【ゴルフ会員権の基礎知識】ゴルフ場保有数ランキング

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ゴルフ会員権の基礎知識

日本には2400箇所ほどのゴルフ場があり、ゴルフ場を運営している主な企業をゴルフ場の保有数が多い順番にこの記事では紹介しています。

自分が気に入っているゴルフ場の運営がどこの会社が行っているのかがわかれば、会員への特典志向やその企業が得意としているサービスがわかります。

特にゴルフ会員権の購入を検討している方には、「その会員権の販売元はどこの会社なのか?」をあらかじめ知っておきましょう。

1.ゴルフ場保有数が高いランキング

ゴルフ場を運営している企業をゴルフ場保有数が高い順で紹介していきます。(保有数は2023年調べです)

1位|アコーディア・ゴルフ

アコーディア・ゴルフ公式HPはこちら

アコーディア・ゴルフのゴルフ場保有数は171箇所で日本一位の保有数となります。年間1200万人ものゴルファーが利用しています。

アコーディアゴルフは日本を代表するゴルフグループであり、ゴルフ場の運営・管理を主な事業としています。2007年に設立され、当初は、主にゴルフ場の買収や再生事業に重点を置いていました。その後、急速に成長し、日本国内外で多くのゴルフ場を取得して展開してきました。

代表的なゴルフ場

アコーディアゴルフの代表的なコースをいくつか紹介します。

  • 千葉県:習志野CC
  • 埼玉県:ノーザンCC錦ヶ原ゴルフ場
  • 茨城県:霞台CC
  • 千葉県:成田ゴルフ倶楽部

アコーディアゴルフの特徴

アコーディアゴルフの運営特徴は、ゴルフ場の保有数が多いことと会員権があまり流通していないことから、会員というよりもビジターを中心とした運営志向です。メンバーでなくても広くいろいろなゴルフ場を予約してプレーを楽しめるので、ゴルフをはじめたばかりという人の予約が多い印象です。

2006年に一部上場をしたが、2017年に上場廃止。2021年より外資のフォートレス・インベストメントグループの投資ファンドの傘下にあり、日本のゴルフ業界でのリーディングカンパニーとしての地位を築いています。

>>>アコーディア・ゴルフのゴルフ会員権の得点をもっと詳しく

2位|PGM

PGMもアコーディアに続く日本を代表するゴルフ業界のリーディングカンパニーです。PGMはパシフィックゴルフマネージメントの略です。

PGM公式HPはこちら

PGMのゴルフ場の保有数は148箇所で、そのうち146コースは直営で運営し、1コースのみリース運営をしています。高級名門コースをいくつも保有しています。

代表的なゴルフ場

PGMの代表的なコースをいくつか紹介します。

 PGMの特徴

PGMの運営特徴は、どちらかといえば会員重視の運営が特徴で、メンバーになると受けられる優待の数が多くオペレーションが良いです。例えば、PGMの会員ならば他のPGM コースを安く回れたり、ビジターとメンバーとのプレフィー差額が大きいのもメリットです。

2002年に倒産したゴルフ事業の再生過程でアメリカの投資会社ローンスターによって設立しました。2005年にPGMホールディングスとして一部上場したが、2015年に上場廃止。その後2018年に子会社であったパシフィックゴルフマネージメント株式会社に吸収合併されました。

現在はパチンコメーカーの平和のグループ会社です。

>>>PGMのゴルフ会員権の得点をもっと詳しく

日本のゴルフ場の保有数は、アコーディアゴルフとPGMの2社がダントツで多く、この2社だけで全体の13%のシェア率となります。(ゴルフ場の数が2400の場合)

3位|市川造園グループ

市川造園グループの公式HPはこちら

市川造園グループのゴルフ場保有数は31箇所。母体が、造園業を営む市川造園土木です。

市川造園グループの代表的なコースをいくつか紹介します。

大自然に囲まれたゴルフコースが多くのびのびとプレーすることができます。

4位|西武グループ

西武グループはプリンスホテルのブランドでありゴルフ場の保有数は28箇所を運営しています。プリンスホテルに併設されたゴルフ場が多くプレート宿泊を一緒に楽しめるようになっています。

西武グループの主なゴルフ場を紹介します。

ゴルフプレーと宿泊がセットになったお得なプランに定評があり、品川プリンスホテルでは、入会金不要でゴルフが楽しめるプランがあったりします。

5位|東急グループ

東急ゴルフリゾート公式HPはこちら

東急グループは25箇所のゴルフ場を運営しています。中でも東急ゴルフリゾート運営の19コースは日常から離れた開放感あふれるゴルフ場で人気が高いです。

名門と超高級感のあるゴルフ場をたくさん保有しています。会員を優先したワンランク上のゴルフ場でのプレーを楽しむことができます。

6位|太平洋クラブ

太平洋クラブの公式HPはこちら

太平洋クラブのゴルフ場の保有数は19箇所です。太平洋クラブ独特の共通会員制をとっており、1つの会員権を保有していればそのすべてのゴルフ場でメンバーとして利用できるというものです。

太平洋クラブの主なゴルフ場を紹介します。

ゴルフ場ランキングTOP3に入るほどのゴルフ場があります。

東京の千代田区に本社を置く太平洋クラブは、元々は平和相互銀行の創業者が作ったゴルフ場チェーンが発足で1971年に設立。アメリカのゴルフアカデミーと提携して将来有望なゴルファー育成に力を入れる太平洋クラブゴルフアカデミーの運営も行ってきました。

現在は三井住友ファイナンシャルグループと大和証券グループが共同で設立した投資会社の傘下となっています。現在も三井住友VISA太平洋マスターズは御殿場コースで開催されています。

7位|シャトレーゼグループ

シャトレーゼの公式サイトはこちら

北海道バターどら焼きで有名なシャトレーゼが運営しているゴルフ場は18箇所です。経営破綻したゴルフ場を買取し各地で運営をおこなっています。

主なシャトレーゼーが運営するゴルフ場を紹介しておきます。

シャトレーゼが運営していることから、デザートバイキングが充実しており甘党な方にかなり人気なゴルフ場として認知度も上がってきています。

8位|リソルグループ

リソルグループ公式HPはこちら

リソルグループが所有するゴルフ場は17箇所です。「あなたのオフを、もっとスマイルに」を理念とし、全国にホテル事業を展開しているのが特徴です。

リソルグループが所有する主なゴルフ場を紹介します。

東京新宿区に本社を置くリソルグループは全国にホテル・ヴィラを保有していてリゾートサービス事業を強みにしているので相性の良いゴルフ場運営に力を入れているようです。

9位|ユニマットゴルフ

ユニマットゴルフ公式HPはこちら

ユニマットゴルフが所有するゴルフ場は17箇所です。関東近郊、西日本、軽井沢、沖縄離島にあるホスピタリティの高いゴルフ場がおおいです。

ユニマットゴルフが所有する主なゴルフ場を紹介します。

東京南青山に本社を置くユニマットプレシャスが運営するユニマットゴルフは、リゾートホテルとゴルフ場の運営、レストランカフェの経営に加え航空券とのリンクも考慮されており、かなりユーザーファーストで綺麗で高級感のあるクラブハウスが多いです。

東京バーディクラブ・千葉バーディクラブ・中軽井沢カントリークラブは特に格式の高い雰囲気で人気が高い会員権となっています。

10位|リゾートトラストグループ

リゾートトラスト公式HPはこちら

リゾートトラストグループが所有するゴルフ場は13箇所です。主に会員制のリゾートホテルを全国に46箇所展開しており、かつ名門で洗礼されたゴルフ場の運営をしています。

リゾートトラストが所有する主なゴルフ場を紹介します。

リゾートトラストは、日本におけるリゾート会員権のシェアを30年以上連続で1位となっているほどホテル業界では有名な企業です。それもあって歴史の長い名門ゴルフ場と会員とのコミニティを大切にしているようです。毎年女子プロゴルフトーナメントのリゾートトラストレディスを開催しています。

2.ゴルフ場保有数ランキング一覧表

ゴルフ場運営会社 ゴルフ場数(2023年)
アコーディアゴルフ 171
PGM 148
市川造園グループ 31
西武グループ(プリンスホテル) 28
東急グループ(東急グループ&ステイ) 25
太平洋クラブ 19
シャトレーゼ 18
リソルグループ 17
ユニマットゴルフ 17
リゾートトラスト 13
ジェイゴルフ(東京建物リゾート) 12
JGM(社パンゴルフマネジメント) 11
川島グループ 10
ダイワロイヤルゴルフ 10
加森観光グループ 9
隨縁(ずいえん)リゾート 9
新日本観光
9
デイリー社 8
熱海倶楽部グループ 8
信和ゴルフ 8
タカガワグループ
7
東武グループ 7
ゴールドゴルフ 7
クラシック 6
朝日コーポレーション 6
アルペングループ 6
南九州開発グループ 5
東都自動車
5
近鉄ゴルフアンドリゾート
4
レイクウッドグループ
4
国際興業 4
トーシンリゾート 4
安達建設グループ 3
鹿沼グループ
3
つるや 1

今回調査したゴルフ場の数は653箇所、全体の27%でしたので、この表以外にもゴルフ場はまだまだ存在しています。日本のゴルフ場の数はアメリカに次いで世界2位とかなり多く都市部から地方まで、多くのゴルフ場が存在しています。

まとめ

ゴルフ場の保有数が多いゴルフ運営会社を紹介してきました。アコーディアゴルフ、PGMは関東圏のゴルフ場を多く保有しているので利用したことがあるという方も多いのではないっでしょうか。

バブル期と違ってゴルフ場運営会社が倒産してしまうということは現代においてはないと考えていいのでゴルフ会員権を購入をご検討の方は安心してください。

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