秋のゴルフトップシーズン真っ盛りとなりました。男女プロツアートーナメントも賞金額の大きい残り数戦を残すのみとなり大詰めを迎えています。
ありきたりかもしれませんが、今回の俺的おすすめのゴルフ場は、常にゴルファーの憧れのコースに挙げられる宮崎県の「フェニックスカントリークラブ」をご紹介します。
1.フェニックスカントリークラブ概要
ゴルファーなら誰もが知るフェニックスカントリークラブですが、死ぬまでにぜひ一度は行ってみたいゴルフ場のひとつです。
フェニックスカントリークラブ
住所:宮崎市塩路字浜山3083
電話:0985-21-1301
設計者:大橋剛吉・大橋貞吉
コースレート:73.9(高千穂・住吉コース)
開場:1971年
私は3年前一度だけ行ったことがあるのですが、大きな感動・喜びは今でも鮮明に覚えています。世界のトップ100、日本のトップ3にも選ばれ、1974年以来、ダンロップフェニックストーナメントの舞台となっている日本を代表するチャンピオンコースであり、今年開場50周年を迎えた歴史と伝統を持ち合わせた名門コースです。
2.アクセス
他県から行く方は宮崎空港からフェニックスカントリークラブへの行き方を事前に決めていくことをお勧めします。宿泊ホテルの送迎バスを使えるのがいちばんいいとおもいますが予約制が大半なので前日では間に合わない場合が多く現地であたふたする場合がおおいです。人数によってはレンタカーを手配したほうがゴルフバックの持ち運びが楽だったりします。
飛行機:宮崎空港から約25分
クルマ:宮崎道宮崎ICから15キロ
クラブバス:なし
宮崎空港から約25分、宮崎ICやJR宮崎駅からも近くアクセスは良好です。東京や大阪からも飛行機を使えば、2時間後にはコースに到着可能です。
3.コースレイアウト
全体的に松林にセパレートされた林間コース27ホール、PAR108、10,262ヤード
(ちなみにダンロップフェニックストーナメントは、住吉・高千穂コースの18ホールを使用し、7,042ヤード、PAR71で行われる予定です)
高低差のほとんどないフラットなコースでフェアウェイも決して狭くないのですが、コース内に点在する松が狙いどころを絞らせます。一度左右の松林に入れてしまうと、出すだけになってしまいなかなかスコアがまとまりません。さらに数はめちゃくちゃ多くないものの戦略的に配置された池や大きなバンカーがよりプレッシャーをかけてきます。高速に仕上げられたグリーンもアマチュアには難しく、実力以上にスコアを叩いてしまうコースです。
4.練習場
このコースの練習場も私の知る中ではトップ5に入る素晴らしい施設です。クラブハウスからはやや遠い場所にありますが、乗用カートを貸してくれるので楽チンです。練習場に向かうのに美しい松林の中を通っていくのですが、練習場に行く道中だけでも、とてもワクワクして楽しかったのを覚えています。
350Yのドライビングレンジでは芝から直接打つことができます。さらに、アプローチエリア、コースと同じ白砂のバンカーエリアなど、これ以上ないほど充実していて1日中いても飽きない最高の練習場です。
5.ランチ
フェニックスカントリーのランチも楽しみの一つです、値段は確かに高いのですが、ここでしか食べられないものもあり、思い出になります。プロゴルファーにも人気という宮崎牛の牛丼(普通の牛丼ではなく牛とじ丼)やその他宮崎産のブランド豚や牛を使ったカツ丼やカツサンド、太平洋の新鮮な魚を利用した刺身や全国的にも有名な地鶏料理などミヤザキの地産地消メニューも豊富です。
6.スタッフ・接客
フェニックスカントリーはキャデイー付きプレーが基本ですが、キャディーはもちろんのこと、フロント、レストラン、マスター室はじめスタッフもよく教育されている感じで、さすがフェニックスと感じる部分が多かったです。時期的なものや巡りあわせもあるのか、期待が大きすぎるのか、私の友人の中には期待外れだった、という人もいましたが、私には十分なスタッフの対応でした。
7.フェニックスカントリークラブへ行った感想
私は若いころ福岡に約6年ほど住んでいたことがあるのですが、その時代はフェニックスカントリーは、フェニックスシーガイアに宿泊しないとプレーできないコースでもあり高くてとても行けませんでした。結果、その20年後に東京から行くことになったのですが、さすがフェニックス、という感じでやはり行って良かったと思います。
クラブハウスは決して超豪華、というわけではないのですが、スコットランド風の落ち着いた調度品でシックにまとめられています。トーナメントのトロフィーや歴代優勝者の写真パネル、手形、歴代チャンピオンからの寄贈品などの展示があり、まるでミュージアムのようなクラブハウスで、これを目の前で見られただけでも宮崎まで来たかいがあったと感じます。
唯一残念な点はフェニックスカントリーはすぐ東に太平洋(日向灘)があるのですが、ラウンド中海が見えるホールがなかったことです。コースがフラットなうえ、松林が防風林の役目を果たしているのでこれは仕方ないですね。
またマーカーやキャップなどここでしか買えない、オリジナル商品も数多くあり、ゴルフ好きの友人へのお土産も悩みます。(現在はオンラインショップで購入できるようです)
まとめ
ゴルフ好きなら誰もが憧れるフェニックスカントリークラブ、ゴルファーならぜひ一度は行きたいところです。東京や大阪から飛行機で行かれる方は、少し無理をしてでも、近くのシェラトン・グランデ・オーシャンリゾートに止まって、近隣のトム・ワトソンゴルフコースとの2プレーがおすすめです。
これ以上ない、リゾートゴルフを満喫できるのは間違いありません。宮崎は冬でも暖かく年中ゴルフシーズンですのでぜひ行ってみてください。
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