体が硬い人は一度はこう考えませんか?「体が硬いとゴルフが不利だったら嫌だな」かくゆう有名プレイヤーの誰もが体がすごく柔らかいのか?と考えるとそう感じないプロプレーヤーもいませんか。
体が硬いのにゴルフが上手い人って存在しませんか?
根本的としては柔軟性はあったほうがいいに決まっていますが、ゴルフに特化して考えたときどの程度影響があるのか調べてみました。柔軟性がゴルフの飛距離を伸ばす上で、どのぐらい重要なのかを解説します。
目次
1.体が硬いってどんな人
体が硬い人というのは、関節の可動域が他の人よりも狭い人のことです。体が硬い人は、筋肉や靭帯の周辺にある関節の可動域が狭いです。
ゴルフの影響を考えるとバックスイングが小さくなってしまい勢いをつけることができず、想像したようなボールを遠くに飛ばすことが難しいと考えられます。体が硬いことで、大きなスイングができず、飛距離を出したいクラブで飛距離を出すことができ不利に働くと考えられます。
2.体が硬くなってしまう3つの習慣原因
体が硬い人は、生まれつきじゃない場合もあります。影響を与えているのは日々の生活習慣です。
原因①同じ姿勢を続けての作業を連日行っている
デスクワークや勉強など同じ体勢をしていると、柔軟性が損なわれてしまいます。
日頃から体をあまり動かしていないと、体勢に慣れてしまい筋肉が硬直してしまい、柔軟性が低下すると考えられています。
そのためもともと柔軟性に自信がある方であっても、同じ姿勢を強いられる環境にいると徐々に柔軟性が損なわれます。
原因②運動前後のケアができていない
トレーニング前後に十分な体のケアがされていないと、体の柔軟性が損なわれてしまう原因です。例えばゴルフの打ちっぱなしに行った際に、打つ前後でストレッチなどをしていないと体が硬くなる傾向にあるようです。
プロスポーツ選手にとっては常識ですが、一般の方は知らない方がほとんどです。
柔軟性が損なわれないためには、運動前後にはストレッチなどで体をほぐしてケアをする必要があります。運動後はしっかりストレッチを行うのがお勧めです。
原因③緊張してしまう性格
実は緊張しやすい性格でも柔軟性が損なわれてしまい、体が硬くなってしまうんです。
緊張すると体が強ばり、大きなバックスイングをすることが難しいです。そのためどれだけ可動域が大きく柔軟性があったとしても、緊張しやすい性格だとうまく能力を発揮することができません。
3.体が硬くとも飛ばせることもできる
参考動画:身体の硬い人でもこうすれば飛ばせます!!!!!!
三觜喜一MITSUHASHI TV
体が硬いけれどゴルフはうまくなりたいときに出会った動画です。食い入るように観ました。体が硬いゴルフプレーヤーさんはぜひ一度観てみてください。5分40秒の動画です。
動画では、2021年にアメリカでゴルフをする上で柔軟性が必ずしも必要ではないとの論文が発表されました。論文の中では、柔軟性よりもバックスイングの大きさの方が飛距離に影響があり、年齢とともに円が小さくなってしまうバックスイングの大きさが飛距離に影響があるとされています。
ただしバックスイングが大きければ大きいほどいいわけではありませんが、適切なバックスイングの大きさが飛距離に影響があるようです。
そのため、年齢を重ねてバックスイングが上がらないといった問題が発生した場合には、改善しなければ飛距離を伸ばすことは難しいとされています。
例えば三觜ゴルフスクール主宰の三觜喜一さんがご自身のYouTubeチャンネルの中で、若い頃バックスイングをした時にクラブが見えるほど大きく捻転することができました。しかしここ10年では、バックスイングの大きさが徐々に小さくなり、今ではクラブが見えないそうです。これはバックスイングが小さくなったことが原因で、バックスイングが大きいことはとても重要だと説明していまました。
実は実際に体が硬くてもバックスイングを大きくすることができ、柔軟性がそれほどなくてもボールを遠くへ飛ばすことができる方法があり、実践することで飛距離を伸ばすことができます。
バックスイングの大きさは、体が硬く柔軟性がなくても大きなバックスイングを手に入れることができ、結果として飛距離を出すことができる方法を3つみていきましょう。
改善方法①ヒールアップして体の捻転をしやすくする
ゴルフをする上で柔軟性ではなく、バックスイングを深くする方法の1つが前側の足をヒールアップすることになります。
捻転をうまくすることができない人は、バックスイングを深く取ることができていないことになり、改善することが必要です。
捻転をうまくしてバックスイングを大きく取るためには、左足のかかとを上げてバックスイングを取ってみてください。左足のかかとを上げることによって、かかとをあげない時よりも体の捻転がしやすいです。
また左足かかとを上げることで、ダウンスイングのタイミングを掴みやすくなり、ボールに体重を乗せやすくなるという効果もあります。捻転をうまくすることができずバックスイングを大きくできていない方は、上半身でボールに当てにいってしまう場合が多く、ボールをうまく飛ばすことが難しいです。左足かかとを上げることによってタイミングを取りやすくなり、バックスイングを大きくすることができるため、ぜひ実践してみてください。
改善方法②クローズにして構えるに構える
足をクローズして構えることで、体が硬く柔軟性がなくてもバックスイングをうまくすることができる方法です。
例えば、基本的に両足を並行にして構えます。両足を平行にするのではなく、右打ちの場合、左足を右足よりもボール方向に構えることで、バックスイングをしやすくなります。クローズに構えることで、バックスイングを大きくしやすいです。
ただし、注意点としてクローズしすぎなくてもいいため、若干前側の足をボールに出すようにしましょう。クローズにすることで体の回転がしやすくなり、捻転が作りやすいと感じると思います。バックスイングを大きくするために悩んでいるのであれば、クローズに構えてみてはいかがでしょうか。
改善方法③両足を少し開いて立つ
両足のつま先は、基本的に平行に向くように構える人が多いのではないでしょうか。そうすると、バックスイングを大きくするのが難しい場合が多いです。そういった場合には、両足をいつもより少し開いて構えることによって、バックスイングを大きくしやすくなり、柔軟性がなくても大きく振りかぶることができます。
足を開く目安としては、足のつま先が両足とも20度から30度程度開き、ご自身が打ちやすい体勢にするのがおすすめです。右打者の場合、右足のつま先を外側に開くことによってバックスイングが大きくなり、左のつま先を外側にすることによって、フォロースイングをしやすくなります。
両足が外側に開くことによってバックスイングだけでなくフォロースイングも大きくなるため、ぜひ試してみてください。
まとめ
ゴルフでは柔軟性がないと不利だと考えられており、体を柔らかくすることが重要事項でした。しかしゴルフをする上では、柔軟性よりも大きなバックスイングを取ることができるようになり、柔軟性は構え方や打ち方を変えることで変えることができます。柔軟性がないと悩んでいる場合には、柔軟性がなくてもバックスイングを大きくできる方法を試してみてはいかがでしょうか。
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