「ゴルフとはアプローチ」と言っても過言ではないほどアプローチはゴルフ人生を左右する。
ゴルファーであれば、アプローチがいかに重要かということはいちいち言われなくてもわかりみが深いはずだが、今回はいちいちアプローチの重要性について書いていきたいと思います。(最後まで読んでもらえたら嬉しいです)
アプローチとは、グリーン周りからのショットのこと。たかが30ヤードのアプローチなのに、ピンそばに寄るのと寄らないのとでは、プレーの結果に雲泥の差がでてしまいます。
アプローチの得意な人=ゴルフの才能があると筆者は思います。アプローチがイマイチ苦手でもゴルフが大好きなそこのあなた。苦手意識を捨ててアプローチについて理解を深めていきましょう。
目次
1.アプローチとは
アプローチとは、シンプルに言えばグリーンに乗せるショットですが、ワンパターンではありません。
- ティーショットやセカンドショットでグリーンの狙うショットであり
- あえてグリーンを外し距離を残して刻んだり、
- バンカーや池、クリークなどのハザードを避けたり、
- ピンの近くを狙うショット
- 最後は、カップを狙うショット
これら全てアプローチなのです。
「アプローチとは?」と聞かれても、状況によってそれぞれのアプローチショットがあります。
2.アプローチが重要と言われる3つの理由
①すべてのホールでパーオンすることは難しい
「18ホールすべてでパーオンができれば、パープレーも夢ではない!」と単純に考えたこと一度はありませんか?実際は、プロでさえもなかなかありません。
パーオンというのは、そのショットでボールがグリーンに乗り、次の1打で入ればバーディー、2打で上がればパーということです。ですので、例えば、パー4のホールであれば2打目がグリーンオンすること、パー5のホールであれば3打目がグリーンオンすることです。パー3のホールでは1打目がグリーンオンしたときとなりますが、そのときはパーオンとは言わず、ワンオンといいます。
あなたもゴルフのラウンド経験を重ねればだんだんわかると思いますが、18ホールすべてのホールでパーオンをすることは皆無。
それほどアプローチとは能力が必要だということです。
②アプローチのうまい人が勝率が高い
アマチュアゴルファーであれば、なおのことアプローチを打つ回数は多くなってしまうわけです。例としてアマチュアゴルファーによくあるラウンドパターンをわかりやすい表にしたのでみていきましょう。
ハーフのスコアで十分わかると思いますので、フロントナインのスコアを作成しました。表の下部に示してあるようにT・S・A・P・スを見てください。
↑こんなショットでのラウンドスコアはあまり見ませんが、わかりやすいように極端にはしています。
プレーヤーAの場合
プレーヤーAのゴルファーは、すべてのホールでパーオンしています。ハーフでパープレーですが、各ホールとも2パットでバーディー逃がしのパーなので、ラウンド的には悔しい思いをしているかもしれません。
プレーヤーCの場合
プレーヤーCは、パット数は同じなのですが、アプローチがワンパット圏内に寄せる技術がなく、すべてのホールがボギーで終わっています。
プレーヤーBの場合
ところが、プレーヤーBはことごとくパーオンを外すものの、アプローチがすべてワンパット圏内に寄せる技術を持っており、ハーフでパープレーとなりました。
いかがですか?これがアプローチは重要だと言える理由です。もちろんこんなにうまくいきませんが、同じボギープレーヤーでも、ひとつでもアプローチがカップによってワンパットでカップインできるホールが多ければ、89、88、87…となっていくのです。
③アプローチはミスできない
最後に、アプローチが重要という理由として「アプローチはピンに寄せるショットである」ということです。「そのアプローチは、本来であればパターだったはずの1打」ということです。
パーオンしていれば次はパターですが、距離が長くても入るかもしれない1打です。
しかし、パーオンできていない場合は、アプローチとなり、パターよりも難易度が上がってしまうわけです。パーオンすれば、寄せてパーで上がれたかもしれないのに、パーオンできなかったばっかりに(アプローチが苦手なために)、グリーンに乗せて、カップに寄せてボギーになってしまうのです。1打多くなってしまうということです。これがアプローチは重要だという意味です。
最後にアプローチを上達させる基本をお伝えします。
3.ウェッジにこだわりを持って、アプローチマスターになろう!
昔はアプローチと言えば、ピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、フェアウェイウェッジなどが主流でしたが、今は52°・54°・58°などのように、度数やソールの形で自分に合ったウェッジを選ぶことができる時代です。
例えば、この距離でこのライであれば52°の幅広ソールのクラブで打てば綺麗に打てるとか、同じ距離でもライが変われば54°でソールが狭めのウェッジの方が打ちやすいなど、自分の得意不得意やスイングに合ったウェッジが見つかるはずです。
技術が高くなってくれば、おのずと度数の入ったクラブを2本ほど持ちたくなるものです。
今まですべての距離、すべてのライをピッチングウェッジで寄せていたゴルファーが、52°と56°を持って使い分けたらスコアが良くなったということは多々あります。ウェッジには、ある程度こだわりを持った方が良いと思います。
まとめ
アプローチを練習することはゴルフスキルを底上げにアップします。クラブセッティングも技術のひとつです。アプローチの重要性をしっかり認識して、今後のスコアアップに役立ててください。
コメント