100切りは「技術」よりも「考え方と準備」が9割!
スコア100切りは、ドライバーの飛距離やスイングの美しさだけでは達成できません。
むしろ大切なのは、ミスを最小限に抑えるための戦略と習慣。この事実に気づけるかどうかが、100の壁を越えられるかどうかの分かれ道です。
ここでは、遠回りをしてきた実体験をもとに「最短で100切りするための具体策」を余すことなくお伝えします。
1. 100切りに必要なのは「パー」ではなく「ボギー」
多くのアマチュアがやってしまうのが「パーを狙う」ゴルフ。
ですが、100切りに必要なのはボギーオン+2パット=ボギーペースの発想です。
つまり、18ホール中パーが一つもなくても、すべてボギーならスコアは90。これに気づくと、無
理な攻めや力みが激減します。100切りの本質は「安全にコースを回る」ことにあります。
2. ミスを減らすならティーショットは「置きにいく」
ドライバーでまっすぐ飛ばせれば理想的ですが、それが常にできるなら100はとっくに切れています。
OBや池ポチャを避けるために、ティーショットは安全第一で。
フェアウェイウッドやユーティリティ、場合によってはアイアンでのティーショットも視野に入れると、トリプルボギーの発生率は大きく下がります。
3. 100切りの鍵は「セカンドショットの考え方」
飛ばしたい気持ちを抑えて、「次のショットが打ちやすい場所に運ぶ」意識が大切。
セカンドでピンを狙うより、花道やグリーンの広い方向を選ぶのが正解。
特に距離があるホールでは、3オン狙いを徹底するだけでスコアが安定します。ギャンブルショットは封印しましょう。
4. アプローチとパターは毎日が上達のチャンス
スコアの6割はグリーン周りで決まる、とよく言われます。
アプローチとパターの練習に時間をかけていないなら、100切りは遠ざかるばかりです。
5ヤード〜30ヤードの距離感を磨くことで、寄せワンや2パットの確率が劇的に上がります。自宅で素振りやパターマットを活用するのも非常に効果的です。
5. ルーティンを決めるとスイングは安定する
練習場ではナイスショットが出るのに、コースでは崩れる。
その原因はメンタルの揺らぎやスイング前の準備不足にあります。
一定のルーティン(構え方・呼吸・素振りの回数など)を持っておくと、本番でも安定した動作がしやすくなります。小さな習慣がスコアに大きく影響します。
6. 100切りには「自己流スイング」の修正が不可欠
独学でスイングを固めた人ほど、変なクセが染みついていることがあります。
一度はプロや信頼できるレッスン動画を参考にして、基本を見直す時間をとることが大事です。
手打ちになっていたり、体重移動ができていなかったり…小さな修正だけでボールが安定するケースは少なくありません。
7. スコアを管理する習慣が成長を加速させる
なんとなく18ホールを終えて満足していませんか?
ラウンド後は、どこでミスが出ていたか、何が良かったかを記録しておくことが上達への第一歩です。スマホアプリでも紙でもいいので、スコアだけでなく「ティーショット成功率」「3パットの回数」などを記録していくと、自分の弱点が明確になり、対策が立てやすくなります。
まとめ:100切りは「丁寧にやれば誰でも達成できる」
100切りはセンスではなく、ゴルフに対する考え方と行動の積み重ねで到達できる目標です。
無理なショットを捨て、安全第一でプレーする。そして、日々の小さな練習をコツコツ続ける。これだけでスコアは確実に変わります。
焦らず、でも諦めずにラウンドを重ねていきましょう。次のゴルフで「ついに90台が見えた」その瞬間を楽しみにしてください。
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