今回は数多くの逸材がいる黄金世代の中でも畑岡に続いて一足早く海外ツアーにチャレンジを開始した河本結選手を紹介します。『結』の名前からトーナメントでも髪を結んでいるリボンがトレードマークの将来有望な若手女子プロです。
日本国内ではコロナでの中止が続くゴルフツアーですが、JLPGAでは先週の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」でやっと国内2戦目を迎えました。
しかしその裏では、渋野日向子や畑岡奈紗などは今週開催の全英女子オープンからその後アメリカでのメジャーへ転戦しています。その中に、昨年のアメリカQTに挑戦し、今年からアメリカLPGAに参戦している選手がいます。女子大生プロでもある河本結選手です。
河本結選手をみんなで応援しよう!
1.河本結選手のプロフィール
河本結プロは自身のYou Tubeチャンネルを開設しています。
【ゴルフレッスン】メトロノーム練習法!リズムリズムリズム!
河本結ちゃんねる Yui Kawamoto
レッスンや近況報告はもちろん、おもしろいところではメイクの仕方などいろいろアップしています。観ると元気が出るので大好きです。
LPGA Tour rookie @Yk5472 mastering her craft. 👌
Drop an emoji that explains Yui’s swing the best 👇 pic.twitter.com/fPVpovTmxP
— LPGA (@LPGA) June 26, 2020
出典:LPGATwitter
生年月日:1998年8月29日 21歳
出身地:愛媛県松山市
出身校:松山聖稜高校から日本体育大学(在学中)
身長:163cm
体重:58kg
プロ入り:2018年(90期生)
所属:リコー
世界ランキング:第63位(2020年8月11日現在)
父母の影響で5歳からゴルフを始める。高校で一度は茨城県の日本ウェルネス高校通信制に入学しながら、半年後に地元の松山聖稜高校へ転向したという異色の経歴を持っています。
2.河本結の主な戦績
アマチュア時代
5歳からゴルフを始めたこともあり中学生からその頭角を表します。
2012年四国中学校ゴルフ選手権春季大会『優勝』
2013年四国女子アマチュアゴルフ選手権『優勝』
2013年四国ジュニアゴルフ選手権『優勝』
松山聖稜高校へ入学した後も活躍が続きます。
2015年四国高等学校ゴルフ選手権春季大会『優勝』
高校3年生の頃には『IMGアカデミー世界ジュニアゴルフ選手権』に出場しています。
2017年自らの意思で日本体育大学進学を決め、黄金世代の中でも独自の道を歩んでいます。
プロ入り後
2018年にJLPGAのTP単年登録者となりプロ転向。同年のプロテストを9位で合格し、多くの黄金世代とともに正式にJLPGA会員となりました。
2018年にはステップアップツアーで年間4勝を挙げステップアップツアーの賞金女王に君臨し2019年前半のレギュラーツアーの出場資格を得ました。
2019年3月に「アクサレディスゴルフトーナメントinMIYAZAKI」で2位に5打差をつけてツアー初勝利を圧勝で飾りました。ルーキーイヤーながら賞金ランク6位で日本ツアーの賞金シードを獲得しましたが、本人の「海外で活躍したい」「東京オリンピックを目指したい」との希望もあり、USLPGAのQTを受け、見事9位タイの成績で2020年の出場権を獲得しました。
2019年同期の渋野日向子、原英莉花などとともにJLPGAの「ルーキーオブザイヤー」を受賞。
2020年 USLPGAツアーに本格参戦。1月の「ゲインブリッジLPGAatボカ・リオ」で8位、再開後の8月「ドライブオン選手権」で自己最高の4位に入りました。
3.2020年河本結選手のクラブセッティング
最後に河本結のクラブセッティングについてご紹介します。河本結選手はキャロウエイゴルフとの契約をしていて、ドライバーからボールまですべてキャロウエイ(オデッセイ)のギアを使用しています。
(注意:2020年アース・モンダミンカップ時 プロのセッテイングはコースや試合によって頻繁に変わります)
ドライバー | キャロウェイ マーベリックマックスドライバー(プロトタイプ)(9度) |
フェアウェイウッド | キャロウェイ ローグスター フェアウェイウッド(3番 15度) |
ユーティリティ | キャロウェイ XR OSユーティリティ(19度、22度) |
アイアン | キャロウェイ Xフォージドアイアン P790アイアン(5番~PW) |
ウェッジ | キャロウェイ マックダディフォージドウェッジ(48度、52度) |
パター | オデッセイ トゥーロンパターアトランタ |
ボール | キャロウェイ クロムソフトX(トリプルトラック) |
まとめ
河本結プロは、女子大生プロであったり、いち早くアメリカにチャレンジするなど、同期の黄金世代の中でも特に自分の意思を強く持ってるプロのイメージです。夢に向かって計画立てて進んでいるように思います。
昨年オフから今年のコロナ自粛の中でも、メディアの露出も多いのは彼女のコメント力ではなかろうか。逸材の揃う黄金世代やプラチナ世代を代表する世界的プレーヤーになる可能性を秘めていると思います。
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