ゴルフのOB関する基本ルールを初心者にもわかりやすく解説

Golf ball rules

ルール・マナー

ゴルフのOBで、ドライバーで右に左に曲げた、林の中に入れてしまった。

初心者では日常茶飯事ですし、上級者でもいつもフェアウェイ、というわけでもありませんので、ボールを探さなければいけないシチュエーションは誰にでも起こります。

また夏のラフでは芝が長く、ボールが沈んでボールをなかなか見つからないこともよくあります。

こんな時のボール探しについてのルールについてまとめました。

ボール探しはいつまでもやっていいわけではなく制限時間があります。

1.OBボール探しのスタートはいつの時点から?

ボール探しのスタートは「ボールを探し始めてから」ということになっていますので、ボールがある(飛んだ)と思われる場所に到着して探し始めた時点、と考えればいいでしょう。

また一人で探し始めても複数で探し始めても、誰かが探し始めた時点からカウントスタートです。

2.OBボール探しの制限時間は、2019年から短縮された

ボール探しの制限時間はつい最近まで長い間、5分間と決められていました。

しかし2019年のルール改正から3分間に短縮されました。プレーファストをより進めるため、と言われています。

3.ロストボールになってしまったら

3分間探し続けてもボールが見つからない場合「ロストボール」となります。

正式なルールでは、元の位置に戻って1打罰のペナルティーを払って打ち直し、となります。

例えばティーショットのボールが見つからずロストとなった場合、ティーイングエリアから3打目で打ち直しとなります。(OBを打ったのと同じになります)

ただし、競技ではないプライベートゴルフではプレー時間短縮、後ろの組に迷惑をかけないことを優先して、

  • ボールがあったと思われる場所から4打目としてプレー再開
  • プレイング4のアドバンスティーがあるホールであれば、OBと同様にそこから4打目としてプレー再開

というどちらかの形でプレーを進めることが現実的ですし、推奨されます。

4.ボールの行方はみんなで見てボール探しは全員で

3分間というのは思っている以上に短い時間です。

同伴者全員で下記のことを心がけてプレーしましょう。

ショットの行方、ボールの行方は同伴者全員で見る

ラウンド中は自分のことで精いっぱい、という人もいるかもしれませんがプレーを円滑に楽しく進めるためにも同伴者のショットボールの行方は全員で見ましょう。

自分の次のショットに影響がない範囲で、ボール探しは全員で行う

特に深いラフに入った場合など、真上まで行かないとボールが見えないこともしばしばです。

間違いなく複数で探したほうが見つかる可能性が高くなります。ただし、スロープレーにならないよう先に打つなど、状況判断をしっかりしましょう。

まとめ

私がラウンド中、よく感じる、というかイライラするのは、崖の下に落ちたり、かなり深いラフで見つからない時明らかに3分を過ぎても探し続けている人がけっこういることです。

こういうのがスロープレーに繋がり、全体のラウンド時間がどんどん延びる原因となります。

最悪ロストボールとなってしまった場合、正式ルールでは元の位置で打ち直しになりますからさらに時間がかかることになります。

そうならないためにも、曲げた時や深いラフに入ったときは、面倒がらずにできるだけ暫定球を打ってほしいです。

ルールを守ってボール探しもほどほどにプレーファストを最優先にラウンドを楽しんでほしいと思います。

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