ゴルフ会員権を購入する時に必要な書類は、最低でも6種類あります。
必要な書類を提出して承認されると、名義変更料の支払い請求書が届きます。入金するとホームコースとなりプレーを開始することが可能です。この記事では、ゴルフ会員権を購入する際に必要な書類の詳細だけではなく、書類がない場合の対処方法も併せて紹介します。
目次
1.ゴルフ会員権を購入するときの手順
ゴルフ会員権を購入するときの手順について解説します。
- 会員になるゴルフ場を決める
- 必要書類を揃えゴルフ場または会員権業者へ提出
- 入会条件の確認・入会審査
- ゴルフ場より承認通知の知らせと名義変更料・入会金の支払い請求
- 会員証などが届きメンバーとしてプレースタート
順を追って詳しく解説をしていきます。
必要書類をそろえて提出します
会員になるゴルフ場を決めたら、そのことをゴルフ場または会員権業者に伝えます。すると購入に必要な書類について教えてもらえます。書類を揃えたら提出をしましょう。
書類の詳細についてはこの記事の下部で解説をしていきますね。
入会条件の確認・入会審査
書類を提出した後に、入会審査が始まります。
入会審査はゴルフ場によって異なりますが書類審査/面接審査/プレー審査のいずれかです。
書類審査のみのゴルフ場は入会ハードルが低い傾向があるので安心してください。
入会条件は次項のような条件がゴルフ場によって設定されています。ゴルフ場によって内容は異なりますが、書類やインターネット上で公開されていますのであらかじめ確認しておくことも出来ます。
- 年齢25歳以上30歳以上
- 性別(女性は入会不可)女性の制限がある理由は歴史と施設の作り
- 国籍
- 紹介者(推薦状が必要な場合も)
- 他のクラブ在籍
- 地元会員(例神奈川・北海道・沖縄)
- タトゥー・刺青・反社
- スコア120から100ぐらい周りの方
- 不快にさせないエチケット
入会制限は時代と共に変わっています。
名義変更料・入会金の支払い請求
入会審査が通れば、入会の通知書と名義変更料・入会金の支払い請求が届きます。
会員証などが届き終了
支払い1週間後にはメンバーズカードや帽章などが届き晴れて入会となります。
入会時の会員権証券などは売却や退会時に必ず必要になるので帽章などと一緒に保管しておいてください。
ゴルフ会員権を購入してから終了するまでの手順は以上です。必要書類について次項で詳しく解説をしていきます。
2.必要書類は6種類
個人がゴルフ会員権を購入する時の必要書類について紹介します。
- 入会申込書(推薦人の記名/捺印)
- 顔写真1枚(縦3cm×横2.4cm入会申込書に貼付)
- 印鑑証明書(3ヶ月〜6ヶ月以内)
- 預金口座振替依頼書/自動振込利用申込書
- 委任状
- 名義変更料支払い方法に関する依頼書
入会申込書から詳細について、上記の順番で解説していきます。
入会申込書
会員権購入時には入会申込書を提出する必要があります。
入会申込書は、個人用と法人用の2種類があり、会員権を購入するゴルフ場もしくは会員権業者が用意をしてくれます。
入会申込書には、名前、住所、勤務先、電話番号の基本情報以外に、推薦者の記名が必要になります。
推薦者の記名とその推薦者の証書番号とその推薦者の捺印が必要になりますのであらかじめ紹介者に伝えておくとスムーズです。
顔写真1枚(縦3cm×横2.4cm入会申込書に貼付)
入会申込書に顔写真を貼る必要があります。顔写真を用意する方法は2つあります。
- 証明写真アプリ
- 撮影機
証明写真アプリで作る
スマホで撮影した写真を全国のコンビニで証明写真としてプリントできます。1枚200円なのでおすすめです。
撮影機で作る
画像出典:カメラのキタムラ
街にある証明写真撮影機で撮影します6枚セットで700円〜1000円なので基本的にはスマホアプリで1枚200円がおすすめです。
写真を準備できたら、入会申込書に貼りましょう。
印鑑証明書
印鑑証明書とは、登録された印鑑が本物であることを証明する書類です。
印鑑証明書は、車や家を購入する時などの重要な契約を結ぶときに実印による押印とセットで提出が求められます。「確かに本人が実印を使って押した証明書類」という意味で必要です。
印鑑証明書は事前に実印を役所に登録している必要があります。既に登録をしている方は、印鑑証明書を発行する場所は2つあります。
- コンビニ
- 役所の窓口
マイナンバーカードを持っている方はコンビニで発行することができます。マイナンバーカードを持っていない方は役所の窓口で発行を依頼します。
コンビニで発行する場合
コンビニのコピー機にマイナンバーカードをかざし画面の案内に従って操作をしてください。このとき必要なものは3つあります。
- マイナンバーカード
- マイナンバーカードの4桁のパスワード
- 手数料(10円)
マイナンバーカードの暗証番号とは、交付時に自身で設定した数字4桁になります。パスワードを連続して3回間違うとロックがかかってしまい利用できなくなります。
パスワードの確認と再発行方法
マイナンバーカードのパスワードを確認・再設定をしたいとき、マイナポータルアプリを使ってスマホで確認することができます。
マイナポータルログイン
↓
マイナンバーカードのパスワード変更
↓
利用者証明用電子証明書
↓
現在のパスワード(確認)or新しいパスワード(再設定)
コンビニに行く前にパスワードをあらかじめ確認しておくのをおすすめします。
ロックがかかってしまった場合
パスワードを連続して間違いロックがかかってしまった場合、発行を受けた役所に行きロック解除と共に初期化申請をする必要があります。
役所の窓口は平日午後5時までで閉まってしまうので気をつけてください。
役所の窓口で発行する場合
マイナンバーカードを持っていない人は、住民票のある役所へ行きます。印鑑証明書は代理人でも発行することができます。
- 印鑑登録カード
- 身分証明書(運転免許書orパスポート)
- 交付料300円
役所にある申請書に記入して窓口に提出をしましょう。印鑑登録カードがあるので印鑑自体は必要ありません。
印鑑証明書がない場合の対処法
印鑑証明書を持っていない場合は、実印を住民票のある役所で登録する事からはじめます。代理人でも登録を行うことができます。
- 印鑑登録する実印
- 身分証明書(運転免許書orパスポート)
- 手数料200円〜500円
- 印鑑証明書の交付代300円
印鑑登録する実印は銀行印とは別のもので登録をしましょう。
役所にある申請書に記入し窓口に提出することで印鑑登録が完了し、印鑑登録カードが当日貰えます。
登録とともに印鑑証明書を1枚発行してください。印鑑証明書の代わりになる書類はありません。
預金口座振替依頼書・自動振込利用申込書
画像出典:三井住友カード
預金口座振替申込書・自動振込利用申込書は、ゴルフ場または会員権業者が準備します。通帳やキャッシュカードの情報を見ながら記入をしていきましょう。
- 口座情報(通帳orキャッシュカードorアプリ)
- 銀行印
記入をミスしてしまった場合は、修正液は使わずに二重線で抹消し、金融機関お届け印を訂正印としてご捺印し正しい内容を再記入してください。
ゴルフ会員権は、株式や証券と同じ扱いなのでクレジットカードでの支払いは基本できません。
委任状
委任状とは、名義変更に関する権限を一任する委任状となります。規定紙を会員権業者が用意します。
名義変更料支払い方法に関する依頼書
名義変更料支払い方法に関する依頼書は規定紙があり会員権業者が用意します。
以下、ゴルフ会員権を購入する際に必要な書類を提出する流れになります。
まとめ
会員権購入から終了までを解説しました。提出した書類に不備があるともう一度手続きをしなくてはならないので、提出前に確認しましょう。
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