く積めるようになります。

②軸がブレなくなりスイングがかなり安定する

体幹が強化されると、自然にスイングは安定していきます。特にラウンド中にある様々な地形への対応力の幅が広がります。傾斜地やバンカーなどスイング上達のメリットは大幅に見込めると思います。

ゴルフスイングはそもそも体幹で打っているようなものなところがあるので、体幹を鍛えることで自分自身の体の操作性も上がります。メリットしかありません。

③飛距離が伸びる

体幹の強化やスイングの改善と安定、ストレッチなどの効果と相まって飛距離が伸びることもメリットのひとつです。ここでひとつ注意点が。
筋肉を鍛えるだけでは飛距離は伸びません。筋肉を鍛えるだけでは飛距離が伸びないことは、一般の男性より明らかに筋力がない女子プロのほうが飛んでいる事実が物語っています。

ゴルフにおいて筋肉を鍛える3つのデメリット

ゴルフにおいての筋トレがデメリットになってしまうことがあります。十分に注意していきましょう。

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①部位によってスイングの邪魔になることがある

腕や肩など鍛える部位の状況によってはバックスイングの邪魔になるとか上半身を使いすぎるなどの弊害が出る可能性があります。

②柔軟性がなくなる

筋肉の鍛え方を間違うと身体が固くなるなど柔軟性に影響が出る可能性もあります。

③筋トレが楽しくなりすぎてしまう

筋肉トレーニング中は、アドレナリン・ドーパミンのホルモンが分泌されます。アドレナリンやドーパミンは気持ちを前向きにしてくれる作用があります。さらに幸せな気分になるエンドルフィンというホルモンが分泌されるので、筋肉が成長すると同時に嬉しい気持ちと結びつき筋肉トレーニングに意外にハマってしまう場合があります。大袈裟に言えば筋トレがやめられなくなってしまうわけです。

ゴルフにおいて余計についた筋肉の弊害といえばプレーの癖が発生してしまうかもしれません。

例.腕の外側の筋肉が内側の筋肉よりも発達しているために、スイング時にどうしてもクラブが反ってしまう癖がやめられませんでした。

例のように、『頭では分かっていても身体がそう動いてくれない』ということがあって、それは体に染みついた習慣性の動きか筋肉によるものの場合もあります。

ゴルフをやる方で筋肉トレーニングを取り入れたい方は、ゴルフの動きで必要な筋肉とそうでない筋肉を理解して尚且つ柔軟性を重視することをお勧めします。

2.ゴルフのために鍛えるべき筋肉ベスト3

ゴルフをやる方で筋トレのメリットデメリットを理解していただけたと思います。ゴルフに必要な筋肉と不必要な筋肉をリストアップしようかとも考えたのですが、あまりにもマニアックな表だったので、必要な筋肉=ゴルファーが鍛えても良い筋肉だけを紹介することにしました。紹介されていない筋肉はそれほど鍛えなくてもいい筋肉だと思っていただけたらいいのかなと思います。参考にしていただら嬉しいです。

それではゴルフに必要な筋肉とはどんなものでしょう。

世の中にはいろんな考え方があると思いますが私個人としてはゴルフには上半身より下半身を優先して鍛えるほうがいいと思っています。それには以下の3つの筋肉を重点的に鍛えることをおすすめします。

BEST1:体幹と腹筋

どのスポーツでもやはり体幹力は重要視されています。それはゴルフにおいても最も重要視するべき筋肉は体幹力でしょう。

Golf muscle training

ゴルフはクラブを使ってボールを打つ競技ですが、クラブを操作するためにこの体幹の筋肉が多く使われています。身体の中心にあり鍛えられた体幹は身体全体の安定感のアップ、スイングの安定につながることが期待できます。加えて腰痛予防にもなります。

BEST2:広背筋

ゴルフ 筋肉4

広背筋を鍛えることもゴルフスイングの安定や飛距離アップに欠かせません。広背筋を鍛えることで遠心力に負けない安定したスイングができるようになり、さらに飛距離アップにもつながることは間違いないでしょう。

BEST3:大臀筋(だいでんきん)

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大臀筋(だいでんきん)とは、お尻周りの筋肉のことです。「ゴルフには大臀筋が一番大切だ」という人も多くいます。ゴルフには下半身の安定が一番大事、と言われていることからこの大臀筋を鍛えることで、より体幹が強くなりスイングの軸を安定させる効果があります。大臀筋は下半身になかでも特に大きな筋肉であって、上半身と下半身をつなぐ位置にあることからスイングの安定、パワーの伝達には欠かせない部位と言えます。

3.筋肉を鍛えるために欠かせない栄養と休息

せっかく鍛えた筋肉を維持するためにはタンパク質が必要です。手っ取り早くプロテインというのもありますが、自炊する方ならば食事だけでタンパク質摂取を維持できると思いますよ。ただ難しいのはビタミン・ミネラルです。ビタミンとミネラルはサプリメントでの摂取がおすすめです。

筋肉を鍛えるためには筋肉になる材料(栄養)と時間(休息・睡眠)が必要です。栄養の優先順位としては下記のようなものです。

  • ①タンパク質(アミノ酸)|鶏胸肉やささみを積極的に食べていきましょう
  • ②ビタミン・ミネラル|サプリメントを取った方が何かと便利です
  • ③脂肪酸(脂質)|普通にしていれば勝手に摂取できます
  • ④食物繊維|①から同時に摂取できます
  • ⑤糖質(炭水化物)|普通にしていれば勝手に摂取できます

脂肪酸や糖質ですが、外食をたまにしたり甘いものを摂ったり、コンビニのものを食べたりをいずれかをしていれば勝手に摂取できるので意識して摂る必要はないという考え方です。

筋肉の主な材料は タンパク質とビタミン、ミネラルです。これらの栄養素が不足していては筋肉を鍛えても効率は悪くなります。さらに筋肉は鍛えてすぐにつくものでもなく、だいたい72時間ほどかけて修復されると言われています。思った以上に時間がかかるものですね。しっかり休息・睡眠をとって疲労を回復してから筋肉を鍛える、というサイクルをしないと効率的に筋力アップはできないのです。

まとめ

本気でゴルフを上達したいと思う人に鍛えるべき筋肉についてまとめました。筋力アップ、筋肉を鍛える、というと毎日辛い思いをしなければ、と思う人も多いかもしれません。中にはスポーツジムに毎週通って筋肉を鍛えている、という人もいるでしょう。でも私たちは所詮アマチュアゴルファーです。また毎日仕事でそれどころではありませんよね。プロアスリートのようなわけにはいかないので、たとえばお風呂に入る前にスクワットをする、とか、暇を見つけてウオーキングするとか、エレベーターやエスカレーターには極力乗らない、とか一駅多めに歩く、など身近にできることから始めてもいいのではないでしょうか。

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