【結論】ゴルフの物価は上昇傾向だが、工夫次第でコスパ良くプレーできる先に結論から言いましょう。ゴルフの物価は確実に上がっています。多くのコースが毎年500円ずつ料金を値上げしており、2年前と比べて1000円、4年前と比べて2000円ほど高くなっている状況です。でも安心してください。予約のタイミングやプラン選びを工夫すれば、値上げの波を乗り越えてコスパ良くラウンドできるんです。
実は30代の僕自身、先日千葉のホームコースで「あれ、こんなに高かったっけ?」と驚いた経験があります。よくよく明細を見ると、消費税の表記が外税から内税に変わっていただけでなく、実質的に660円の値上がりがされていました。こっそり値上げされるのが、ゴルフ場の常なんですよね。
1.なぜゴルフの物価は上がり続けているのかゴルフ業界全体が物価上昇の波に飲み込まれている背景には、いくつかの明確な理由があります。
ゴルフ場の運営コストが急騰している
施設の整備や維持のコスト、人件費の上昇が大きな要因です。特に、芝の管理に使用する肥料や燃料費、レストランの食材費などが軒並み値上がりしており、ゴルフ場側も価格転嫁せざるを得ない状況なんです。
2025年1月から45カ所のゴルフ場が年会費を引き上げたのも、こうした背景があってのこと。正直、昔なら「会員権で儲けられたから多少のコスト増は吸収できた」んですが、名義変更料が100万円から10万円~50万円に激減した今、ゴルフ場は別の収益源を確保しなきゃいけなくなっているわけです。
ゴルフ用品も円安と原材料高の直撃を受けている
クラブやボールなどのゴルフ用品も例外じゃありません。円安による原材料高騰の影響を受けており、優れた機能を有する新製品を開発するためのコストも上昇している状況です。
実際、2024年の国内ゴルフ用品市場は「数量減、金額プラスないし横ばい」のカテゴリーが多く、商品単価上昇(値上げ)による市場規模の高止まりが続いています。つまり、同じ数しか売れてないのに売上は増えている=値上げしているってことですね。
需要と供給のバランスが価格を押し上げている
ここ数年のゴルフブームで、特に土日祝日の予約が取りづらくなりました。土日祝日はゴルフの需要が非常に高く、需要と供給のバランスに基づき高めの料金設定をしているのが現実です。
去年、取引先の方との接待ゴルフで土曜日の予約を取ろうとしたら、平日の約2倍の料金でビックリしたことがあります。しかも、その価格でも予約が埋まっているんですから、ゴルフ場側からすれば「値下げする理由がない」んですよね。
2.実際にゴルフでかかる費用はいくらなのか
平日では5,000円~8,000円くらい、土日祝日では10,000円~15,000円くらいが一般的な相場です。ただし、これはあくまでグリーンフィーの話。実際にはもっとかかります。
プレー料金の内訳を知っておこう
ゴルフ場で必ず掛かってくるのが「グリーンフィ」で、ゴルフコースの利用代のようなものです。これに加えて、諸経費(クラブハウスを利用する施設管理費)、キャディフィー(約3,000円から4,000円)、昼食代などが追加されます。
ロッカーフィーは1回あたり200円から500円程度、カート代は1人あたり2,000円~3,000円程度が相場です。
細かい費用を全部足していくと、気づいたら予算オーバーなんてこともしばしば。先月、妻とのゴルフ旅行で「まぁ2万円あれば足りるでしょ」と思って行ったら、諸経費やら昼食の追加料金やらで結局25,000円かかった失敗談があります(笑)。
人数によってもコストは変わる
4人でプレーするのが基本とされているため、一組がその人数より少なくなると「バック数割増料金」を請求するゴルフ場もあります。
一人で回る場合に割増料金が発生することが多く、複数人で回るよりも費用が高くなる傾向があるので、可能な限り4人組でラウンドするのがコスパ良いです。
平日と土日の料金差は想像以上
土日祝日の料金は、平日の約1.5倍から2倍、最近では3倍近いゴルフ場もあるんです。平日が5,500円のゴルフ場で土曜日は14,600円になるケースもあると聞いて、正直「ボッタクリか!」と思いましたよ。
でも、よく考えると土日は予約が埋まるから、ゴルフ場側もわざわざ値下げする必要がないんですよね。需要と供給って残酷です。
3.コスパ良くゴルフを楽しむための5つの実践テクニック
物価が上がっても、工夫次第でコストを抑えることは十分可能です。実際に使っているテクニックをご紹介します。
平日ラウンドを狙い撃ちする
平日は昼食付きプランやボールプレゼント、レディースデーなどの割引サービスがあることも多いです。在宅勤務が増えた今なら、平日に有給を取ってゴルフに行くのもアリですよね。
予約サイトの格安プランを活用する
ゴルフ場は予約の入り方を見ながらプレー枠が余っているときは、ゴルフ場予約サイトに格安プランを出したり、LINE登録者にシークレットプランを送ったりしてプレー枠を埋めるんです。
つまり、直前になればなるほどお得なプランが出てくる可能性があります。楽天GORAやGDO、じゃらんゴルフなどの予約サイトをこまめにチェックするのがおすすめです。
公式サイト:
ゴルフ場のLINE公式アカウントに登録する
最近のゴルフ場は、LINE登録者限定でシークレットプランを配信しています。ホームコースや気に入ったゴルフ場のLINEアカウントは必ず登録しておきましょう。月に1回くらい「平日限定5,000円ポッキリ!」みたいなお得情報が届きますよ。
ショートコースやハーフプレーも選択肢に
ショートコースは1回2,200円~、ハーフプレーが4,000円~と、フルラウンドに比べてかなりリーズナブルです。
「ちょっと練習したいだけ」「家族でライトに楽しみたい」なら、わざわざフルラウンドする必要はありません。特に子供連れのファミリーゴルフなら、ショートコースの方が気軽に楽しめます。
中古ゴルフ用品を賢く活用する
新品のドライバーは8万円以上するのが当たり前ですが、型落ちの中古なら半額以下で手に入ることも。
おすすめの中古ゴルフショップ:
正直、1世代前のモデルでも性能差なんて微々たるものです。「最新モデルじゃないとスコアが伸びない」なんてことはありませんから、中古で十分ですよ。
4.接待ゴルフでコストを抑えるポイント
接待ゴルフは自腹じゃないとはいえ、会社の経費を使う以上、コスパは意識したいところです。
接待に適したコースを選ぶコツ
接待だからって、必ずしも高級コースである必要はありません。大切なのは「相手が満足できるかどうか」です。
都心からアクセスが良く、食事が美味しくて、コースメンテナンスがしっかりしているコースなら、価格帯は中級クラスで十分。むしろ「いつもより気楽にプレーできて良かった」と感謝されることもあります。
平日の接待ゴルフを提案する
可能であれば、平日の接待ゴルフを提案しましょう。平日は料金が安くなるだけでなく、2サムプレー(2人でのラウンド)などの特典も受けやすいため、費用面でもプレー環境でもメリットがあります。
先日の接待ゴルフで、あえて平日を選んだら「空いてて快適だったし、コストも抑えられて助かるよ」と上司に褒められました。Win-Winです。
5.家族旅行とゴルフを組み合わせてコスパアップ
家族旅行とゴルフを兼ねるのも賢い選択です。旅行のついでにゴルフができれば、交通費や宿泊費を節約できます。
ゴルフリゾートの宿泊パックを狙う
ゴルフ場併設のリゾートホテルなら、「1泊2ラウンド」みたいなパック料金が用意されていることが多いです。個別に予約するより断然お得。
妻が温泉好きなので、「温泉付きゴルフリゾート」を選ぶようにしています。僕がゴルフしてる間、妻はエステや温泉でのんびり。夜は一緒に食事を楽しんで、翌朝また早朝ゴルフ。お互い満足できる旅行プランになりますよ。
レディースプランを活用する
ゴルフ場も集客を多くするために、レディースデーやシニア料金を設定し、安くプレーできるプランを増やしてきているので、妻や娘とラウンドするなら必ずチェックしましょう。
6.これからのゴルフ物価はどうなる?
正直なところ、すぐに値下がりする可能性は低いです。プレーの需要が高いから料金が高くなるという価格決定の仕組みがある以上、需要が落ちない限り価格は下がりません。
ただし、プレー料金が全体的に高くなっているわけではなく、「プレーする日にちや予約のタイミングによって、安いプランもある」という事実を忘れないでください。
つまり、賢く立ち回れば、物価高騰の影響を最小限に抑えてゴルフを楽しめるんです。
まとめ:ゴルフの物価上昇を乗り越える賢い戦略
ゴルフの物価は確実に上がっていますが、工夫次第で十分にコストを抑えられます。
具体的なアクションプラン:
- 平日ラウンドを積極的に狙う
- 予約サイトやLINE登録で格安プランをゲットする
- 4人組でラウンドして割増料金を回避
- 中古ゴルフ用品を賢く活用
- ショートコースやハーフプレーも選択肢に入れる
「ゴルフは贅沢な趣味」と思われがちですが、実はちょっとした工夫で誰でも楽しめるスポーツなんです。物価高騰に負けず、これからもゴルフライフを満喫していきましょう!


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