ゴルフのせいで筋肉痛が!ラウンド翌日を苦しめる筋肉痛ですが、それが心地よかったりしませんか。
ゴルフで叩きまくって翌日に感じる筋肉痛ですが、使わない筋肉を使ったため筋組織が壊れてしまうのが原因です。ゴルフプレーでよく使われる筋肉は、筋肉の中でも内側にあるインナーマッスルと言われる部分なので、日常生活ではあまり使わない筋肉。だからプレー翌日に筋肉痛が起こりやすいんです。
そんな筋肉痛から、出来るだけ早く解放される方法をまとめましたので、痛がっているあなたはぜひ参考にしてください。
目次
1.筋肉痛の原因
筋肉痛とは、筋組織の炎症です。
筋肉が伸びたり縮んだりできる方向は体の場所によって決まっていますが運動する中で、イレギュラーな動きが負担となり筋組織が断絶。そこが炎症し筋肉痛となってあらわれます。
着目して欲しいのは、その場所です。体のどの部分に筋肉痛が起きたかで、自分がどこの筋肉を使ってゴルフプレーをしたかよくわかるからです。
2.どこが筋肉痛になったかで解るゴルフスキルチェック
プロゴルファーは上手に筋肉を使ってプレーをしています。プロによっては無意識に使えている方も多いのですが、ゴルフ上級者がよく使う6つの筋肉を理解しておきましょう。
- 上腕三頭筋
- 腹横筋(ふくおうきん)
- 肩甲下筋(けんこうかきん)
- 骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)
- 背筋
- 下半身全般
上手に筋肉を使ってゴルフをしている方は、上腕三頭筋・腹横筋・肩甲下筋・骨盤底筋群・背筋・下半身全般の特にインナーマッスルとよばれる深い部分が筋肉痛になります。
上級者がスイングをするとき、上半身は力を抜いてリラックスした状態になっています。こうすることで、体の自然なしなりを利用して飛距離を伸ばしていきます。しかし、あまり距離が延びなかったり思わぬ方向に飛んでしまったりする場合は、肩や腕に力が入り、下半身が安定していない可能性があります。
ゴルフに限ってでは筋肉の使い方が違う場合は、上腕二頭筋・首・肩・腰・上半身に筋肉痛が集中する傾向がりますのでぜひチェックしてみてください。
※筋肉痛じゃない痛みに注意※
『ラウンド翌日に筋肉痛のようなでも違うような痛み』を感じた場合は、オーバーかもしれませんが専門医への診断もおすすめです。とりわけ手首への違和感は大好きなゴルフをする機会を損なうことに発展しかねませんので十分に気をつけてくださいね。
3.筋肉痛を出来るだけ早く解消する4つの方法
心地良いぐらいの筋肉痛ならいいのですがしんどさを感じるものは精神的にも負担に。そんな時におすすめな解消法を教えます。なるべく早く筋肉痛から解放したい方はぜひお試しください。
①冷やす
筋肉痛は、筋肉が裂傷し炎症が起きているので、まずは炎症の熱を下げることが重要です。
この方法は筋肉痛の痛みをそれ以上のものにさせない予防にもつながるので一番初めに行う解消法としておすすめです。
最もベストタイミングはプレー後すぐに、冷却スプレーやアイスバッグでよく使ったと感じる筋肉部分を冷やすことです。
よく冷えたペットボトルや、水にぬらしたタオルで代用できるのですぐ行えます。
②血行をよくし酸素をたくさん送る
炎症の熱を抑えたら次は修復です。筋肉の修復には酸素を要します。多くの酸素を送り込むことで解消へ近づけてあげましょう。
身体に酸素を運ぶ働きは血液が行なっています。血液の中には筋組織を回復させるための栄養素と酸素が含まれているので血流促進することが解消への道です。
- 軽いストレッチ
- マッサージ
意外ですが、筋肉痛を感じている付近の血流を意識してストレッチやマッサージするのがおすすめです。炎症がひどくならないように丁寧にモミモミしてあげてください。
③十分な睡眠を確保する
細胞の回復は人が寝ている時に行われます。なので筋肉痛から早く解放されたいときはしっかり睡眠をとってください。
睡眠中に成長ホルモンが分泌され、細胞の修復が行われます。逆に寝不足が続くと治りはよくないと言っていいでしょう。
④タンパク質を食べよう
タンパク質には、傷ついた筋肉の修復の筋合成に使われる栄養素です。食べた後のタンパク質はアミノ酸に分解され、内臓・皮膚・血液などの材料となります。
タンパク質には動物性と植物性とありますが、今回の場合は、食べやすいもの・消化しやすいものをおすすめしておきます。
動物性タンパク質 | 植物性タンパク質 |
肉 |
大豆 |
コンビニにあるタンパク質豊富な食品 | コンビニにあるタンパク質豊富な食品 |
ささみバー サラダチキン プロテインバー ゆでたまご チーズちくわ 鮭とば ツナ缶 生ハムロース |
スゴイダイズ 豆乳ジュース 納豆 豆腐麺 ミックスビーンズ プロテインジュース |
筋肉痛の痛みを感じているときは、筋組織が裂傷していると同時に、回復させようと働いている時でもあります。炎症がおきるのも、体を治す過程で細胞を刺激する物質が出ているからです。上手に回復できた時には、筋組織は以前よりも太く頑丈になるチャンスでもあるのでマッサージや食べ物を気をつけてケアすればより良い筋肉が作れます。
4.筋肉痛を予防する方法
筋肉痛の予防方法もお伝えしておきます。筋肉量が少ない方や年配プレーヤーのかたに特におすすめします。
予防①プレー前の水分補給+アミノ酸
ゴルフでプレーする前の、水分補給プラスアミノ酸の摂取がおすすめです。
水分は、血流をよくすることで、筋肉や筋を動かしやすくしてくれます。プラスして筋肉の修復するスピードを速めてくれるアミノ酸。または筋肉の疲労物質を抑えてくれるクエン酸を加えましょう。
アミノ酸はスポーツドリンクなどに含まれているので、こちらからとることをお勧めします。
予防②疲労を感じたらクエン酸
クエン酸は梅干しや、レモンなど酸味が強い食品に含まれています。プレーの前に食べるおやつとして携帯しておくこともできて便利です。
出典:Amazon
予防③プレー前のストレッチはカゴ連
ゴルフプレーの前のストレッチをするならばカゴ連の動作がおすすめです。なぜならカゴ連の動きはゴルフで使用する筋肉をほぐしてくれる動きだからです。
カゴ連とは、前屈した状態から上半身の力を抜いて、振り子のように左右に動きます。カゴがあればそれを両手に持って行います。下半身と上半身の筋肉を同時にほぐせます。
まとめ
筋肉痛で体をどのように使っていたかがわかってきます。そして、筋肉痛を上手にケアできれば、さらに体力や筋力をアップさせられます。ゴルフの後の筋肉痛の解消に役立ててください。
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