ゴルフをしていて左腕の肘が痛くなることがありませんか?
ゴルファーにとっては避けられないともいわれる『ゴルフ肘(ひじ)』というものについて調べてみました。心当たりのある方も多いと思いますので、私が実践してよかった方法を紹介します。(※基本は専門医へ相談をおすすめします。)
ゴルフスイングにはまだ影響しないものの今後も痛みが続くと心配ですよね。
1.ゴルフ肘(ひじ)とは
ゴルフ肘というのは医学的に病名がきちんとあって正式名は「上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん)」というスポーツ障害のひとつです。ゴルファーに多いので通称「ゴルフ肘」と呼ばれています。
ちなみによく聞く「テニス肘」とは痛くなる箇所が違い、肘の外側が「テニス肘」内側が「ゴルフ肘」です。私の場合は肘の内側が痛むので「ゴルフ肘」も可能性ありです。
筆者も肘の痛みを感じていたので、鍼灸院のゴルフ肘について症状例をみてみました。
- 腕を伸ばした時や手を(特に薬指と小指で)握ったときに痛みを感じる
- 腕を動かさなければ痛みは出ないが動かすと痛みが出る
- ものを握るだけでは痛くないが雑巾を絞る、ドアの取っ手を回すなどのひねる動作をしたときに痛みが出る
- 一定時間腕を使った作業の後痛みが出る
「ゴルフ肘」は上手なゴルファーには起こりにくく、初中級のゴルファーに多い障害とのことですが、
腱の老化に伴って、中高年ゴルファーにも起こりやすいのかなと感じます。私の場合も年齢によるものだと思います。
しかもこの障害はゴルフだけでなく、家事を毎日する主婦、スーパーのレジ打ち(現在はPOSシステムでレジを打つことは少なくなりましたが)やパソコンのタイピングの仕事、鍋やフライパンを毎日握る料理人など日常的に腕を酷使する人も発症する可能性があるそうです。
ずっと痛むわけではないので日常生活にまで支障をきたすことは少ないですが、放置したままにしているとある日突然激痛が走ったり、腕全体へ痛みが広がります。そうなるとゴルフどころではなくなりますが、私の場合まだそれほど痛みもなく、日常生活にはまったく問題ありませんので、今のうちに改善してゴルフができなく事態だけは避けたいと思いました。
2.ゴルフ肘の原因
肘の痛みは炎症を起こしている状態ですがその原因としてよく言われている5つを紹介します。
- 練習のしすぎ
- 力みすぎ
- ダフリが多い
- スイング時に腕が突っ張りすぎ
- 手打ちになりすぎ
グリップが劣化し肘に負荷がかかってしまうことで痛みになってしまうこともあるようです。
練習場でよく見かけるのですが、ダウンブローを意識しすぎるのかマットに「ドン!!」打ちつけるような打ち方をしている人も腕や肘への衝撃が大きいので「ゴルフ肘」予備軍かもしれませんのでご注意を。
3.肘に痛みを感じる時に実施したこと
基本的には専門医へ診察をしてもらうことをお勧めします。これは私が実際にしてみたことなのでみなさんに当てはまることではありません。あくまで個人の体験です。
肘の痛みを悪化させないために気を付けていたことを紹介します。
無理に動かさない
ゴルフの練習やラウンド回数を我慢して減らして、痛みが治るまであまり動かさないようにしていました。ゴルフ好きにはとても辛かったのですが。プレーで痛みを感じると本格的にゴルフができなくなってしまうのが嫌だったので我慢しました。
湿布を貼る
効果があったかどうかはわかりせんが、普段は湿布を貼っていました。
小海(しょうかい)のツボを押す
小海(しょうかい)と呼ばれるツボを押してみます。
肘を曲げて小指側から肘をなぞっていくと肘の骨にぶつかる手前を軽く押しながら、先ほどのストレッチを行うのも効果的です。「ゴルフ肘」の人は「小海」を押さえるだけで痛みがあります(実際私がそうです)ので軽く押さえながらがお勧めです。
サポーターをつける
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以下のような方にPYKES PEAKS社製の肘サポーターをおすすめします。
- 生活の様々なシーンで、肘の負担を軽減させたい方
- 育児により肘への負担がかかっている方
- 重労働や力仕事で肘の負担がかかる方
- 筋トレや運動等で肘へ負担がかかる方
まとめ
私の場合「ゴルフ肘」の初期段階のようでした。まだ日常生活やゴルフプレーには影響はほとんどありませんが、普段からご紹介したストレッチをして、これ以上悪化しないよう心掛けたいものです。
多少の痛みでは楽しいゴルフはやめられませんね。
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