早朝ラウンドは「前日の22時」から始まっている。
初めて早朝ラウンドの予約を入れたとき、正直なめてました。
「いつもより2時間早く起きればいいだけでしょ?」
そう思っていた僕は、当日の朝4時半に目覚ましで飛び起き、頭が回らないまま車を運転し、ゴルフ場に着いたときには既に疲労困憊。1番ホールのティーショットは大ダフリ。その日のスコアは、いつもより15打も悪い結果に終わりました。
結論から言います。早朝ラウンドの成否は、前日の過ごし方で8割決まります。
特に接待ゴルフや久しぶりの仲間とのラウンドなら、なおさら準備が重要です。この記事では、初めて早朝ラウンドに臨む方が「何時に寝るべきか」「朝食はどうするか」「練習時間の使い方」まで、実体験ベースで解説していきます。
1.そもそも早朝ラウンドって何時スタート?

早朝ラウンドの定義は、ゴルフ場によって微妙に異なりますが、一般的には5時台〜7時台前半のスタートを指します。
最も多いのは6時台スタート。土日の混雑を避けたい層や、午後から別の予定がある社会人ゴルファーに人気です。
僕が初めて挑戦したのは6時20分スタートでした。「通常より1時間早いくらいか」と軽く考えていたら、逆算すると起床時刻が4時半。自宅から30分、準備と朝食で30分、到着後の受付・着替え・練習で30分…計算してみて、初めて「これ、かなりキツいな」と気づいたんです。
スタート時刻別の起床目安
- 5時台スタート → 起床3時半〜4時
- 6時台スタタート → 起床4時半〜5時
- 7時台スタート → 起床5時半〜6時
ゴルフ場までの距離にもよりますが、スタート時刻の2時間前には起床が基本ラインです。
2.前日の過ごし方が勝負を分ける【失敗から学んだ3つのルール】

僕が早朝ラウンドで何度も失敗してたどり着いた答えは、「前日をどう過ごすか」でした。
ルール①:21時には風呂に入り、22時には布団に入る
最初の頃、いつも通り0時過ぎに寝て4時半起床を繰り返していました。結果、慢性的な寝不足状態でラウンド。集中力が続かず、後半は完全にスタミナ切れ。
早朝ラウンドの場合、睡眠時間は最低6時間、できれば7時間確保したいところです。
4時半起床なら、遅くとも22時半には就寝。逆算すると21時には入浴を済ませ、22時にはベッドに入る生活リズムが必要になります。
「そんな早く寝られない」と思うかもしれませんが、これが意外とできます。前日に軽く運動したり、夕食後にスマホを見ないだけで、体は自然と眠くなります。
ルール②:前日の飲酒は控えめに(できればゼロ)
接待ゴルフ前日の会食で、つい飲みすぎて翌朝地獄を見たことがあります。
早朝4時台に起きると、アルコールがまだ体内に残っている感覚がはっきりわかります。頭が重く、体が動かない。これでは良いプレーなんてできません。
前日の飲酒は、どんなに誘われても1〜2杯まで。 できれば完全にゼロが理想です。
ルール③:準備物は前日の夜に玄関へ
当日の朝、バタバタと準備するのは絶対NGです。
ゴルフバッグ、シューズ、着替え、グローブ、ティー、マーカー…忘れ物がないか確認し、前日のうちに玄関または車に積んでおく。これだけで当日の朝の精神的余裕が全く違います。
僕は一度、グローブを忘れてゴルフ場のショップで高い新品を買う羽目になりました。あれは本当に無駄な出費でした。
3.当日の朝:起床から出発までの理想的な流れ

ここからは、当日朝の具体的な過ごし方です。
4時半:起床後すぐに水を飲む
目覚ましが鳴ったら、まずコップ1杯の水を飲みます。
早朝は体が脱水気味になっています。水分補給することで、体が目覚めやすくなり、頭もスッキリします。
4時40分:軽いストレッチ
いきなり車に乗ると、体が固まったままスタートすることになります。
僕がやっているのは、肩回し、股関節のストレッチ、アキレス腱伸ばしの3つ。各30秒ずつで十分です。これだけで体が温まり、運転中の眠気防止にもなります。
4時50分:朝食は「軽め」が正解
早朝ラウンドの朝食、これが意外と難しい問題です。
食べすぎると体が重くなり、食べないとスタミナが持ちません。
僕が試行錯誤した結果、ベストだったのは「バナナ1本+おにぎり1個+プロテインドリンク」の組み合わせ。
消化に良く、エネルギーに変わりやすい。かつ、満腹感で動きが鈍くなることもない。
逆に失敗したのは、コンビニの菓子パンとカフェオレ。糖質が多すぎて、スタート前に眠気が襲ってきました。
5時10分:出発
余裕を持って出発します。早朝は道が空いているとはいえ、到着時刻の30分前にはゴルフ場に着くように逆算しましょう。
4.ゴルフ場到着後:スタートまでの30分が勝負

受付・着替えは10分で済ませる
早朝ラウンドの場合、受付やフロントが通常より簡略化されていることが多いです。
スムーズに着替えまで済ませ、練習場へ。ここで時間を使いすぎると、練習時間が削られます。
練習は「体を起こす」ことが目的
通常のラウンドなら練習場で30球、パター練習10分…とやりたいところですが、早朝ラウンドでそれをやると疲れます。
練習の目的は「スイングチェック」ではなく「体を起こすこと」。
僕がやっているのは:
- ウェッジで10球(体を温める)
- 7番アイアンで5球(リズム確認)
- ドライバーで3球(当日の感覚チェック)
- パター練習5分(距離感だけ)
合計20分。これで十分です。
むしろ、練習しすぎて疲労を溜めるほうがリスクです。
5.早朝ラウンド特有の注意点【知らないと損する3つのポイント】

①朝露でボールが濡れる
早朝は芝が朝露で濡れています。特に最初の数ホールは、ボールもクラブフェースも水分を含みます。
タオルを多めに持っていくこと。僕は通常2枚のところ、早朝は3枚持参しています。
また、グローブも予備を1枚余分に用意。濡れたグローブでプレーすると、グリップが滑って大ミスにつながります。
②気温が低い(特に秋冬)
夏でも早朝5時台は肌寒いことがあります。秋冬なら確実に防寒対策が必要です。
僕が愛用しているのはユニクロのヒートテックとウインドブレーカー。プレー中は体が温まるので脱げるよう、脱ぎ着しやすいものを選びます。
(参考: ユニクロ公式サイト)
③スタート直後は体が動きにくい
どんなに準備しても、スタート直後の1〜2ホールは体が本調子ではありません。
無理にフルスイングせず、7〜8割の力でコントロール重視。 僕は1番ホールのティーショットで何度も失敗してきましたが、「最初は様子見」と割り切ってからミスが減りました。
6.早朝ラウンドのメリット【やってみて分かった5つの良さ】

ここまで注意点ばかり書いてきましたが、早朝ラウンドには大きなメリットもあります。
メリット①:プレー時間が早い
通常のラウンドだと、ハーフ2時間半〜3時間かかることもザラ。早朝スタートなら前の組との間隔が空いていて、ハーフ2時間前後で回れることが多いです。
サクサク進むので、リズムが崩れにくい。待ち時間のイライラもありません。
メリット②:午後の時間が使える
6時スタートなら、11時〜12時には上がれます。
シャワーを浴びて昼食を食べても、13時には解散。午後から家族サービスや別の用事を入れることも可能です。
僕は早朝ラウンド後、妻と合流して温泉に行ったことがあります。妻も喜んでくれて、一石二鳥でした。
メリット③:料金が安い
多くのゴルフ場では、早朝ラウンド専用のプランがあり、通常料金より1,000〜3,000円安いことが多いです。
同じコースを安くプレーできるなら、使わない手はありません。
メリット④:夏場は涼しい
真夏の昼間ゴルフは地獄ですが、早朝なら気温が低く快適です。
熱中症のリスクも減り、プレーに集中できます。
メリット⑤:朝日を浴びながらのプレーは格別
これは感覚的な話ですが、朝日が昇る中でのティーショットは本当に気持ちいいです。
空気が澄んでいて、鳥のさえずりが聞こえて、芝の香りが濃い。「ゴルフって、こんなに気持ちいいスポーツだったんだ」と再認識できます。
7.初めての早朝ラウンドでやりがちな失敗【僕の黒歴史】

最後に、僕が実際にやらかした失敗談をいくつか共有します。
失敗①:前日に夜更かししてしまった
初めての早朝ラウンド前夜、緊張して眠れず、結局YouTubeを見てしまい就寝が1時過ぎ。3時間半しか寝られず、当日は頭痛と眠気との戦い。スコアは散々でした。
眠れなくても、布団に入って目を閉じているだけで体は休まります。 スマホは絶対に見ないこと。
失敗②:朝食を食べずにスタート
「時間がないから」と朝食を抜いてスタートしたら、3ホール目で急激な空腹感。集中力が切れ、ミス連発。
最低でもバナナ1本、できればおにぎりは食べておくべきでした。
失敗③:練習場で張り切りすぎた
「せっかく早く来たんだから」と練習場で50球も打ってしまい、スタート前に疲労。後半はスタミナ切れでボロボロ。
早朝ラウンドの練習は、あくまで「ウォーミングアップ」。打ち込むのは別の日にしましょう。
まとめ:初めての早朝ラウンドは「前日22時」から始まる
初めて早朝ラウンドに挑戦するなら、覚えておいてほしいのは以下の3つです。
①前日の22時には布団に入る(睡眠時間6〜7時間確保)
②準備物は前日夜に玄関へ(当日の朝は慌てない)
③朝食は軽め、練習も軽め(体を起こすことが目的)
早朝ラウンドは慣れるまで大変ですが、一度リズムを掴めば、通常ラウンドよりも快適に感じることもあります。
特に夏場や、午後に予定がある日には最高の選択肢です。
接待ゴルフや仲間とのラウンドで恥をかかないためにも、しっかり準備して臨んでください。きっと「早朝ラウンド、また行きたいな」と思えるはずです。


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