ロフトを立てるハンドファーストインパクトの基本とロフト解説

Hand first impact loft

ゴルフスイング

ハンドファーストインパクトといえばプロのスイングと言われてきましたが、最近は初心者でも取り入れている方が少なくありません。初心者でも理解できるスイングとなってきました。

ゴルフのハンドファーストインパクトとは、クラブのロフトを適切な角度から立てることで番手を変えずに飛距離を伸ばす方法の1つです。

ロフトを立てることによって番手が1から2番手ほど上げることになります。例えばハンドファーストインパクトを7番アイアンでするのであれば5番や6番アイアンで打つのと変わらないのではないかと疑問に思いますよね?それが違うのです。ロフトを立てることで、飛距離が伸び、弾道も強くなるんです。難しいスイングですが習得する価値は高いです。

今回は、ハンドファーストインパクトとはどのようなものか、ロフトを立てたハンドファーストインパクトの練習方法を含め解説していきます。

1.ハンドファーストインパクトとは

ハンドファーストインパクトとは、インパクトの時にグリップがボールよりも前に出ている状態のスイング。

Alex Noren

ハンドファーストインパクトにすることでインサイドアウトのインパクトになるほか、飛距離が伸びやすいため多くのプレイヤーが状況に応じてロフトを立てて使用してください。

2.ハンドファースト時のロフトは全然違う

9番アイアンでハンドファーストを練習した時、正しいハンドファーストを学んだんですが、ロフトがこんなに立つの?!と言うほど驚くほどの角度でした。

なのでなんとなく立てると言うよりは思いっきり立てるぐらいの感覚でいいと思います。

ロフトの角度は1クラブ分で4度から5度ほど、10度立てると2クラブ分ロフトの角度が上がる状態です。例えば7番アイアンで1クラブ分だと6番アイアン、2クラブ分だと5番アイアンに相当するロフトの角度になります。

角度を調節するには、まず自宅でアドレスしてみて角度を確認してみてください。

いきなり練習場で角度を上げてしまうと角度調節をうまくすることができずに6番アイアン相当で売っているつもりが5番アイアンやそれ以上になっているケースもあり飛び過ぎてしまう原因の1つです。角度を決める際は、アドレスして確認し練習場で同じ角度にできるように練習しておきましょう。

ロフトを立てたハンドファーストインパクトを実際にコースでするために早速練習をしていきましょう。

3.ハンドファーストインパクト2つのメリット

ロフトを立てたハンドファーストインパクトのメリットは様々ですが大きくは次項の2つです。

飛距離が伸びる

ロフトを立てることで低いボールを打つことができ飛距離が伸びやすいです。飛距離が欲しくないゴルフプレーヤーはいないですよね。インパクトを変えるだけでこれが実現できます。

同じスイング軌道とヘッドスピードで打つ際にロフトを立てた状態で打つことで同じクラブでも飛距離を出すことができます。飛距離を求める場合や各番手の飛距離を出すことができていない際にロフトを立てて打つことで飛距離が伸びやすいため、飛距離を出すことができない方にもおすすめです。

インパクトが安定する

ハンドファーストインパクトは手が前に出ることでボールのポイントを長い時間捉えることができインパクトが安定します。

ボールよりも前に手が出ることで、ボールを長い時間捉える時間を作ることが重要です。ボールよりも前にターフを取れていることで、ハンドファーストになるので、手をボールよりも前に出すことでインパクトが安定します。

4.ハンドファーストインパクト練習方法

ロフトを立てたハンドファーストインパクトをするにはいくつかの注意点やポイントがあります。打つ際には意識してもらいたいので、からラズ練習場で実践してみてロフトを立てたハンドファーストインパクトの参考にしてください。

ボールを体の正面に置く

特にドライバーを打つ際に取り入れてほしいことになりますが、ボールを低く打つにはボールを体の正面に置くことでボールを低く打ちやすいです。多くの方はドライバーを打つ際、ボールを正面よりも左足側に置くことが多いかと思います。左に置くことでクラブヘッドが上に上がっていくときにボールを捉えることができ、ボールを上げやすいです。しかしロフトを立てたハンドファーストインパクトはボールを低く打ち出したいため、ボールの位置を正面よりも左側に置いて打つドライバーの打ち方とは相性がよくありません。

またドライバーの場合、ドラコンで使用されるような角度がついているドライバーの状態に近くなります。角度がついた状態で飛ばすことができるため、飛ばし屋と呼ばれるような方はロフトを立てて打つことが多いです。ドラコンのドライバーの場合5度ほど、一般的なドライバーは10度前後と角度が5度ほど違うため、あまりにも角度を立ててしまうと打ちづらいので調整して練習してください。

打つ際は正面にボールを置きボールを捉えることでボールを低い弾道で打ちやすくなり飛距離が上がります。

普段よりも少しクラブを下ろすイメージで打つ

ロフトを立てたハンドファーストインパクトはダフることが多くロフトを立てたハンドファーストインパクトをいきなりするとうまく打つことが難しいです。ロフトが立った状態を初めて打つ際はうまく使いこなせていなく、クラブの入る角度がボールよりも手前になってしまうケースが多くなります。普段よりも少しだけ奥にクラブを下ろすイメージで打つことでハンドファーストインパクトをしやすいです。

できるなら天然芝で練習する

かなり条件が厳しくなってしまうのですが、ハンドファーストの練習は天然芝での練習が最も理想的です。なぜなら芝の影響を受けやすいインパクトだからです。

人工芝でダフらなくとも実際のラウンドの天然芝ではダフってしまうことが多く、練習ではうまくいったのにコースに出たら全然ダメとなってしまいます。

多くの練習場では人工芝が多いので人によってはそのような環境がないと思います。できればゴルフ場と併設されている天然芝の練習場なんかがあれば最適です。

まとめ

ロフトを立てたハンドファーストインパクトはボールを角度をつけて打つことでボールの飛距離を伸ばすことができ、ボールをうまく捉えることが可能です。ボールをきちんと捉えて打つことができますが、難易度は高くダフってしまうケースも多いため練習して身につけなければいけません。ロフトを立てたハンドファーストインパクトを練習して打つバリエーションを増やして上達してください。

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