ゴルフ会員権を保有していてもゴルフをしなくなったら必要なくなってしまいますし、会員権を購入したけれども何度もゴルフ場を訪れて、別のゴルフ場の会員権を購入したいと思う方もいて、なるたけ価値のあるうちに売りたいと考えますよね。
ゴルフ会員権を売るにはややこしそうと思ってなかなか売れずにいることも多いです。
今回は、ゴルフ会員権を売りたい時の手順、ゴルフ会員権を売る際に必要なものを紹介していきます。
目次
1.ゴルフ会員権を売る2つの方法
ゴルフ会員権を売るにはどのようにしたらいいのかわからないですよね。ゴルフ会員権は年会費だけでも多くの費用を必要とし、早く売りたいと思っている方も多いかと思います。
ゴルフ会員権を買ってくれる人を探す方法は2つあります。
- 知人に売る
- 専門業者に仲介してもらう
ゴルフ会員権を売るには業者に仲介してもらうか、知人に売る2つのパターンがあります。
知人に売る場合|名義変更
ゴルフ会員権を知人や友人に売る際は、ゴルフ場に直接依頼をします。名義変更手続きとなります。
入会条件と確認事項を確認後、会員権の名義変更をおこない名義を変更してください。名義変更にはゴルフ場の審査が入るため、審査の際は書類が必要になるため、ゴルフ場の指示に従い得る手続きを行ってください。
!ここに注意!
会員権を紛失してしまい再発行した場合、相場より安値で取引される場合が多いです。
再発行した会員権は資産価値が少し下がってしまうのです。
仲介業者へ売却する場合|会員権取引業協同組に加盟している業者
はじめに、どこの仲買業者へ依頼をするか決めるところから始まります。
会員権販売には関西と関東に会員権取引業協同組合があり加盟しているのかどうかが重要です。
会員権取引業協同組合
会員権取引業協同組合には全体で200社が加盟していて、相場や情報を共有しています。相場情報と現状ゴルフ会員権を探している人と結び付けてくれます。なので情報をたくさん持っている大手を選ぶのが手っ取り早く売れる条件が高いです。
ゴルフ会員権会社は関東約150社、関西約50社あり多くありますが、特に人気の会社を表にしました。ゴルフ会員権を売る際には参考にしてください。手数料は一律で統一されているようでした。
関東のおすすめゴルフ会員権会社BEST3
関西のおすすめゴルフ会員権会社BEST3
ゴルフ会員権取引業組合の組合員は、関東、関西ともに各社一律で決められています。会員権の総額取扱手数料が250万円以上の会員権価格の2%、会員権価格250万円以下の場合一律5万円です。どの会社でも変わらないため、サービスや特色を調べて売ることをおすすめします。
2.ゴルフ会員権売却手順
step①ゴルフ会員権の売却価格の相場を調べる
ゴルフ会員権の価格は、ネット上で検索すれば分かります。売却する前に一度検索してみておくと業者が提示する値段と比較することができますよ。
売却業者に依頼した場合、ゴルフ会員権の相場を売却業者が調べてくれます。付近のゴルフ場の会員権相場といった値段の相場も比較してくれますよ。例えば、今売りたいわけではなく値段がつく時に売りたい場合は、業者へ依頼する意味もありますよね。
将来売却をお考えの方は、一度相談して自身の会員権がどれほどの値段がつくのか調べてみるのもいいでしょう。
step②見積もり(売却価格の確認)
売却を決断すると正式に業者に依頼して見積もりを取ります。FAXや電話、パソコンでもおこなうことができ、会員権の証券コピーはFAX送信が必要になります。
step③契約書の作成と必要書類
ゴルフ会員権は、相場価格と照らし合わせて希望価格や許容範囲価格を提示し同意しすると契約を進めます。
- 預り金証書または株券
- 譲渡通知書
- 名義書換申請書
- 委任状
- 代金完済証明・念書
- 印鑑証明(発効日から1ヶ月以内)
- 住民票
- 会員証
- ネームプレート・帽章
法人の場合必要なもの
登記簿謄本
譲渡通知書は多くの場合3枚複写になっている場合が多いのです。譲渡通知書は内容証明郵便でゴルフ場に送る必要があります。
ご自身でお持ちである印鑑証明、住民票、会員証、ネームプレート・帽章の4つのものは売る際に必ず必要です。
印鑑証明は発効日から1ヶ月以内、住民票は住所移転をする場合に必要になるケースがあり用意しておく必要があります。会員証とネームプレート・帽章は返還しなければならないため、用意しておいてください。紛失した場合紛失届を出すことで解決しますが、再発行は有料です。
法人で申請している場合、登記簿謄本が必要です。
step④取引成立!
必要書類に捺印を押して記入しなければならない場所に記入し証券などの売却書類と引き換えにして売ることが完了します。業者の中には取引の際、業者が直接訪れて必要書類の捺印や記入の説明をする場合もあるため、業者の取引方法を確認しておくといいでしょう。
これで売却手続きはOKです!実行に起こす前に注意事項を理解しておきましょう。
3.会員権を売却する時の3つの注意事項
ゴルフ会員権を売るにはいくつかの注意事項があります。売る際は絶対に注意してください。
売る決断をした後キャンセルすることが基本できない
売る決断をしたのちに売ることをキャンセルすることはできません。売る際は本当に売ってしまっていいか自問自答と現状確認し、売ると決めてから契約してください。
会員権によってはゴルフ場のプレー面接がある
ゴルフ会員権を知人に売却する場合、ゴルフ場によっては紹介してプレー面接をしなければならないことがあります。売る場合、プレー面接で売る側と買う側が一緒にラウンドしなければならないこともあるので、会員権を売る際はゴルフ会員権に条件があるのか調べておく必要です。
年会費を払う時期と売却の時期を確認しておく
ゴルフ会員権を売る際は年度が変わるたびに会員費を支払わなければいけません。年会費を支払う期日後すぐに売ると損してしまうため、売る際は期日より前に完納して売り必要があります。
まとめ
コロナの影響でゴルフ会員権の価値も上昇しているとのこと、理由は旅行にいけない人がゴルフ場に出向いているからなのです。この時期に見積もりだけでも検討してみてはいかがでしょうか。
コメント