飛距離が欲しくないゴルファーはいません。その為の難しいハンドファースト技術は、ゴルフの上達には欠かせないテクニック。海外ではすでにドライバーもでハンドファーストで打つことが常識になっていて初心者の方でも、初めからハンドファーストでのスイングを取得しようとします。
日本では情報は知られているもののアマチュアの間ではハンドファーストでないスイングの方が主流。まだ試したことがないという方はハンドファーストの原理原則を理解してぜひ挑戦してみてください。
目次
1.ハンドファーストの魅力
ハンドファーストとは
アドレスおよびインパクトの時に、グリップの手元の位置が目標方向(飛球線方向)に対して倒れている状態のことを言います。この形ができることでボールをしっかり捉えることができ、厚いインパクトができます。
ドライバーにも効果がある
ハンドファーストで打つことはドライバーにも効果があることはもはや海外では常識であると言っていいと思います。
参考としている動画はPGAの超有名トッププロのショット集。正面からのアングルはドライバーもアイアンもハンドファーストと言うのがしっかり見えます。
トッププロのスイングはカッコよくて真似したくなりますね、練習必須ですが、ハンドファーストが気になった方は具体的なメリットを知っておくといいです。
2.ハンドファーストで打てるメリット
ハンドファーストで打てると次のようなメリットがあります。
飛距離が伸びるのと同時に縦距離のブレが少なくなる
ハンドファーストで打てたボールは強いエネルギー伝達ができ、しっかりした弾道の強いボールにさらに飛距離が伸びます。
厚いインパクトできるようになる
しっかりとした感触の厚い当たりで打てれば、ヘッドスピードなりの飛距離を出すことになります。
コスリ球やスライスが激減する
強インパクトを起こせることでミスしにくくなります。
ハンドファーストで打てると、スイング軌道も安定し、風にも負けない球が打てるようになります。もちろん、ピッチエンドランなどのアプローチも距離感が合ってくるので驚くほどスコアアップします。
3.初心者にありがちなハンドファーストの勘違い
ハンドファーストで打つことが難しいと言われている理由としては『間違って打ってもボールが前に飛ぶから』です。何が間違いで正解なのかを見極められることもアマチュアには必要になってきます。
①意識し過ぎてシャンクが出てしまう
グリップを前に出す、ハンドファーストの形にこだわりすぎて、とにかく手を前に出そう出そうとしている人が多いです。これをやりすぎると腕が前に出すぎてフェースが開いてしまい、シャンクのリスクがあります。
②手打ちになってしまう
ハンドファーストを意識するあまり手でボールを打ちに行ってしまい、右肩が出たり、身体が突っ込みすぎて、大ダフリやチョロや大フックが出ることもあります。などがよくある失敗例です。
4.ハンドファーストを打つ練習のポイント
ハンドファーストで打つには練習が必要です。何から始めればいいのでしょうか?
理想のスイング練習
ハンドファーストはスイングの元に行われます。スイングが不安定の状態だとハンドファーストを取り入れるとどこかがおかしくなってしまいます。スイングに自信が持てない場合はまずは理想のスイングを固めておきましょう。
スイング練習のなかでハンドファーストを実施ていくのがおすすめです。
とにかく身体で覚える
身体で覚えるにはとにかく素振りです。ボールがなくとも理想的なスイングでかつハンドファーストであるようにするためには地道な素振りを一日100回、1000回。大変だし、面白味を感じないものですが、これが一番の近道です。
まとめ
プロはハンドファーストを意識してクラブを振っていない、と聞いたことがあります。プロはショットの結果としてハンドファーストの形になっているのだとか。いかに合理的なのか分かります。
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