80切りを目指すならボールコントロールが必須!レベルの高いライン出しのポイント

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100切りを達成し、90切り、80切りを目指すにはボールをコントロールする技術が必要になってきます。ボールをコントロールする、ということには、ボールを曲げる、距離をコントロールする、高低差をコントロールするなど、いろいろな要素がありますが、この記事では、一般的に「ライン出し」と言われる、スコアアップのためにはぜひとも身につけたいボールコントロールテクニックについて大切なことを解説します。「ライン出し」が出来れば、80台はすぐそこです。

1.ライン出しとは

実際のラウンド中、特にアイアンではフルショットする機会のほうが少ないです。100切りを目指すアベレージゴルファーの皆さんは練習場ではいつもフルショット練習をしていると想像しますが、スコアップのためには、少し距離を抑えたコントロールショットが不可欠なのです。なぜなら、アイアンショットは一般的に番手毎に約10Y15Y刻みの距離の階段がありますが、いつもその距離が残るわけではないからです。この10Y15Yの間を調整する力が90切り、80切りには絶対に必要となってきます。そんな時に有効なのが「ライン出し」ショットです。

また傾斜地ではフルショットできないシチュエーションも多いですし、フルショットすると余計な力が入って、ダフったり、引っ掛けたり、というミスも多発するので、どうしてもスコアメイクのためには「ライン出し」をマスターすることが大事です。

テレビ中継でプロのスイングをよく見てください。アイアンでのセカンドショットやアプローチショットでマン振りしている姿を見ることはまずありません。プロはグリーンを狙うショットはほとんどといっていいほどコントロールショット、「ライン出し」ショットを多用しています。

2.ボールをコントロールするために大切な4つのこと

ではその「ライン出し」でボールをコントロールするために大切なことを私が今まで学んできた知識と経験から大切なこと、注意することを下記のようにアドバイスしたいと思います。

私の経験から言っても言うのは簡単なのですが、やってみるとなかなか難しく、フェースが開いてスライスしたり、最悪シャンクしたり、と今でも悩みは尽きませんが、辛抱強くやってみてください。

①番手は一つ上げる

「ライン出し」は、飛距離を抑えて、方向性を上げるショットですので、通常の距離に対して1番手大きめのクラブを持ちましょう。一般的にフルショットに比べて約5Y~10Y飛ばないショットになります。

②ボールの位置は通常より半個程度右に置く

フルショットよりも低めのボールを打つため、早くボールにコンタクトしてダフリを避けるためにもボールをやや右側に置くようにしましょう。傾斜のライならもっと右に置いてもかまいません。

③スイングリズムはよりゆったり

ボールをコントロールしたい時は、どうしてもグリーンに乗せたい意識が強くなるので打ち急いでしまいミスが出ます。いつも以上にゆったりとスイングしましょう。

④インパクトで絶対緩まない

1番手大きいクラブを持っていますので、無意識に「飛びすぎる」という気持ちが生まれ、インパクトにかけて緩むリスクがあります。そうなると大ダフリをしたり、逆にトップも出ますし、フェースが開いてプッシュやスライスが出る危険性が高くなります。私自身もまだ時々ありますが、最悪シャンクします。トップからはしっかりとフィニッシュ(もちろんフルショットより小さい肩で止めるイメージのフィニッシュ)まで振ることを最大意識してスイングしてください。

左に振っていくイメージとフェースをフォローにかけて自分の顔の前に立てていくイメージでスイングするといいと思います。

まとめ

飛距離を出したいがために、いつもマン振りしていてはスコアはまとまりません。

さらにスコアアップして中級者、上級者を目指すためには、ボールをコントロールする技術を習得することが絶対必要です。「ライン出し」が成功してバーディが取れた時はプロになったかのような最高の気分です。ぜひ「ライン出し」ショットをマスターしてスコアアップしてください。

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