【ゴルフ会員権とは】○億円だった会員権が今や数百万円で購入できる理由

ゴルフ会員権とは

ゴルフ場

ゴルフ会員権とは、ゴルフ場の利用権のことで、割安でプレーが可能になる優先や特典を得ることができるファストパスのようなもの。このゴルフ会員権の特徴としては、株式のように直売買されるところです。

1980年代のバブル時代にはそのゴルフ会員権が株や不動産と同様、投資目的としていわば投機的に売買されていました。当時は高額すぎて一般人がゴルフ会員権を購入するなんて到底無理な話でした。が、現在は地方を中心に非常に安価なゴルフ会員権も多く存在し、純粋にゴルフプレーをしたい人にとっては良い時代になりました。

この記事では、現代のゴルフ会員権について解説します。

  • ゴルフ会員権を選ぶときの注意点
  • 自分に合ったゴルフ会員権の選び方

ゴルフ好きならば購入するメリットは多いにあります。ぜひ参考にしてください。

1.ゴルフ会員権と日本経済

日本経済とともにゴルフ会員権のあり方が変化しています。どのように大きく変わったのか解説します。

バブル時代のゴルフ会員権

  1. 都内超名門コースを筆頭に億を超える会員権が多数
  2. 都市部では1000万円以上の会員権が普通
  3. 多くのゴルフ場で会員権とは別に多額の預託金も支払う必要があった
  4. ゴルフをプレーする権利よりも投資目的が主体だった

とても一般のサラリーマンに手が届くものでなかったことが分かるでしょう。

ゴルフ会員権の崩壊

本来、預託金はゴルフ場の整備や設備投資に使われ、10年とか20年一定期間が過ぎると会員に返還されるものでした。しかしバブル崩壊後多くのゴルフ場がこの預託金返還に応じられず、倒産・廃業をしていったのです。

数億円の会員権とは一般の人は到底無理ですよね。ゴルフ場はバブル崩壊の影響をもろに受けた業界の一つです。

現在のゴルフ会員権

バブルの後遺症で倒産・廃業したゴルフ場を次々にタダ同然で買い取って大きくなったのが現在のアコーディアやPGMです。

  1. 都内の超名門でも5000万円以下と言われ1000万円を超える会員権はごく少数
  2. 地方を中心に100万円以下の会員権が多数、中には10万円以下もある
  3. 純粋なプレー権として安価な会員権が多数
  4. 会員権価格よりも多額の名義書き換え料のかかるコースも多く存在

現在アコーディアやPGMグループになっているゴルフ場には元名門や評価の高いゴルフ場もたくさんあるのです。いろいろ問題もありますが、ゴルフをよりカジュアル化、身近なものにしたと言えます。

2.ゴルフ会員権を持つ6つのメリット

現代のゴルフ会員権を所有すると5つのメリットがあります。

①プレーフィーが安い

ゴルフ場によっても違いますが、土日関係なくセルフ6000円から8000円程度でプレーできます。

② 思いたったらいつでもゴルフができる

1人だけでもどこかの組に入れてくれるので前日予約でもプレーできますし、メンバー枠を設けているコースもあります。

③ ゴルフの回数が増え上達のスピードが速まる

プレーフィーが安くなる分、回数が自然と増えますので、上達も早くなります。

④ オフィシャルハンデキャップが取れる

今はビジターでもネットでJGAの会員になればオフィシャルハンデキャップが取得できますが、やはりどこかに所属しているほうがJGAのJ-sysも自由に利用できるので便利です。

⑤ゴルフ仲間が増える

仕事や利害関係のない友人が増え、一生のゴルフ仲間に巡り合う可能性もあります。

⑥ 競技に参加できる

アスリート志向の人にとっては実力を試すチャンスです。

今ではあまりないですが、ゴルフ会員権というステータスを感じる人もいるかもしれません。

3.【必須】ゴルフ会員権の購入時5つのチェック項目

これからゴルフ会員権を取得される方へ絶対にチェックしておくべき点を5つ紹介します。

①必ず視察プレーをする

視察プレーがないコースでも一度もプレーせずに購入することは絶対やめましょう。

特別価格で視察プレーを受けているところもありますので必ず視察プレーをしてください。

  • コースレイアウトやメンテナンス状態
  • 従業員の雰囲気
  • メンバーの年齢層
  • 競技会の数/参加人数

など調べて自分に合うかどうかを考えて決断しましょう。競技志向の人は競技会の数やクラス分け、参加者数なども重要です。

②10年以上メンバーである出資をイメージ

これから10年20年とメンバーでいることを考え、会員権価格だけでなく、年会費、名義書き換え料も含めて総合的な価格の比較をしましょう。

③18ホールのコースを選ぶ

18ホールのコースだとメンバー数も適正で何度も同じ人とプレーする機会が増えることもあり本来のクラブライフ、クラブコミュニティが作れると言われていますので、主に1人で行く人はオーソドックスな18ホールのゴルフ場を選びましょう。

失敗談
失敗しやすいのは大型ゴルフコースのメンバーになり、何パターンかの組み合わせのラウンドができるので飽きないメリットの一方、メンバー数が多すぎて一人だけで行くとなかなか同じ人と組み合わせにならずなかなか友人が増えないといったことがあります。

④ドライビングレンジは必須

ドライビングレンジは必須、アプローチやバンカー練習場もあるコースを選びましょう。真剣に上達したい人は練習施設にもこだわってください。スコアを作るアプローチ練習場があるかないかは上達のスピードに大きな違いがあります。

⑤電車でも行けるゴルフ場にする

とにかく利便性がいい方が圧倒的に使用率が上がります。車でしか行かないと考えていたとしても最悪電車でもいけるという手があるのと無いのでは大違いです。

実際電車で行くことがなかったとしても、電車でもいける距離だということが大切なのです。

ゴルフ好きは、クルマも趣味の人も多いと思います。今はクルマでコースに通えても老後もゴルフを続けることを考えると、最寄りの駅からクラブバスが出ているコースを選んでおけば失敗はありません。

老後でなくても時には電車で行って、ゴルフ帰りに心おきなく飲んで帰れるのも楽しいです。

4.ゴルフ会員権のここは気をつけて!

ゴルフ会員権がここまで変わったこともあり、さらに現代に合わせて思うところは多々あります。これはあくまで個人の意見ですが、こうなったらいいなあということがあります。お付き合い程度に読んでください。

名義書き換え料金100万円もかかる!

ゴルフ場会員権自体が10万円に満たないのに、名義書き換え料が100万円というようなゴルフ場が存在します。こういうゴルフ場は本気でゴルファーを増やそうと思っているのか?

ゴルフ人口がこれだけ減っている中で、もう少しリノベーションして欲しいです。

大手予約サイトの平日料金が会員より安かったりする

大手予約サイトに(主に平日料金ですが)メンバーフィーより安い料金を出しているコースが多いことがあります。

何のためにメンバーになり、年会費を収めているのかわからなくなります。これでは会員が増えないのは当然です。ゴルフ場側もゴルファーも互いが気持ちよくプレーできる仕組みに大きくリノベーションされる日が早く訪れますように。

ゴルフ会員権がただの紙くずに

低価格になり手は届きやすくなったものの『ゴルフ会員権がただの紙クズになった』なんて話は今だにあります。

ゴルフ場の経営不振によりゴルフ場が閉鎖してしまったりするとなんの価値もなくなります。現在のゴルフ場の業界は活気付いているとは言いにくいところ。ビットコインのような不安定さがあるので吟味して購入しましょう。

まとめ

一般のサラリーマンがゴルフ会員権を購入するとなると、総額50万円ないし100万円以内というのがひとつの基準になると思います。地方では選択肢は多いと思いますが、関東圏、近畿圏では自宅からの距離やコースの評価に目をつぶらないといけなくなることもあると思いますが、ぜひ後悔のない会員権選びをしてください。