冬でも上達できる!練習を止めない人が春に差をつける!
冬になると、寒さのせいで練習頻度が下がってしまう……そんな悩みを抱えるゴルファーは少なくありません。しかし実際には、冬場こそ上達のチャンス。ラウンド数が減るこの時期に、基本動作や体幹を見直すことで、春には周囲に差をつけることができます。
この記事では、自宅でも無理なく続けられる練習方法や、寒さを逆手に取った効率的なトレーニング法を紹介します。寒さでクラブを握るのが億劫な時期だからこそ、継続できる工夫がものを言うのです。
1.室内でできるスイングチェックは毎日が勝負

冬の練習で最も大切なのは、「クラブを振る感覚を鈍らせないこと」です。数日振らなかっただけで、スイングの軌道や体の動きに違和感が出てしまう……という経験がある方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、鏡を使った素振りです。自分のスイングを視覚で確認しながら毎日10回だけでも素振りをすることで、フォームが自然と体に染み込みます。さらに、スマートフォンで撮影し、理想のスイングと比較することで課題も明確になります。
「今日は面倒だな」と感じた日でも、最低1スイングだけでも振ることを習慣にすると、春のラウンドで驚くほど安定感が増すはずです。
2.自宅でできる体幹トレーニングが超重要

寒い季節は外で体を動かすのが難しくなりますが、ゴルフは技術だけでなく、体幹の安定性がスコアに直結するスポーツです。だからこそ、室内で行える簡単な筋トレを冬の習慣にするのが効果的です。
特におすすめなのが、「プランク」「ヒップリフト」「スクワット」の3つ。いずれも道具を使わずに行えるうえ、スイング中の軸ブレ防止やバランスの強化に直結するトレーニングです。
1日10分、週に3回からでも十分。テレビを見ながらでも続けられるルーティンにすれば、春には“軸がぶれないスイング”が自然と手に入ります。
3.冬こそ「パター練習」でアプローチ力を磨く

フルショットの練習が難しい冬だからこそ、ショートゲームの精度を磨く絶好の機会です。特に、パターの安定感はスコアの伸び悩みを解決するカギになります。
自宅に人工芝を敷き、30cm〜1m以内の距離感を徹底して練習するだけでも効果は絶大。毎日数分だけでも継続することで、「入れたい距離」を確実に沈める力が身につきます。
また、タオルや箱などをターゲットにして、アプローチの“止めたい位置”にボールを運ぶ練習をするのもおすすめです。地味に見えても、こうした積み重ねがスコアに直結します。
4.ショートコース&インドア練習場を活用せよ

外が寒いからといって、完全にクラブを握らないのはもったいない話です。最近は、インドアゴルフ練習場やスイング解析器のある施設も増えており、フォームの課題をデータで“見える化”できます。
また、冬でも営業しているショートコースを活用すれば、50ヤード以内のアプローチや実践的なリズム感を養うことが可能。短時間でも集中してプレーすることで、春先のコースでの対応力に大きな差が生まれます。
防寒対策をしっかり整えて、1時間だけでも「本気の練習」をすれば、周囲がサボっている分、確実にリードできます。
5.冬場のゴルフ練習は“少量×高密度”がカギ

「練習できない季節」と思われがちな冬ですが、実は上級者ほど冬にこそ仕込みをしているものです。毎日10分でも、自宅でコツコツ続けられる練習こそが、春のスコアを変える“秘訣”になります。
寒い中で無理をする必要はありません。今できる範囲で、効果的に、継続的に練習する工夫を取り入れることが、冬を「停滞期」ではなく「成長期」に変えるポイントです。
まとめ
冬はモチベーションが下がりがちですが、逆に言えば「やった者勝ち」の季節。自宅や室内でできる練習を続けることで、春には確実に差がつきます。
無理せず続けられる練習法を取り入れて、冬こそ上達のチャンスに変えていきましょう。





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