ゴルフボールの買い換えは11月がおすすめです。
なぜなら、毎年9月10月ぐらいに新作ボールが発売され、11月は新作が出揃っている時期だからです。
ゴルフをしている方は、すでに定番ボールを把握していると思うので今回は定番ボールを抜いた上での本当に心からおすすめしたいゴルフボール情報をまとめました。
自分の中でエースボールってありますよね。
まだ自分に合うボール探しの旅でいろんなボールを試している、という方もいると思います。
いろんなメーカーから様々な種類、価格もピンキリ、どれを選んでいいか迷うのは当たり前です。
この記事では、そんな迷っている方にぴったりなツアーボールの低価格ラインを紹介していきます。
目次
1.殿堂入りメジャーボール5選(1球約600円)
プロが使っているツアーボールの定番といえば次項の5つが代表格です。
人気も知名度も殿堂入りと言ってもいいでしょう。
おすすめのゴルフボール企画の中に必ず入っているゴルフボールの大定番です。
- タイトリスト|プロV1シリーズ
(購入はこちら) - ダンロップ|スリクソンZ-STARシリーズ
(購入はこちら) - ブリヂストンゴルフ|TOURBシリーズ
(購入はこちら) - キャロウエイゴルフ|クロムソフトシリーズ
(購入はこちら) - テーラーメイド|TP5シリーズ
(購入はこちら)
プロゴルファーが使っているので一度は使ってみたい高級・高機能ボールですよね。
これらボールを使っているだけで一目置かれることも事実です。
性能はいいのは間違いないですが、インフレも相まってゴルフ量販店でも1個600円ほどとかなり高額ボールになっていて、ラウンド数の多い人にはかなりの出費となってしまいましたが、それでもこれまでもこれからも価値あるボールであることには間違いありません。
ちょっと1球600円は使えない、けどゴルフボールの機能としてのアドバンテージも欲しい!
という方もいると思うので高性能でも安価なゴルフボールを探してみることにしました。
2.ブランドの低価格ゴルフボールがすごい理由
ツアーボールより安くてもツアーボールと遜色ない変わり種高性能ボールを今回ご紹介したいと思います。
ラウンド中のメリットもありプレーが楽しくなるボールでもあります。
今回本当におすすめするゴルフボールは次項の理由でチョイスしました。
- ツアーボールと性能は遜色(そんしょく)なく価格がお安め
- 誤球の可能性が限りなく低く自分のボールの確認が早くできるカラーがある
- グリーン上でも効果がある上パター練習にも対応
この3つの条件を叶えてくれてかつ1球約300円円前後だったら嬉しいですよね。
この3つの条件で選んだ理由をあらかじめお伝えしておきます。
ツアーボールと性能は遜色なくて価格が安め
確かにこれらのボールもそれなりの値段(1ダース4500円から2000円)でリーズナブルかつ有名なツアーボールと比較して飛距離、スピン性能についてはほとんど遜色ありません。
それでもツアーボールより1ダースで1000円から1500円程度安く買えますのでお得感があります。
誤球の可能性が限りなく低いし、自分のボールの確認が早いカラーがある
ここで紹介したボールはデザインが特殊なこともあって私に経験から言っても同伴者とかぶることはほぼありません。
ですから誤球する可能性が限りなくゼロに近くなります。
また同時にこんなメリットもあります。例えば同伴者すべて白いボールで、4人ともナイスショットしてフェアウェイに4つボールが行ったとします。
皆さん2打目地点に行ったはいいがどれが自分のボールか分からないので、残り距離を想定してクラブを3本持っていくとか、自分のボールを確認するのに時間がかかったということが起きてしまいます。
なので見つけやすい色のボールを使えば、遠めでも自分のボールはすぐわかるので2打目のクラブ選択も楽になり時間短縮にもつながります。
これはラウンドでの大きなメリットです。
グリーン上で効果を発揮する上パター練習に最適
今回紹介した3モデルはパターでのアライアンスも取りやすく、ボールに線などを引かずともそのままでグリーン上で方向性を合わせやすいです。
さらに単色のボールに比べてボールの転がり方で芯に当たっているのかどうかがすぐわかりますのでパター練習に最適なのです。
パター練習専用にこのボールを使うのもアリですね。
3.ツアーブランド低価格ラインゴルフボール8選
安価ボールはスピン量、打感その他細かいところはツアーボール等にはかなわないですが、通常使いには全く問題なく、ヘッドスピードやスイングタイプによってはツアーボールよりも飛ぶ場合もあります。
練習ラウンドは安いボール、競技やコンペではツアーボールや先ほど紹介したボールを使うという使い分けも全然ありです。
年間ラウンド数が30回(月に2.5回)、40回以上(月に3回以上)と多い人にとっては年間のボール代も馬鹿になりませんので参考になれば嬉しいです。
①テーラーメイドの低価格ラインゴルフボール
ツアーレスポンスストライプ(1球約495円)
このボールはマジでおすすめです。
テーラーメイドの新作で品質はもちろん初めからボールの中心部に大きなストライプが入っているのが特徴です。
このストライプが地味に回転がわかりやすく見せてくれるのでプレー中大活躍。
ツアープロもパッティング練習に使用するほど、順回転が分かりやすいボールとなっています。
カラーバリエーションも多くマルチカラーという4種類の帯色のボールが1ダースに入っているものや、ブルーピンクの1パターンのものもあります。
他にはないテーラーメイドだけの珍しいボールです。
Amazon価格:5940円(12個入り1球約495円)
Amazon購入はこちら(Amazon発送)
発売日:23年9月下旬
ブランド:テーラーメイド(TAYLOR MADE)
材質:ポリウレタン (PU)
色:マルチカラー
構造:3層構造
商品の重量:0.63 キログラム
原産国:韓国
性能:高弾道・スピン 多
カバー素材:ソフトツアーキャストウレタン
ディスタンスプラスソフト(1球約158円)
Amazon価格:1900円(12個入り1球約158円)
Amazon購入はこちら(Amazon発送)
ブランド:テーラーメイド(TAYLOR MADE)
商品の重量:0.64 キログラム
ボール構成 : 2ピース
カバー素材 : アイオノマカバー
ボールナンバー : 0,1,2,3
原産地:台湾
テーラーメイドの低価格ラインのディタンスプラス。カラーが好き!という方も多いのと年々売り上げを伸ばしています。
ディスタンス系のボールでテーラーメイドで一番安価設定の2ピースボールです。
白や黄色はもちろん、1ダースに紫、緑、赤、黄色の4色が入ったマルチカラーのものもありその日の気分で使う分けることもできます。
カラーも他よりマット系で人とかぶらないかもしれません。使用した感じは結構打感が硬めでした。
②スリクソンの低価格ラインゴルフボール
Q-STARツアーディバイドUSモデル(1球約375円)
安くていいボールです。
スピンが意外に入って曲がりが少ない3ピースのマットウレタンカバーのスリクソンのボールです。
ツアーレベルのスピンとストップパワーのためにソフトな感触が特徴です。
Amazon価格:4500円(12個入り1球約375円)
Amazon購入はこちら(Amazon発送ではありません)
これはダンロップのスリクソンブランドのアメリカ限定モデル逆輸入モデルとなります。
ボール全体が半分づつ違う色になっていて、ブルーandイエロー/イエローandレッド/オレンジandイエローの3タイプあります。
USモデルというと敬遠される人もいますがボールの性能は悪くないのでぜひお試しあれ!
③キャロウェイの低価格ラインゴルフボール
クロムソフト(1球約328円)
Amazon価格:3945円(12個入り1球約328円)
Amazon購入はこちら(Amazon発送)
ブランド:キャロウェイ(Callaway)
材質:ポリウレタン (PU)
商品の重量:0.64 キログラム
ボール構造:3ピース
スピン:低
フィーリング:ソフト
ボールナンバー:1,2,3,4
カバー素材:極薄ソフトウレタン
製造国:USA
クロムソフトは年々コアが大きくなっているのが特徴です。値段の割に飛ぶし止まるし打感も素晴らしいとメリットが多いです。
公式サイトでもアウトレット価格で販売している時がありますよ。キャロウェイ公式サイトサッカーボールの柄があるので白よりは見つけやすく無くしにくいので個人的にはそちらをおすすめします。
クロムソフトX(1球約346円)
2023年マスターズの優勝者はジョンラーム選手でした!ジョンラーム選手はキャロウェイのクロムソフトXを使用していて、低スピンで飛距離性能が高くロングゲームで特におすすめできるボールです。
Amazon価格:4161円(12個入り1球約346円)
Amazon購入はこちら(Amazon発送)
ブランド:キャロウェイ(Callaway)
材質:ポリウレタン (PU)
商品の重量:0.64キログラム
ボール構造:4ピース
スピン:中
フィーリング:ソフト
ボールナンバー:1,2,3,4
カバー素材:極薄ソフトウレタン
製造国:USA
クロムソフトXもコアがどんどん大きくなっています。ドライバーは曲げたくないがアイアンアプローチはしっかりスピンで止まって欲しいという方におすすめできます。
アマチュアにも優しい価格なのに高性能!パターは柔らかすぎないが距離感覚を掴みやすい感じでした。
ボールにあらかじめ書いてあるラインがあるのでアライメントが取りやすいとこのも◎。
(ゴルフのアライメントとは、ターゲットラインのことで平行に並べることです)
④ 本間の低価格ラインゴルフボール
D1(1球94円)
店舗販売では売り上げトップになる月もあるほど人気の定番安価ボールです。
打感も柔らかく飛距離も十分で何ら問題ないレベルです。
OBが多い初級者、アベレージには心強いボールです。カラーも選択肢が多いですし、少し価格は高くはなりますが、D1スピードモンスターやD1スピンなどの派生商品も出ています。
Amazon価格:1130円(12個入り1球94円)
Amazon購入はこちら
(Amazon発送ではありません)
カラーバリーエンションもあるので探しやすい色を選ぶことができます。
⑤ブリヂストンの低価格ラインゴルフボール
ツアーステージエクストラディスタンス(1球142円)
Amazon価格:5100円(36個入り1球142円)
Amazon購入はこちら(Amazon発送)
ブリヂストンの低価格化ラインのボールで、昔のブランドツアーステージがついています。
固定ファンもついているほど使いやすいゴルフボールです。
ツアーモデルの「TOURBシリーズ」には性能的には及びませんが、アベレージレベルのゴルファーには満足できる性能だと思います。
Amazonでは3ダース、5100円という超リーズナブルな価格なのでOBも怖くありません。迷わず買いです!
4.高価なゴルフボールと安価なゴルフボールの違い
筆者は以前産業機械の営業マンをしていた時にたまたま取引先だった大手ゴルフボールメーカーの方にお聞きしたことがあります。
「高いボールと安いボールは何が違うのですか?」
という私の質問にその会社の技術者の方はこう答えてくれました。
「ピース(層)数が増えると(2ピースより3ピース、3ピースより4ピース)製造工程が増えて高くなるのと、高いボールは販売するすべてのボールの性能のバラツキがない(検査ではじかれるボールが多い、歩留まり率が低いということ)のでコスト的に高くなる」と教えてくれました。
※歩留まり率=全体に対する成果の割合
高価格なボールとは、
- 層が増えると製造工程が増えてコストが高くなる
- 層が増えることで生産過程の品質誤差で弾かれるボールの母数が増え製品化できるボール数が下がる
ですので、安めのボールは基本2ピースが多くなり、誤解を恐れず言うと性能面では1ダース12個がすべて同じ性能とは言えない可能性があるという点で低価格化実現できているのです。
数年前にご回答いただいたのですが、ゴルフボールの生産過程での品質誤差というのは結構あると考えていいんでしょうね。今回紹介しているキャロウェイの低価格ラインゴルフボールは、約55億円を投資してゴルフボールの製造の生産設備工程を見直されたことで、生産誤差がかなりかなり減少し高品質性が保たれているので安心して使用できるよりおすすめのボールと言えます。
まとめ
高価格なツアーボールも安いボールも自分のレベルや懐具合、その日のTPOで使い分ければいいですよね。
多少かもしれませんがボール1球の価格でプレーへの気持ちの持ちようも変わったりしませんか?筆者は結構してしまうので、この記事がお役に立てたら嬉しいです。
コメント