【ゴルフの変なルール特集】ゴルフに変なルールがある理由

Golf hen rules

ゴルフスイング

ゴルフには多くの変なルールがあると知られています。それは、公式のルールブックに載っているのです。例えば、

もぐらが掘った穴にボールが落ちたら拾うことができるが、犬が掘った穴にボールが落ちたらそのまま打たなければならない

え?って感じですよね。摩訶不思議なルールですが、こういったルールがないといけないと協会が判断しているのも事実です。

ゴルフは、野球やサッカーといった他のスポーツと違い細かいルールや変なルールがいっぱいですよね。今日は変なルールを集めてみました。

1.ゴルフの変なルール11選

実際にゴルフルールブックに記載されている変なルールを紹介していきます。

パーティーのプレイヤーがどのクラブで打ったのか本人に聞くのは禁止だが、キャディには聞いてもいい

Golf strange rules

パー3のホールやパーティーの他のプレイヤーと同じような位置にボールがある場合、先に打ったプレイヤーのクラブが何番で打ったのか気になりますよね。

ここで打った本人に今の打った番手がどのクラブなのか聞いてしまうと反則になり2打罰になるというルールがあります。(え?何これ怪談話?)

しかしキャディさんに今の番手が何番だったのかを聞くのはルール上大丈夫です。キャディさんが知っている情報であれば、なんでも聞いてもいいということになっています。

キャディさん情報屋みたいデスネ。

打ったボールが他のプレイヤーに当たっても罰はないが、自分に当たったら1打罰

Golf strange rules

自分が打ったボールは、周りの人に当たってしまうケースがありますがその場合ルール上は問題なくプレー続行されます。しかし、自分の打った球が木や岩に当たって自分に跳ね返ってきて当たった場合、1打罰です。

また、自分自身に当たるだけでなく、自分についているキャディやキャディバック、カートにボールが当たったとしても1打罰則がつきます。

自分に当てるのって超高度テクニックでは?

もぐらが掘った穴にボールが落ちたら拾うことができるが、犬が掘った穴にボールが落ちたらそのまま打たなければならない

Golf strange rules

異常な地面の状態になっている際、ペナルティーなしでボールを適切な場所に移動させることができます。

規則25-1異常なグラウンド状態からの救済というルールで認められているのです。つまり、ボールが行き着いた場所の地面が穴でボコボコになっていた場合移動することができます。

もぐらや地リスといった穴掘り動物が掘った穴であれば移動させることができますが、犬やイノシシといった穴掘り動物でない動物が穴を掘った場合は移動させることができません

イノシシや犬は穴掘り得意そうだけどダメなんですね。

巨大な岩なら動かせるならどのような岩でも動かしてもいいが、枯れた木に根がついていたら動かせない

ゴルフには、ルースインペディメントというルールがありますが、どこともつながっていない障害物は移動させることができるが、地面とつながっている障害物を移動させることはできません。

ルースインペディメントはサイズに関わらず動かすことが可能ですが、根っこがついている植物などを動かすことは不可能です。

移動させた時にボールが動いてしまう場合も、移動させることができません。

バンカーでカニが死んでいても取り除くことができない

Golf strange rules

ボールがバンカーに入ってしまった時に、バンカーにカニが死んでしまってボールを出すのに邪魔になってしまう場合があります。カニが死んでしまっていて供養したい気にもなりますが、動かしてしまうと罰則がついてしまうルールです。

2019年のルール改正により虫の死骸等はルースインペディメントで取り除くことができるようになりました。

カニはダメで虫はオッケー。

落ちていたみかんにボールが食い込んだ場合は取り除くことができない

Golf strange rules

落ちていたみかんに自分の打ったボールが食い込んでしまった場合、ボールとみかんを取り離すことが不可能です。

みかんからボールを取り除くと罰則を受けることになるため、みかんごとボールを打ってみかんからボールを外すしか方法がありません。

みかん限定なのが不思議すぎる。

ボールの前にアリ塚があった場合、取り除くことができる

Golf strange rules

ボールの目の前にあるアリ塚があった場合、アリ塚を壊すことがルールとして認められています。

日本のゴルフ場にアリ塚があるゴルフ場は聞いたことはありませんが、海外ではこのようなことが多発したからルールができたということなのでしょう。

アリ塚を除去することは多くの生き物を殺生してしまうことになりますが、ルール上はやってもいい行為として認められています。人間怖い。

グリーン上に落ちているバナナの皮を取り除くことができる

Golf strange rules

グリーン上にバナナの皮が落ちてしまっている際にバナナの皮を取り除くことはルール上許されています。バナナの皮が落ちていることを想定して考え出されたのはすごいルールですよね。

誰ですか?ラウンド中バナナを食べたのは。

棘が刺さらないようにサボテンにタオルを被せて打つことは禁止

Golf strange rules

ボールがある場所の近くにあるサボテンがあった場合、サボテンをタオルでぐるぐる巻きにしてトゲを足などに刺さらないようにしたとして、打ったとします。

サボテンをぐるぐる巻にした行為は、プレーに影響を及ぼす意図を持って物理的条件を変更してはならないというルールに反して罰則に値するのです。サボテンをタオルでぐるぐる巻にして打った場合、2だのペナルティーが発生してしまいます。

サボテンには刺されていくスタイル。それがゴルフ。

他のプレイヤーがバンカーに食べかけの梨を捨てた場合取り除くことができる

Golf strange rules

他のプレイヤーがバンカーに食べかけの梨を捨てた場合、ボールを打つのに邪魔をしているのであれば2019年のルール改正までは取り除くことはできませんでした。ポイ捨てをしたプレイヤーには罰則には当たらないそうなので、ゴルフは紳士のスポーツと思っていた方には、ポイ捨てしていいと少し疑問を持ってしまいますよね。2019年のルール改正にて取り除くことが許されるようになりました。

ラウンド中、結構な確率で何かを食べる人が昔は多かったのかな?

ガラガラ蛇がボールの近くにいる場合

Golf strange rules

ボールの周辺に猛毒を持ったガラガラヘビがいた場合、罰を受けずにボールを安全な場所まで移すことができます。このルールは、コースでよくみる状態ではないと判断され、危険性が高すぎるため移動させることが許されるルールです。

日本のゴルフ場では、ガラガラヘビを見る場所は少ないですが海外では多いということなのでしょうか。

これはルール化されていて良かった。

2.ゴルフに変なルールがある理由

なぜ、ゴルフにはヘンテコなルールが存在するのでしょうか。なぜなら審判が同行せず個々にルールの判断がゆだねられているからです。

野球やサッカー、テニス、バスケットといった多くの競技は審判が判断します。しかしゴルフは、審判が帯同してプレーする競技ではありません。ゴルフは同じパーティーのプレイヤーがスコアをつけて判断することが求められる競技です。

プレーヤーが判断しなければならないため、細かくルールを決められています。そのルールには時によっては変だと感じてしまうようなルールも必要だったということなんです。

まとめ

実際にプレーしていてルールブックに記載されている変なルールに該当しているプレーが起こることはほとんどあり得ませんが、ルールがないといけないと協会が判断しているのも事実です。

ゴルフルールブックに記載されている面白い変なルールがプレーしている際やゴルフ中継を観ていた時に起こったら面白いですよね。

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