【老眼?ドライアイ?】ゴルフプレーに影響する目の老化がミスへつながる理由

Golf presbyopia

ゴルフスイング

「スコアが読めない、、、」

ここ最近、老眼が酷すぎてボールが見えないし、グリーンも読めません。目の老化はゴルフプレーにとって精神的にも影響が大きいですよね。

目の不調からくる凡ミスを減らすために目の老化をケアする方法をまとめてみました。まずは、自覚しにくい目の不調の症状からチェックしていきましょう。

1.ゴルフプレーに影響しやすい5つの目の不調

一般的には40歳をすぎた頃から目の老化現象に自覚すると言われています。目の不調は老眼以外にもあるので当てはまるものをみていきましょう。

①老眼

近くのものが見えにくのが老眼のわかりやすい症状です。目のピントを合わせる能力が衰えてしまうのが原因です。飲食店のメニューや本の文字が見えないことがあり、それによってイライラしてしまうこともあります。

老眼に初めて気づいた時、「いよいよきたか」という感じで結構ショッキングでした。

老眼で起こるミス

スコアカードやコースガイドを見た直後にアドレスを取るとボールとの距離感がわかりにくいことがありミスショットを出してしまいます。老眼レンズを欠けて打つとなるとグリーンがうねって見えてしまうのでライン読みがかなり難しくなってしまいます。

対策方法

スマートフォンやデジタルパットなど同じ距離をずっと見続ける生活習慣の方は進行しやすいと言われています。開いた時間があれば遠くのものを見るように心がけましょう。

②ドライアイ

ドライアイは視界がぼやけたりします。

  • コンタクトレンズ使用者
  • 乾燥した部屋で長時間過ごすことが多い
  • パソコン・スマートフォンの長時間使用し瞬きが少ない
  • 12秒間瞬きを我慢することができない

「目が乾いているな」と自覚したときには、すでに傷がついているということも言われています。

ドライアイで起こるミス

目が乾いていることで、光の乱反射の影響を受けやすく視界がぼけてしまう、グリーンが読みにくくなることが考えられます。しっかり見ようとすればするほど、肩こりや頭痛も。後半のプレーまで集中力が持たず、ミスの連発をしてしまうかもしれません。

ドライアイの対策方法

こまめに目薬をさし潤いを維持するようにしましょう。寝室に加湿器をおくと就寝時の目の乾きをケアしてくれます。目を温めることも油分がスムーズに出ると言われているのでおすすめです。

③老化による視野が狭くなる

年齢を重ねると、脳が認知できる視野が狭くなってきます。意識している部分以外はぼやっとしか認識されないという感じです。

視野が狭くなることで起こるミス

バンカー や池といったハザードとの距離感がかなり取りにくくなっていきます。アドレス後に人が動いたり風が変わっても気付きにくいです。ゴルフ場の行き帰りの運転にも注意が必要です。

対策方法

50歳をすぎた頃だと誰にでも起こることです。原因は脳の機能低下と言われています。自然に治るということはないので、老化を遅らせる考えです。専門医が進める目のトレーニングを行うしか改善方法はありません。

④緑内障(りょくないしょう)

「緑内障」とは、本来眼圧が高くなることによって、視神経が障害され、視野(見える範囲)が狭くなったり、部分的に見えなくなったりする病気です。知ってナットク!緑内障より引用
9割の人が無自覚と言われるのが緑内障です。なぜなら、視野が欠けていく症状が出ていてももう片方の目で脳のイメージを補うことで気付きにくいのです。

緑内障で起こるミス

「自覚しにくい」というのがややこしいところです。自覚がなくとも視野が狭くなっているので、フェアウェイバンカーやOB杭を認識できないまま打ってしまいます。アドレス後の風が吹いて木々が揺れても視界で捉えることができないので、打球が風に流されて見失うことがしばしば。

緑内障の対策方法

緑内障を治すことはできませんが目薬で進行を遅らせることがおすすめです。早期から対策しておけばだいぶ症状をましにすることができます。家族に緑内障の方がいる場合、糖尿病の人は特にかかりやすいと言われています。

専用の目薬の為には眼科検査を定期的に受けるようにしましょう。

⑤目の周りの筋肉低下

年齢を重ねることで目の周りの筋肉が衰え、視野が狭くなります。若くてもコンタクトレンズの使用や、花粉などのアレルギーによって目を擦ったりという行為でも進行すると言われています。

目の周りの筋肉低下で起こるミス

打球の方向を捉えるのが難しくなることで、ヘッドアップのミスを起こしやすくなります。まぶたを上げ続けることで疲労を感じ集中力を持続するのが困難です。

対策方法

筋肉の衰えが原因なので日に数回の筋トレがおすすめです。目を軽く閉じたあと、いっぱいに見開いて10秒キープします。目を温めて結構を良くするのもおすすめです。

2.目の不調を感じたら専門医へ行くべき理由

ゴルフプレーをしていてあからさまに目の不調によってのミスが増えてきたのならば、専門医へいきましょう。

なぜなら、目の老化による不調は改善することが難しいので今が一番いい状態なのです。進行を遅らせるには専門医のアドバイスに従うのがおすすめです。

コンタクトやメガネを作る以外で眼科へ行ったことがないという方も多いと思いますが、診療時間自体にはそれほど時間を割かないと思うので思い立ったら行きましょう。

3.ゴルフだけじゃない車の運転にも注意

「眼科に行ったほうがいいのはわかっているが面倒」と感じますが、目の老化はゴルフプレーのミスショットさらには車の運転にも支障をきたすことが考えられます。

車の運転となると、緊急度も上がると思いますので、通院がしやすいとろこが後々楽だと思います。

4.目にいいと言われている栄養素

目の調子を整えるのにいいとされる栄養素を紹介しておきます。

栄養素|ビタミンA・C・E/ルテイン/アントシアニン

食べ物|ブロッコリー、ほうれんそう、キャベツ、レタス、レバー、ブルーベリー、ぶどう、なす、黒豆、アボガド、ブロッコリー、ナッツ類

聴き慣れないですが「ルテイン」という栄養素は「天然のサングラス」と言われ、ルテインは視力の低下を防いだり、眼病を予防する等、目の健康を守ると言われています。ルテインはブロッコリーやケール、ほうれん草に含まれていて、1日に2分の1束程度がおすすめです。

5.長くゴルフプレーを楽しむ為に目は重要

自覚症状が出にくいだけに目のケアは後回しになりがちです。プロゴルファーは若いうちから目のケアにはかなり慎重なのはゆうまでもありません。最後に個人的に眼科に行く以外でおすすめのアイケアを紹介したいと思います。

ヘッドスパへ行く

目のマッサージを自分自身で行うのは難しいですが、ヘッドスパへは気軽に行けると思います。美容室では2000円〜マッサージや整体でもできるのでかなり行きやすいですし、目がすっきりする感じがわかりやすいです。

ゴルフ専用サングラスを愛用する

ゴルフのサングラスといえは、オークリーかスワンズ(山本光学)の2択から選びましょう。

アメリカ生まれのオークリーの特徴
オークリー (Oakley) は、アメリカ合衆国カリフォルニア州オレゴンに本社をおく製造販売会社です。ホリの浅い日本人向けのモデル「ジャパンフィット」があります。通常のモデルに対して、肉厚ノーズパッドの付属、フレームカーブ・イヤーステム・ノーズブリッジの変形などのマイナーチェンジが施され、日本人の顔の形状によりフィットしやすくなっているのでこちらがおすすめです。

日本生まれのスワンズ(山本光学)の特徴
山本光学は大阪府東大阪市に本社をおく、光学レンズ・サングラス・ヘルメットなどの製造販売を手掛けています。設立はなんと1911年!オークリーができる64年以上前です。(すごい)山本光学株式会社公式サイト

UV加工の効果の目安は大体2・3年と考え(使う頻度や製品にもよりますが)あまり古いものは買い替えも検討してみてください。

市販の目薬を使用しすぎない

これは特にドライアイの方なんですが、市販の目薬はたくさん使用しても効果が上がることはありません。回数が多すぎてしまうほど症状を感じるのなら専門医へすぐに行きましょう。

まとめ

ゴルフの時にはコンタクトの上にメガネをかけるという方もいるぐらい、ゴルフプレーにとって目の問題は死活問題です。早めにケアをしておくことにはプラスしかありません。元気にプレーする年配の方々はもちろんたくさんいますよね!そうである為にぜひ参考にしてみてください。

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