ゴルフはとても楽しい。でも朝早く家を出て1日歩いて打って、渋滞にも巻き込まれ帰ったらヘトヘト。家に帰りついたとたん爆睡。という人も多いでしょう。
アマチュアのゴルフは決して肉体を酷使するスポーツではありませんが、なぜか疲れます。肉体的な疲れだけでなく、競技やコンペに出ると緊張するし、グリーン上では絶対決めなきゃいけないパットもあったりと精神的にも疲労しますよね。
この記事ではせっかくの楽しいゴルフ、できるだけ疲れない、翌日に疲れを残さないようにする方法について経験も含め解説していきます。
目次
1.疲れているとゴルフはあたらない
疲れている中でのいいショットを出すのは難易度が高いです。
ラウンド後半になるにつれて体力が消耗されてしまって、シンプルに当たりが悪くなる、芯をくわなくなるってことありますよね。せっかくポテンシャルがあるのに疲労のせいでショットを逃してしまってはとてももったいないです。
ラウンド後半も疲れないようにするにはどうすればいいのか?一緒に考えていきましょう。
2.好きなゴルフラウンドでなぜ疲れるのか
ゴルフってはたから見てるとのんびりした感じで、ゆっくり歩いたり、カートに乗っている時間も長いので疲れるスポーツではないように思えます。
1日10km程度約1万歩は歩いてる
しかし、コースでは(歩きの場合)1日10キロ程度、(カートに乗ったとしても)1万歩程度は歩きます。またスイング自体、けっこうな全身運動で筋肉や関節にも負担がかかっています。
普段運動もせず、電車や車にばかり乗っている人にとっては1ラウンドでも結構疲れるので、後半の15番ホールぐらいになったらスイングもおかしくなってミスが増える、という人も多いです。
紫外線も疲れの原因
約6時間屋外にいるため、紫外線を浴び続けることも疲れの原因ともいわれています。
時には接待だったり、上司とのラウンドだったりで気疲れもしますし、「自己ベストを出したい」と余計に力が入ります。さらに、よく「ゴルフはメンタル」と言われるように「ここは絶対フェアウエイに打ちたい、このPAR3は絶対乗せたい」とか「絶対このバーディパットやパーパットを入れたい」時などは極度に緊張するので精神的な疲れを増幅することもあります。
こう見てくると案外ゴルフには疲れる要素がありそうです。
3.ゴルフラウンドでなるべく疲れない8つの方法
ではゴルフでなるべく疲れないようにする方法について私の実践していることも含めご紹介したいと思います。なにか参考になることがあればうれしいです。
①前日に深酒せず6時間睡眠取る
ゴルフの前日にたくさんお酒を飲むと眠りが浅くなり次の日も疲れが重ねてしまいます。お酒は控えて睡眠時間をしっかり取ることで次の日の朝身体が軽く感じます。
②朝ごはんをしっかり食べる
朝ごはんをしっかり食べることで脳のエネルギー源となるブドウ糖が補充されるため集中力、記憶力が高まります。朝食を抜いてしまうと脳にエネルギーが供給されないためイライラしてしまう原因にもなります。
③正しいスイングフォームを身につける
これはなかなか難しいことでもありますが、スコアアップのためはもちろん、余計な体力を消耗しないために正しいスイングを身につけることが一番大切です。必要以上に肩や手に力が入り、いかにも「疲れるよな、この人」というスイングの人も見ることもあると思いますが、効率的かつ美しいスイングを身につけることが疲れを残さない最善の策です。
④スタート前ストレッチをしっかりやる
プロゴルファーは試合の朝、1時間もかけてじっくりストレッチで体をほぐす、と聞いたことがありますがアマチュアはそこまでできなくてもスタート前しっかり肩甲骨や腰、手足をしっかりストレッチをしましょう。ケガ防止にもなります。出来ればラウンド後にもストレッチで身体をしっかりケアすることも大事です。
まずは18ホール回れる基礎体力、体幹を鍛えることが必要です。
⑤軽いクラブを使う
アイアンのシャフトをスチールからカーボンに変えました。その結果、ラウンド後や翌日に感じる疲れが減った気がしていますので、クラブを軽めにして振りやすくすることも効果があると思います。
⑥スコアをあまり期待しない
ゴルフは精神的にも疲れるスポーツです。あまり過度に自分に期待すると余計な力が入ったり、必要以上に精神的疲れがきます。なかなか分かっていても出来ないことですが、気にしないことも大切です。
⑦しっかり紫外線対策をする
特に夏場に重要ですが、長時間紫外線を浴び続けることでも疲れを増幅させます。日焼け止め、帽子、サングラスなどでしっかり対策をすることも疲れを低減させる方法です。知らない人も多いですが目の疲れがプレーに及ぼす影響も思いのほか大きいのです。水分もしっかりとって熱中症や脱水症状を予防することも大事です。
⑧できるだけ疲れない楽なプレー形態を選択する
以下は少しゴルフの本質とは離れ邪道と思われるかもしれませんが、例えば
- 乗用カートFW乗り入れ可能なコースを選択する
- キャディ付きプレーを選択する
- 夏場は朝早いスタート、冬は遅めのスタートを選択する
なども疲れを低減させる方法としてオススメです。
あと最後に基本的なことですが、前日しっかり睡眠を取る、なども疲れを減らすために気を付けたいことです。
まとめ
練習場でも最初は調子が良くていいショットが打ててたのに、100球あたりから急に当たらなくなった、曲がりが止まらなくなる、ということもよくある話です。自分を労い少しでも疲れない方法を編み出しておきましょう。
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