ゴルフ打ちっ放し練習場に毎週通っても思ったほど上達しない最大の理由

ゴルフ 練習場

ゴルフ場

「ゴルフが好きになって少しでも上手くなりたい!」と、打ちっ放し練習場に時間や出費をそれはそれは工夫して毎週通っている人へ伝えたいことがあります。

その後調子どうです??毎週行って200球も300球も打ってるのに、自分が思ったほど上達していないことに気がつくはずです。

そうなると、「練習法が間違っているのかな?」と悩みます。ハイそうです!そうなんです。

打ちっ放しへほとんど行っていないのに、メキメキ上達する人っているんですよ。単純に正しい練習法を行なっているから、それにつきます。

この記事では、確実に上達する打ちっ放し練習場の効果的な使い方を解説していきます。ゴルフがなかなか上達せず「もう、あきらめようかな、、、。」なんて絶望しているあなた。こちらの記事を読んで是非考え直してください!

最後には、上達を確実なものにするための方法も解説しています。

1 .打ちっ放しで上達しない最大の理由

打ちっ放しだけでは上達しない大きな理由は、練習場に置いてある専用ボールにあります。ほとんどの人がこのボールについて知らずに練習場へ行っているのです。

練習場専用ボールの特徴

練習場のボールは実は打ちっ放し専用のボールです。次回行った時に是非メーカーボールと打感を比べてみてください。

ゴルフ練習場

専用のボールとはワンピースでできていて本番との打感がまったく違いすぎます。このボールを何百発打っても上達しない理由です。もっと言えば下手になるかも。

ゴルフ 練習場

打ちっ放し専用のボールの特徴

ワンピースボール

コースボールに比べ、柔らかい・軽い・飛ばない・上がらないボール。
飛距離がコースボールに比べ一般的に約5%から10%は落ちると思ってください。

スピン量も少ない アイアンの弾道も低めになり、また曲がりも抑えられます。

最高のクラブで練習場のボールを打つと、まるで打感が変わってしまうのでフォームも改善できない、上手くいっていたスイングが崩れてしまうのです。

プロはスイングフォームへの影響を考え数を打つことを控えます。

ウェッジとの相性は◎

練習場専用ボールにあるワンピースであり回転しにくい特徴は、ウェッジの場合は通常通り飛び相性が良いです。理由はウェッジのヘッドが重い事にあります。

打ちっ放しの中には、コースボールで統一している練習場もあるので、お金を払って行くならばこちらが圧倒的に練習の質がよくなります。

2.打ちっ放し練習場の効果的な使い方

練習場のボールの特徴を理解したところで、だとて練習する場所は限られています。上手にボールと付き合って効果的に練習場を使っていきましょう。

数は打たない

まず一つ目は数ばかり打たないということです。あの場所に行くと何球も真面目に打ちたくなりますが、たくさん打っても上達はしないことはもう知っていますね。

先ほど言ったように練習場のボールは柔らかい、軽い、飛ばない、上がらないボールなので、無理に飛ばそうとしたり、上げようとすることで変なクセがついたり、フォームを崩します。

ですから1日200発も300発も打つことはおすすめしません。お金を無駄に使うのと疲れるだけで、上達にはあまりつながりません。

フォームの確認

練習場で最も重視すべきことはフォームの確認です。

PGAゴルファーの真髄としては、何十球、どんな環境であっても数cmとも狂わないショットを精密機械のように打てて、わずかな誤差でコントロールができることがプレー結果に結びつくのです。

毎回違うフォームで打っているうちは上達の前に基盤のフォームを身体に覚えさせて行くことが最大限成果の出る練習方法です。

とわ言えボールを打たないと面白くない。それもわかります。フォームを確認しながら同じ弾道のボールを打てるかどうか。あくまで確立されたフォームありきで打ってみましょう。

同じクラブばかり打たない

練習場でドライバーばかり気持ちよく打っている人をよく見かけます。

おすすめとしては、例えば次のラウンド前の調整では、18ホールを周ることをイメージして、ドライバーからアイアン、ウエッジまで毎回クラブを替えて、ラウンドする感覚で50球ほど練習することで、大変効果的です。

(各ホールを想定(例:386YPAR4とか)各ショットの結果(方向性や飛び)を見て、次のクラブを選んで実際に18ホール繰り返す)

ウェッジ練習がおすすめ

ヘッドが重いウェッジは練習場専用ボールであっても実際のように飛びます。

漠然と打ち続けない

自動ティアップの練習場ではポンポンと続けて打てますが、これも意味がありません。一打一打大事にルーティンをとって、狙いをしっかり決めて打ちスイングフォームを確立していくことに重点をおきましょう。

ボールを次々何も考えず打つのは面白いですが、ただの運動です。

3.本気で上達したい人におすすめの3つの練習法

打ちっ放しに行ってゴルフボールを打った数だけ上手くなると純粋に思っていた方々すみません。筆者もまったくはじめの方はそう思っていました。休みの日に車出して寒い中ボールを打ってましたが、今思うと効率の悪い練習をしていたことに納得してます。

同じような経験をしている方に、確実に上達するおすすめの練習法を紹介しておきます。好みの問題もあるのでぜひ自分にあった練習法を選んでください。

①基礎をしっかりして確実に上達したい方向けの練習法

基礎をしっかり固めて確実に上達したい方はレッスンプロに習ってください。

レッスンプロとは
現在PGAが認定しているプロゴルファー資格には、「トーナメントプレーヤー(TP)」、「ティーチングプロ(TCP)」の2種類あります。そのティーチングプロA級の方に教わるのがおすすめです。

「さ!ゴルフはじめよ!」って、全くの未経験者がレッスンプロのところに行くのはハードルが高いと感じると思います。(自分もそうでした)

ですが、結局はそれが無駄な出費と時間を招くのです。「実力でどこまでできるか試してみたい」というスポーツ経験者もいると思いますが、上達しないと面白くありませんし変な癖が付いてしまうリスクも覚悟しましょう。

ゴルフ レッスン

ティーチングプロはだいたいマンツーマンで教えてくれます。通いやすさや教え方の選り好みもあると思うのでしっかり選んでいきましょう。

確実にゴルフスキルが上達するしどんどん楽しくなります。

②出費を抑えてかつ上達する練習法

レッスンプロに習えば上達するのはわかっているが、そんなに出費をかけられない!という人もいますよね。

育児や家事、仕事をこなしながらゴルフ練習するのは金銭的にも時間的にも難しい!でもゴルフやめない!そんな方におすすめなのは、正しいスイングフォームの素振りを自宅で行う練習法です。

とてもシンプルですが重要なことはボールを打たないという点です。

ボールを打たないことで上達する理由はたくさんあります。

  • ボールに気を取られてスイングフォームが崩れる
  • ボールが見えていることでインパクトの調節を計ってしまいがち(フォームが崩れている)
  • ボールばかりを見てフォームを忘れる

ボールを打つのが楽しすぎて、正しいスイングフォームかどうかがわかりにくくなってしまうんです。

ゴルフは数cmとも狂わないショットを何十発も繰り出せることが重要なのです。正しいスイングフォームは素振りでないと身体で覚えることがなかなかできません。

自分にあったスイング練習器具を探して自宅で素振りを行いたまに打ちっ放しやラウンドに行くのがおすすめです。

③分析・正確性勝負の練習法

最近は練習場にも、「REC CHECK GOLF」というミート率や飛距離、自分のフォーム画像を見られる機器を設置したり、もっと精度が高く高級な「TRACK MAN」という弾道測定器があるところも増えてきました。

TRACK MAN
出典:lynwoodgolf

こういうしっかり客観的なデータ機器を用いてレッスンを受けられるところを探すことも上達への近道です。

この記事の内容を理解すると打ちっ放しの使い方がガラリと変わります。筆者自身ここ数年は実はあまり練習場には行かず、フォームの確認やラウンド前の調整の意味合いが強く、50球ほど打って帰るだけ、のことが多いです。

まとめ

もちろん打ちっ放しでボールを無心で打つのは楽しいしストレス解消にもなります。気分転換や軽い運動では最高の場所ですのでぜひ上手に利用していきましょう!

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