オフシーズンに差がつくゴルフ上達法

オフシーズンは“練習の質”で差がつく。

寒さでクラブを握る機会が減る冬。しかし、この時期をどう使うかで、春からのゴルフに大きな差が出るんです。むしろ冬は、自分のフォームや体の使い方を見直す絶好のタイミング。天気やラウンドに左右されない分、地道に積み上げることで確実にレベルアップできます。

1.オフシーズンは「室内練習」で技術を磨く

冬のうちに体を作っておくと、春からのプレーで違いが出ます。

体幹トレーニング：プランクやスクワットでスイングの軸を安定させる。
ストレッチ：肩甲骨や股関節まわりの柔軟性を高めて、可動域の広いスイングに。
有酸素運動：基礎体力を保つためにも、軽いジョギングやウォーキングを取り入れましょう。

これらを継続すれば、シーズンインのケガ予防にもつながります。

天候に左右されない室内練習は、冬ゴルフの味方。鏡の前でスイングチェックをしたり、パターマットで距離感を養ったりと、細かい部分にフォーカスできます。特におすすめなのが、スイングの“型”を体に覚えさせる反復練習。オフシーズンに基礎を固めることで、春には自信を持ってコースに立てます。

2.自宅・室内でできる練習メニュー

寒い季節や雨天時でも、自宅でできる練習は意外と多くあります。

パター練習：カーペットや市販のパターマットで距離感を養う。
素振り・シャドースイング：壁や鏡を使って、スイングの軌道や姿勢を確認。
ゴルフ器具を使う：「うねり棒」や「スイングトレーナー」などで理想のスイングを体に覚えさせる。

少しのスペースでも、工夫次第で質の高い練習が可能です。

自宅でスイングチェックをするなら、スマホの動画撮影機能を使って自分のフォームを客観的に確認するのが鉄板。プロのスイングと比較すれば、自分のクセが見えてきます。また、ショートアイアンを使ったテークバックやフィニッシュの確認ドリルなど、家の中でできる練習メニューも多数。限られた時間を効果的に使う工夫が上達のカギです。

3.フィジカル強化でスイングの再現性UP

ゴルフはメンタルスポーツ。オフシーズンにこそ、メンタルの整理も欠かせません。

イメージトレーニング：頭の中でコースを再現し、理想のプレーをシミュレーション
過去の失敗を振り返る：冷静に振り返り、ミスの原因を分析
ゴルフ書籍を読む：プロの思考や戦略からヒントを得る

スコアメイクの鍵は、実は「心の準備」にもあるのです。

冬は体づくりにも絶好の時期。特にゴルフは体幹と柔軟性がモノを言うスポーツです。体幹トレーニングやストレッチを習慣にすることで、軸がブレないスイングが自然と身につきます。飛距離に悩んでいる人は、下半身強化にもチャレンジしてみてください。走る必要はありません。スクワットやランジなど、地味だけど効果抜群なメニューで十分です。