ドライバーの飛距離をアップさせる重要な5つのポイント

飛距離アップ

飛距離アップ

ドライバーの飛距離は誰もが伸ばしたいもの。

  • 初心者の時はそもそもまっすぐ飛ばすのが難しい
  • 経験を積んでも満足のいく飛距離になかなかならない
  • シニアになれば「若いころより飛ばなくなったなあ」

だいたいこんな感じです。そんなよく聞く話を打破すべくドライバーの飛距離について真剣に考えてみました。

どうやったら飛距離を伸ばせるかの書籍や情報はそれもうたくさんリリースされていますが、これまでノウハウや動画をみてきた中で個人的にこれこそ飛距離を決める要素だと実感した5つの決め手を解説していきます。

共感できるところとそうでないところがあるかもしれませんが、お悩み中の方のヒントになれば嬉しいです。

1.アマチュアゴルファーの平均飛距離

プロほどとは言いませんが、手が届くんじゃないか?

と思えるアマチュアの距離を紹介しますので目標の目安にしてください。すでに飛ばせているという方は、もう立派な飛ばし屋です!

アマチュア男性は230ヤードは飛ばしたい。

アマチュア女性の平均は150ヤード・170ヤードぐらいは飛ばしたいですね。

シニア〜アマチュアの平均飛距離は200~210ヤード。

もうあと20ヤード、あと30ヤード飛距離よ伸びろ!ティショットが飛ぶと何と言っても気持ちがいい、以降のプレーも気分が乗ります。

それでは、飛距離を決める譲れない要素について解説をしていきます。

2.ゴルフの飛距離を決める5つの要素

そもそも飛距離は何で決まるか?そこから考えてみました。様々な要素の中で次項の5つが飛距離を伸ばすのに重要な要素です。

  1. ボール初速
  2. 打ち出し角
  3. スピン量
  4. 体幹
  5. 道具

様々なマニュアルを読みすぎて混乱している方はシンプルにこの5つを参考にすることをおすすめします。理由は難しくありません。

①ボール初速

ボール初速とは、ヘッドスピード×ミート率という式で計算できる数値です。ボール初速を上げるためには、ヘッドスピードとミート率を上げなくてはなりません。

ヘッドスピードとは

ヘッドスピードとは、インパクト時のヘッドが動く速さ(m/s)のこと。

飛距離を伸ばすためにはまず第一にヘッドスピードあげていくことに努力しましょう。

ヘッドスピードをあげる基本は、軽いものを早く振ることです。重いものを一生懸命振っている方は昔の方法ですので今すぐやめてください。現在のプロスポーツ選手はこの練習方法を基本としています。

ミート率とは

ミート率は、最大値が1.5。アマチュアはレベルによっても大きく変わりますがだいたい1.3~1.35ぐらいです。

ボール初速の約4倍が飛距離と言われています。

例えば、ヘッドスピードが40m/sの人がミート率1.5だと、ボール初速は60m/sとなります。

ヘッドスピードが40m/sの人がミート率が悪く1.3だと、ボール初速は52m/sとなってしまい、15%もボール初速が落ちます。

ボール初速の約4倍が飛距離と言われていますので、この場合、約32ヤードも差が出るということになります。

ボール初速を上げるためには、巡りますがヘッドスピードとミート率を上げることです。

ミート率を上げるために、

  • クラブを短く
  • スタンスを狭く
  • 体重移動を抑える

この3つがよく言われるのですが、根本的にはスイングです。地味で素朴な練習を繰り返しスイングの精度を確実にしていく他ありません。

とっても地味〜な道のりになるんですが我慢強くスイングを確立していくことが最高の早道だと確信しています。

スイングは不安定だけれどもパワーだけで飛距離は絶対に伸びません。伸びそうですけどね。笑

②打ち出し角

打ち出し角とは、インパクト後ボールが打ち出される角度のことです。打ち出し角度はヘッドスピードやミート率が影響します。

アマチュアの適正打ち出し角は13度~15度。打ち出し角は高すぎても低すぎてもいけないのです。なぜなら、ボール初速が早い人はスピン量が増え高さが出てキャリーが伸びますが、ボール初速の遅い人は、自分の合わないロフト角のドライバーを使っている場合など、スピン量が少なくなり、失速していわゆるドロップのような球になり飛距離が出ないからです。

③スピン量

スピン量は、打ち出し角と同じです、スピン量が多すぎると、吹け上がる様な球になり距離が伸びませんし、少なすぎても球が上がりきらず、ドロップ気味の球になりキャリーが伸びません。

繰り返しになってしまうんですが、スイングの精度を確実にしていくしかありません。

④体幹

プレヤーの身体的ポテンシャルも重要な要です。

ゴルフに必要な筋肉と体幹に絞ってトレーニングしてみてください。日頃から鍛えておくとスイングした時にどこの筋肉が使われているかなど自分自身で理解できるようになります。

⑤道具

プレーヤーに身体的なポテンシャルと正しい知識があっても使用する道具がひどければ飛距離は絶対に上がりません。しっかりと飛ばすのにふさわしい道具を選んでいきましょう。

シャフトは長めを選ぶ

長いシャフトはミート率が下がるのでメリットばかりではないのですが、スイングがしっかりできている人は充分な価値があります。

近年シャフトの素材は大幅に進化しています。最新のシャフトはひと昔のものと性能が変わっているのでそちらもチェックしてみてください。

 軽いドライバーに替える

重量が軽くなると、速く振れるので当然ヘッドスピードが上がります。ただし、軽すぎると手打ちになるデメリットもあるので自分のパワーに合った軽さを吟味してください。

ロフト角の違うドライバーに替えてみる

ヘッドスピードの遅い人、ミート率の悪い方の場合9度とかロフト角の小さいドライバーを使っていることがあります。

10度とか10.5度のものに替えることで適正な打ち出し角やスピン量を得られるケースもあります。

3.飛距離を派手に伸ばすには地味な練習の積み重ねしかない

飛距離があるととてつもなくカッコよく見えます。

一気に信頼さえしてしまう瞬間もありませんか?そんな映えるプレーですが。安定させるには地味な練習しかありません。

飛距離アップ

ゴルフに必要な体幹・筋肉を鍛え、道具の知識を蓄え、PGAゴルファーのようなスイングをひたすら鍛錬。

遠回りすることってすごく大事ですよ。無駄なことって結局無駄じゃない。遠回りすることが一番の近道(引用:イチロー選手の名言)

イチローさんの名言が刺さります。

まとめ

ドライバーの飛距離はどうやって決まるのか、もっと飛ばすためにはどうすればいいのか、ドライバーの飛距離はアマチュアゴルファーの永遠の悩みであり課題です。飛ばすこともゴルフの楽しみであり醍醐味。ぜひ迷ったときはこの記事を参考にシンプルに考えてみてください。

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