グリーン周りのアプローチはスコアメイクに直結する重要なショットです。しかし、「距離感が合わない」「オーバーやショートが頻発する」といった悩みを抱える方は少なくありません。この記事では、アプローチでの距離感の作り方と、自宅でできる練習法をご紹介します。
1.距離感が合わない原因とは?
アプローチで距離感をつかめないのは、感覚だけに頼って打っていることが一因です。クラブ選択やスイング幅に一貫性がないと、結果が安定しません。また、芝やライの違いに対して経験が不足していることも距離感ミスの原因になります。
距離感を安定させる3つのコツ
1. スイング幅で距離をコントロールする
フルスイングではなく、「肩から肩」「腰から腰」など、一定の振り幅で打つことで、感覚に頼らず距離を安定させることができます。自分なりの“スイング幅=距離”の対応表を作るのも効果的です。
2. 同じクラブで距離を打ち分ける練習
アプローチウェッジ1本を使って、20ヤード、30ヤード、40ヤード…と距離を打ち分けてみましょう。同じクラブで複数の距離をコントロールできると、状況対応力が向上します。
3. ボールの高さと転がりを意識する
アプローチでは高さだけでなく、着地後にどのくらい転がるかを考えることが大切です。キャリーとランの比率を意識すると、より正確な距離感が身につきます。
2.自宅でできるアプローチ練習法
自宅で行えるアプローチ練習の代表例をいくつか紹介します。
スイング幅のチェック
鏡の前やスマホ撮影で、自分のスイング幅を確認します。これにより、感覚と実際の差を把握できます。
クッションターゲット練習
室内ではカーペットやマットの上で、クッションなどをターゲットにして転がす練習を。狙った場所に止める意識が距離感に直結します。
ワンバウンドキャリー練習
ボールを1バウンドさせて狙った位置に落とす練習は、キャリーの感覚を鍛えるのに最適です。軽いボールやインドア用の練習ボールを使いましょう。
まとめ
アプローチの距離感を安定させるには、「スイング幅の把握」「同一クラブでの打ち分け」「高さと転がりの意識」がポイントです。自宅でも簡単にできる練習を積み重ねて、実戦での再現性を高めていきましょう。
コメント