ドライバーのスライスは「アウトサイドイン軌道」と「フェースの開き」が原因。体の使い方とグリップを直せば誰でも改善できます。
「ドライバーだけ右に飛ぶ…」「OB連発でもうスコアが崩壊」——これ、昔の僕の話です。
スライスに悩んでいる方、多いですよね。でもご安心を。この記事では、スライスの原因と根本的な直し方、すぐできる練習法まで徹底的にわかりやすく紹介します。
あなたがこの記事を最後まで読めば、次のラウンドでまっすぐ飛ぶ感覚をきっと手に入れられます。
目次
1.スライスとは?|ただの「右曲がり」じゃないゴルファー最大の敵
「スライス=右に曲がる球」くらいに思っていませんか? 実はその正体をしっかり理解しないと、いつまでもスイング修正がズレたままになります。
まずスライスとは、打ち出しは真っすぐ~左なのに、途中から右に大きく曲がってしまうショット。特にドライバーはスピン量が多いため、スライスになると球が大きく右へ流れてしまい、飛距離も激減、OBになる可能性も高くなります。
2.ドライバースライスの主な原因
「どうして俺の球だけ右に行くんだ…?」その原因、実は共通パターンがあります。スライスの根本的な原因は、次の4つです。
アウトサイドイン軌道
スライスの最大原因。それがクラブが外から内に入ってくるアウトサイドインの軌道です。これにより、インパクトでボールにカット軌道が入り、スピンが強くなって右に曲がってしまいます。
フェースの開き
次によくあるのがフェースの開き。インパクト時にフェースが真っすぐ向いておらず、右を向いたままだと当然右回転がかかります。原因はリリースが遅れていたり、グリップがウィークすぎたりすることです。
グリップの握り方
グリップの形がスライスを助長していることも。特に「ウィークグリップ」は、インパクトでフェースが開きやすくなります。ナックル(拳)が2〜3個見えるスクエアグリップが基本です。
スタンス・体重移動のミス
アドレスで開きすぎたスタンスや、ダウンスイング時の体の突っ込みもNGです。体重が左に突っ込みすぎると、アウトサイドからしかクラブを下ろせなくなり、スライスに直結します。
3.ドライバースライスの直し方|今日からできる5つの改善ステップ
原因がわかったら、あとは改善あるのみ! ここでは僕自身が実際に効果を感じた修正法を5つのステップに分けて紹介します。
①スクエアグリップに矯正しよう
まずは手元から整えましょう。グリップがズレていると、すべてが狂います。左手のナックルが2〜3個見える状態を意識し、クラブが自然とスクエアに戻る握り方を身につけましょう。
②スイング軌道をインサイドインにする
アウトサイドイン軌道から脱却し、ボールに対して真っすぐ当たるインサイドインの軌道を習得しましょう。おすすめは「右足後ろ引き素振り」。これでインサイドからの動きを体で覚えられます。
③フェースの返しを体感する練習
手元の動きとフェースの向きの関係を意識しましょう。おすすめは片手打ちや短いクラブでのフェース感覚練習。とにかくリリースを「体で覚える」ことがポイントです。
④アドレスとスタンスをチェック
いくらスイングを頑張っても、構えがズレていたら意味がありません。ボールの位置は左かかとの内側、体重は左右均等が基本。アドレスでスライスを防げるようにしましょう。
⑤ヘッドの走りを感じる練習器具も活用
どうしてもフェースの動きが安定しないなら、スイング練習器具の力を借りるのも手。僕はインパクトバッグとオレンジウィップを使いました。効率よく改善できます。
4.ドライバースライスを防ぐ練習法3選|自宅でもOK!
「練習場に毎日行けない…」という人でも大丈夫。スライス改善に効果的なドリルを、家でもできる方法も含めて紹介します。
① インパクトバッグでスクエア感覚を体に入れる
ボールの代わりにバッグを打つ練習で、インパクト時のフェースの向き・手首の形を意識づけできます。自宅で毎日10分でOK。
② ティーアップしてゆっくり打つ
ゆっくりしたスイングは、クラブの動きを客観的に確認できて◎。力みも取れてフェースコントロールの感覚も磨かれます。
③ スイングプレーンを鏡で確認
自分のスイングがどこを通っているか、鏡の前でクラブの通り道を目視するだけで効果アリ。スマホで撮って確認するのもおすすめ。
まとめ:スライスは必ず直せる。ドライバーに自信を取り戻そう!
スライスは、原因がわかれば怖くありません。僕も以前は「ドライバーだけが苦手」で、ティーショットがストレスだった時期がありました。でも、正しいグリップ、スイング軌道、フェースの使い方を理解したことで180度変わりました。
今では、ドライバーが一番好きなクラブです。
この記事を読んでくださったあなたも、ぜひこの内容を練習で試してみてください。次のラウンドでは、自信満々でティーグラウンドに立てるはずです!
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